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がん遺伝子研究の第一人者・花房秀三郎氏が死去

3月16日11時17分配信 読売新聞


 がん遺伝子研究の第一人者で、文化勲章を受章した米ロックフェラー大名誉教授の花房秀三郎(はなふさ・ひでさぶろう)氏が15日午後、肝不全のため、大阪大病院(大阪府吹田市)で死去した。79歳。

 自宅は兵庫県芦屋市松浜町14の34の423。通夜、告別式は故人の遺志により近親者で行う。喪主は妻、恵美子さん。

 同県西宮市出身。大阪大理学部化学科を卒業後、ウイルス学の基礎を習得し、1961年に渡米。73年にロックフェラー大教授に就任。ニワトリにがんを起こす「ラウス肉腫ウイルス」を使った研究で、正常な細胞の中にがん遺伝子の原形が存在し、それをウイルスが取り込み、がん遺伝子に作りかえることを実証した。82年、米医学界で最も権威のあるラスカー賞を日本人初受賞。95年に文化勲章。

最終更新:3月16日12時26分

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