2009.3.15
ソマリア沖派遣の海自隊員の無事帰還を願う
[ 政治 ]
アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上警備行動の発令を受けて現地で活動を開始する海上自衛隊の護衛艦による警護を希望する船舶は、約2600隻に上ることがわかった。
隊列を組んだ船舶の前後を、海上自衛隊の護衛艦2隻が警備にあたる「船団護衛」では、1回あたり何隻まで隊列に加えることができるか現時点ではまだ不明で、武器使用の問題だけでなく、どれだけの数の船舶を守りきれるのか不安を抱えたままの出発となる。
護衛艦をソマリア沖に派遣することが決まった今年1月以降、国土交通省海事局に新設された「海賊対策連絡調整室」が、国内の船舶運航事業者や船舶管理会社との調整にあたり、護衛を希望する船舶の登録を求めた結果、2595隻もの登録があった。
今回の護衛艦による警護の対象となるのは、〈1〉日本籍船〈2〉日本の事業者が運航する船〈3〉日本人が乗船している外国船――の「日本関係船」で、登録のあった隻数のうち、日本関係船は2200隻に上る。
調整室では、護衛艦が、海賊の警戒にあたるソマリア沖のアデン湾を航行する日程と、警護対象の船舶との待ち合わせ地点の連絡を防衛省から受けたうえで、改めて警護を申請してもらうとしている。
今回、警護を希望した船舶は、アデン湾を航行する日本関係船の年間隻数にほぼ匹敵する。単純計算では1日あたり5隻以上が航行することになり、約900キロにも及ぶ海域を警護しながら航行するには、1回あたり2日間かかる見込み。
警護する隻数は検討中だが、1回に10隻を護衛した場合、往復5日間で計20隻を警護し、4か月間とされる活動期間中に護衛できる商船は約480隻にとどまる。
調整室の担当者は「ここまで登録が殺到するとは思わなかった。船舶会社にとって深刻な問題だと改めて思い知らされた」と語り、海自幹部は「大きさも速度も異なる商船団を護衛するのは大変なオペレーション。細部の調整が必要だ」と話している。
(2009年3月14日14時36分 読売新聞)
(引用終了)
ソマリア沖の海賊対策のため、海上自衛隊の呉基地から護衛艦「さざなみ」(4650トン)と「さみだれ」(4550トン)が14日午後2時すぎ出港したとのことで、岸壁には派遣される海自隊員の家族などが見送りに訪れており、その写真が産経新聞のサイトに何枚か掲載されていた。このような写真を見る度に、日本国民を代表して危険な任務に赴く隊員に敬意と感謝をしなければならないと思うし、涙を流してしばしの別れを惜しむ家族の皆様の姿を見ると、こちらまで目が潤んでくる。
今回の派遣は自衛隊法に基づく海上警備行動が発令されたことからであり、4月上旬からからソマリア沖において、日本関連船舶の警護任務が開始されるとのことだが、政府は新法「海賊対処法案」の早期成立を目指しており、成立後は活動根拠を海上警備行動から新法に切り替える方針とのことである。だが、民主党の態度ははっきりせず、成立のめどは立っていなことからして、海上警備行動での警護対象は日本関連の船舶に限られ、武器使用にあっても警察官職務執行法が準用されるために任務遂行に支障が生じることになるであろう。
日本関連の船舶が海賊の被害にあっており、わが国は海運によって繁栄している国であるからして、そのためには船舶の航行の安全が阻害されるようなことがあってはならない訳で、にも関わらず、今回も9条の会であろうか、ゴムボートを出して護衛艦の出港を妨害しようとしたが、強風で転覆したようであり、まだ海水温は低いだろうが、この9条の会の連中は一足早い海水浴を楽しんだようだ。
海自派遣に抗議するのは自由だが、そうであれば海上警備行動を発令した政府に抗議すべきあり、護衛艦の周囲で抗議行動を起こしても迷惑なだけであり、それすら分かっていないとなれば、やはり9条の会の連中はおかしな信仰宗教の染まっているように、自分で何をやっているかも分からないのであろう。
読売新聞によると、ソマリア沖の海賊対策のために派遣された海自の護衛艦によう警護を希望する船舶は約2600隻に上るとのことであり、これは今年1月以降、国土交通省海事局に新設された「海賊対策連絡調整室」が、国内の船舶運航事業者や船舶管理会社との調整にあたり、警護を希望する船舶の登録を求めた結果とのことで、そのうち警護の対象となる日本関係船は2200隻に上るそうである。
そうなると、日本関係船ではない残りの400隻はどこの国の船なのか知りたいものだが、これは警護を海自の護衛艦にお願いしたいとする国がある訳であり、この事は日本への信頼と、今日まで海自の護衛艦などが世界各地の港に寄港した際に見せた隊員の真摯な行動を称賛している証左であり、だから警護を希望するならば海自にとなったのではなかろうか。
