チェキ空ブログ2

_東方を応援するブログ

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幻想郷はファンの数ほど在るのよね



 そろそろ、とらドラ10巻の季節ですね。
 ケロロ劇場版4も、例大祭4も、そろそろですよ。
 もうそろそろです。

 <東方についての雑感>

 東方キャラの「性格」というのも難しい所なのかなと。
 レミリアの憎めない幼児性とか賛否両論だけど、紅魔郷の頃から既に語られてたと今でも思う。
 戦闘前のやり取りがカッコ良すぎるのは同意。

 「三妖精可愛いです」「文の調子の良さが好きです」「異変時は鋭いのに普段は抜けてる霊夢可愛いです」「紫登場で感無量です」とか巻末に描いてる比良坂さんが、まあ普通じゃないんでしょう。
 三月精は、本当に「神主の捉えてる東方キャラ」の人格を再現する事に精を出してる印象があります。
 緋想天や地霊殿あたりの霊夢や魔理沙は、なんか見てて三月精を思い出す。


  魔理沙「……間欠泉って近寄って危なくないのか?」

  霊夢 「神社にお客を呼べるチャンスなんだから、お客が多少危険でも良いのよ。
      温泉が湧けば里の人間だって参拝に来るに違いない」

  魔理沙「温泉目当てだけどな」


 このやり取りが、なんか三月精を思い出すなぁと。
 霊夢は「普段から何も考えていない」という設定で、魔理沙は意外と頭が回って霊夢よりは常識にとらわれている。
 少なくとも東方をやってて自分はそういうキャラとして認識しているし、それが可愛いと思う。
 基本、そういうイメージは最初から一貫してると思う。某月の漫画を除くけど。
 元からこういう連中だった気もするけどね。

 紫の便利キャラ化は最近の流れな気もするけどね。

 一方で「神主東方キャラ」しか認めないつもりはない。
 「原作とは別人・別世界」と脳内補完して楽しんでみたりする。
 ニコニコとか(マナーを守ってくれれば)それなりに容認派だけど、あそこはあそこなりに楽しんでるよねっていう。
 褌こーりんとか、ゆっくりとか、そういうのも様々な幻想郷の一つ。
 黒輝夜や無感情霊夢などの違和感があるキャラも、褌やゆっくりと同レベルの存在として受け入れてます。
 どっちも上海アリス幻樂団には居ない存在かなと思うんですが、そういう解釈もありよねと。

 まあ好きにやればいいさね。
 無理して他人を否定しないで、「相容れない幻想郷」には触らないのがこの作品を楽しむコツなのかな。
 とりあえず星蓮船の霊夢と魔理沙は、実に見ていて清々しそうです。
 こいつは縁起がええや。


 でも秋☆枝さんも頑張ってると思うよ。
 よく観ると弾幕戦も、言われるほど酷くはない。始めてなりに頑張ってると思う。
 だけども色々と口をつぐまざるを得ない「大人の事情」があるのでしょうよ。

 全くの無関係な私だから邪推しますが、
 仮に神主の指示であれば、「東方厨」を敵に回したくないから下手な事を言えない。
 仮に一迅社の指示であれば、「仕事」の都合からあまり言えない。

 わざわざ先月号で「不遜な表情を浮かべる紫」とか表紙を描かせたのは、一迅社の要求かなと推理してます。
 土下座展開がネットで騒がれたからこそ、紫を表紙にした。
 神主はわざわざ「表紙にしろ」指示を出さないでしょうよ。
 そういうのに興味なさそうな人だし、コンプエでは一度も表紙になった事なんてない。

 そもそも三誌連載の話を持ちかけてきたのは一迅社らしい。
 神主が長編構成能力の力量不足だったのもあるのだろうけど、一番悪いのは一迅社かなと感じてます。
 事情はわかるのですけど……まあ何度も言うまい。

 秋枝さん応援として「純真ミラクル100%」のレビューでもやろうかなと考えてます。
 あの人なんだかんだで好きですよ。紅魔館キャラとかお気に入り度が増しましたから。

 <拍手>

鬼ごっこは駄目でゴザルか!>REX
確かに話の軸が何処に有るか分からない展開ですけど。

 アレは展開やメインキャラがどこにあるのか……。
 とりあえず頼子ちゃんが、巨乳になったてゐちゃんに見えるのは東方脳。


東方は間違いなく売れるジャンルなので、出来れば取り扱いたい。
ただ熱狂的なファンの幾度も暴走(中傷メールから秋枝さんの所へのストーカー紛いの押しかけ脅迫まで)。
神主の縛りが凄く強く、秋枝さんや編集側からすると「もう少し漫画を勉強してくれ」と言いたくなる事がしばしば。
(神主のほうが編集者よりも力が強い)といった感じで容易く触ると火傷をする、扱いが難しいジャンルなのでうちの編集部では扱うことを諦めたなんてことがあったり。
一迅の人曰く、東方厨が余りにウザイので、東方自体が嫌いになっちゃった人もいるとか。
うちの編集部も東方嫌いな人多いです。
秋枝さんがダウンされると、他の仕事にも差し支えが出るから。
まぁ神主は大丈夫でしょう。
漫画でやれることをやってみたいだけで、別に商業的に成功したいわけではない人のようですから、折り合いがつかなくなったらさっさと撤退するつもりみたいですし。
だから編集部も強く出れない特殊なジャンルです。(本当はアニメ化とかゲーム化とか色々とやりたいらしいよ)

