待機児童解消を強化へ 仙台市、担当部署を格上げ

 仙台市は4日、新年度の組織改編の概要を固めた。認可保育所の入所待機児童解消に向け、担当部署を課に格上げする。全体では部が1増、課が5減で小幅となった。

 水道局給水部は、市民への給水を担当する「給水部」と、取水した水を浄水する「浄水部」に分割。災害時のより迅速な対応などを目指す。

 子供未来局で待機児童対策を担当する「保育課整備推進室」(係相当)は「保育環境整備課」に格上げし、職員を数人増やす。

 中小企業支援と雇用対策を迅速に行うため、経済局の「地域産業支援課企業・雇用支援係」を分割。「企業支援係」と「雇用対策室」とする。

 教育局学校教育部に「確かな学力育成室」(課相当)を新設、子どもの学力向上の関連施策を推進する。

 2015年度の地下鉄東西線開業を控え、地下鉄、バス事業の一体的な経営を図るため、交通局の「企画経理課営業推進係」「バス事業経営企画課」「高速電車部営業課企画係」を統合。「経営企画課」を新設し「企画経理課」を「財務課」と名称変更する。
2009年03月05日木曜日

宮城

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