だが海上警備行動での警護対象は日本関連の船舶に限られていることからして、新法成立までは、その希望を叶えることは出来ない訳で、海賊に怯えている国の船舶を護衛することは出来ないことは日本の恥であり、国際社会で名誉ある地位を占めたいのであれば、困っている国などがあれば助けてあげるべきある。
海自の護衛艦に警護を希望する船舶は約2600隻に上るとことは、今まで他国の海軍に守られていたことになる訳であり、それでも海自派遣に反対している連中は、日本関連の船舶の警護も外国に任せておけば良いと言っているも同然であり、海洋国家である日本は海運がしっかり守られていてこそ豊かな暮らしが出来るのであって、だから海賊に怯えながらも命がけで船舶を運航し、様々物資を運んでいる人々を守ることも日本としては当然ではなかろうか。
海自が派遣されれば海賊と戦闘になると言った理由で反対している方もいるようだが、日本関連の船舶が海賊の被害にあっているにも関わらず、海賊との戦闘を恐れていては海運を守ることなどできる筈はない。それより新法「海賊対処法案」を成立させることであり、海運が途絶えて日本が滅ぶことになっても良いと考えている連中でなければ賛成するしかないであろう。
もし海自の護衛艦が海賊を撃滅したとしても良識ある国民は称賛することはあっても決して非難することないだろし、麻生総理が支持率を気にしないのと同じで、国民は淡々と任務をこなしているだけだとして気にもしない。それよりソマリア沖に派遣された海自隊員が立派に任務を遂行され、全員無事に帰還されることを願うものである。
(2009/03/16)
写真:ソマリア派遣の海自隊員と見送りに来た家族(産経新聞)
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Title: 海自・ソマリアへ!麻生の正論社民の暴論
Excerpt: 3月14日、ついに海上自衛隊の護衛艦がソマリアに向けて出港しました。 それに対して麻生首相は正論を述べ、社民党福島氏はわけのわからぬことをわめいていたようです。 まずは産
Weblog: ネトウヨのブログ
Tracked: 2009.3.15 14:49:35
Excerpt: 3月14日、ついに海上自衛隊の護衛艦がソマリアに向けて出港しました。 それに対して麻生首相は正論を述べ、社民党福島氏はわけのわからぬことをわめいていたようです。 まずは産
Weblog: ネトウヨのブログ
Tracked: 2009.3.15 14:49:35
同感です。150名の反対者は、教育放棄教育者と労働者保護放棄労働組合員が主体でしょうね。自衛隊の無事な帰国をお祈りしています。
暴露するようなモノであり、マトモな
神経を持った国民は相手にしない事でしょう。
海賊退治を妨害するとはトンでも無い事です( ゚д゚)、ペッ
こういう奴らは社会制裁を加えなければ行けません。
国民の敵と言うことですから(ー_ーメ)
コメントありがとうございます。海賊退治がなぜダメなのか理解出来ませんが、それでも海自の派遣に反対とは、ならばどうしたら良いのかと聞きたいものです。今は派遣隊員の無事をただただ祈るだけであり、大きな成果を上げて全員帰国して欲しいものです。
自衛隊が動くと必ず涌いてくるのが9条の会の連中ですが、護衛艦の出航を妨害するのではなく、海賊の前の立ちはだかって妨害すべきで、そうなれば海自は出ることはないのですからね。参加人数も減っているでしょうが、一旦信じてしまう抜けられない新興宗教のようなものです。かわいそうな連中ですね。
彼らは国家とか体制の側は全て悪、反国家・反体制の側は全て善と決め付けているかと思いきや、独裁国家の中共や北朝鮮といった国に関しては完全に体制側に立ち、独裁者や独裁政権による過酷な人権弾圧を一切非難しようとはしません。
日頃「人権」をやたらに口にする連中は一体何なのでしょうか?
彼らは狂っているとしか言いようがありません。
マルクス・レーニン主義だか、共産主義だか社会主義思想だか知りませんが、ともかくそうしたもので狂ってしまっているのです。
ちなみに民主党の大半はいまだに社会主義思想を信奉する狂信的左翼。それに日教組や部落解放同盟、労働組合、在日&北朝鮮系、マルチ系、政治とカネ系・・・そんな連中ばかり。輿石東は日教組のドンで、違法資金で国会議員に。次期内閣外相の鉢呂吉雄は過激な活動で知られる北海道教組の出身(旧社会党)。
民主党が政権を取れば国の安全が脅かされるだけでなく、教育も完全に破壊され、日本は壊滅!