『マダガスカル２』公開に日本人キャスト集結
玉木宏「再会うれしい」

　米ドリームワークスのフルCGアニメ『マダガスカル２』が14日（土）、全国302スクリーンで封切られた。

　メイン館の東京・新宿ピカデリーでは、日本語吹き替え版の声優を務めた玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子、岡田義徳、「おぎやはぎ」、「アンタッチャブル」がそろい舞台挨拶。アフレコは１人ずつ行ったため、主人公のライオン・アレックス役の玉木は「４年ぶりにパート２ができ、皆と再会できたことがうれしい」と相好を崩した。

　シマウマのマーティを担当した柳沢は、劇中に登場するシマウマ3000頭の声の演じ分けに挑戦したが、「４頭目と８頭目が同じだと指摘され、結局、すべて一緒の声になりました。チャレンジ精神が大事なんです」と告白。おぎやはぎの小木博明にいたっては、「僕がやったキングジュリアンは出来がよく、米国での評判も高い。100％の力を出したので、今後はスピンオフで独立してやっていきたい」と豪語したが、観客の支持を得られずぶ然とした表情だった。

　配給のパラマウント関係者によれば、全国的な雨模様が影響し出足は予想を下回る見込み。だが、春休みに向けての動員が期待できることからパート１の興行収入22億5000万円を第１目標に、ドリームワークス・アニメの日本での最高記録『シュレック』（25億円）を目指すという。