福島県内ニュース

いわきの医療を考えよう/市民の会発足

2009年03月16日 15時03分配信

常磐病院の民間移譲などいわき市が「病院改革プラン案(仮称)」の策定を進めるなどしている中で15日、市民の目線で市の医療が抱える問題について議論しようと、「何とかしよういわきの医療・市民の会」が発足した。

歯科医の佐藤守昭さん(平)らが中心となって取り組んでいく。

平のいわき第一ビルで行われた発足式では、発起人を代表して佐藤さんが「市民の声を病院改革に反映できるように、市立病院の在り方などについて考えていこう」とあいさつした。

今後は、安心して暮らせる医療体制の実現を目指し市民フォーラムを開くなどの活動を行う。

具体的には4月29日午後2時から、「市立病院が本当にヤバい!」をテーマにしたシンポジウムを、内郷高坂町の市総合保健福祉センターで開く。

地域医療問題に詳しい埼玉県済生会栗橋病院の本田宏副院長が「医療崩壊はこうすれば防げる」と題して講演する。

入場無料。

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