岡山放送局

2009年3月16日 18時35分更新

福祉相撲号の贈呈式

NHK福祉大相撲の収益で、笠岡市の福祉団体に自動車が贈られることになり、16日、贈呈式が行われました。

16日は、笠岡市の社会福祉法人「かぶと会」のデイサービスセンターに関係者やお年寄りなどが集まり、贈呈式が行われました。

NHK岡山放送局の佐藤副局長が、「デイサービスや地域の巡回などに活用して下さい」とあいさつしたあと、「かぶと会」の理事長らに自動車の目録などが贈られました。

贈られた「福祉相撲号」は車の後ろの部分にリフトが取り付けられていて、車いすに座ったまま乗り降りできるようになっています。

NHK福祉大相撲は福祉などの支援に役立てようとNHK厚生文化事業団が行っているもので、ことしは収益などから全国11の福祉団体に自動車が贈られました。

自動車を贈られた「かぶと会」の阿曽沼由加里理事長は「車を頂き大変ありがたいです。デイサービスのお年寄りだけでなく地域のお年寄りの足となるよう利用方法を考えていきたいです」と話していました。