by ある別社の編集の人のこぼれ話
 うーむ。
 信憑性のありそうな話ですね。
 少なくとも漫画の内容とかを見ていて、そういう雰囲気は感じます。

 本当は東方が業界最大手クラスになってる現状が問題なのかもしれませんけどね。
 難儀な作品ですよ。本当。
 神主の姿勢も問題があるのは事実でしょうね。
 小説やゲームは好きでも、漫画は好きなのか?と疑問に思う事はあります。


09年03月05日(木)  その他雑感  /  コメント(12) / TrackBack()


SUKIMA

09年03月05日 − そいる 


東方のキャラをフィグマで出してくれ・・・

幻想郷の多様性

09年03月06日 − さのすけ 


お初にお目に掛かります。

そらさんの言う通り、様々な人が考える色々な幻想郷をかいつまんで
楽しんでいけるのが東方の魅力だと僕は思っています。
ただ、ここが東方というジャンルの特異な所でして、その創作のしやすさゆえに人によっては
原作よりもファンの考えた二次設定が優先されることがあるんですよね。
そのために原作者と界隈(大多数のファン)の想像する幻想郷観に齟齬が生じてくる、と。
原作とファンの間にここまで大きなキャラや世界観の認識の差があるジャンルは
本当に珍しいと思いますし、
そのためにファンの方も多次元的に存在する世界観を楽しむのに
慣れていないような気がします。
儚スレを見てると他のジャンルと同じように一次元的なこうでなければならないという
強迫観念(あえてこう表現しますが…)のもとに慌てふためいている感じがしますね。

東方はお酒を飲みながらまったりと楽しむのが一番ですよ。ハイ。


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はっはっは

09年03月06日 − わんこ嬢 


神主を懐柔したいなら酒を山ほど持って行くが良い

と、冗談めいた事を書くのは私には関係の無い話だから

上の人の話が本当なら滅茶苦茶切羽詰ってるんですねぇ……てか、編集部も強く出れないって……何様よ?w

自社オリジナルでもあるまいし、持ちかけて云々したのは神主でも無いわけで?
神主の作品の名前を借りたなら作者尊重しろと言いたいですな
……まあ、折り合いがつかなくなったら(漫画ではどの程度出来るかの実験が終ったら、かな?)神主は撤退するんでしょう、その人の言ってる通りにw

狂信者なんて何処にでもいますよ…いまは厨だのオタクだの新参だの古参だのって押さえつけられてるだけでね。

いえ、大好きですけどね二次創作
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秋枝さんも本当は……

09年03月06日 − LUPUS 


>  魔理沙「……間欠泉って近寄って危なくないのか?」
>  霊夢 「神社にお客を呼べるチャンスなんだから、
>      お客が多少危険でも良いのよ。
>     温泉が湧けば里の人間だって参拝に来るに違いない」
>  魔理沙「温泉目当てだけどな」

> このやり取りが、なんか三月精を思い出すなぁと。

秋枝さんも、本当はコレが描きたいはずなんです。
というのも、実はですね、「とらのあな」で例大祭目録を買うと、秋枝さんの漫画冊子「あなからいっぱい」がオマケでついて来るんですが内容がまんま上記のそれなんです。
地霊殿のメンバーが例大祭に行くという話で、行ってみると霊夢と魔理沙が温泉に入って酒呑んでるというオチ。
でもって霊夢のセリフが「今年はあんたらが出した間欠泉で湯治場を作ってちょっと変わった祭りにしてみたのよ 湯治祭り」「凝った嗜好の祭りが出来て、きっと信仰心もうなぎ昇りね」という。
しかも露天風呂のふちに腰掛けている霊夢の絵が妙に色っぽいんです(特に肩甲骨のあたりが)

いやあ秋枝さん、それ儚月抄でやってくれないかな、と思わず口に出してしまいましたよ。
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博麗神主

09年03月06日 − 光河 


拍手コメント見て、神主は東方を愛してるんだなぁ、と。
自分の「東方」を大事にするが故に、自分が関わるならその「東方」は崩させないよ、と。
それが三月精や香霖堂では良い方に、儚月抄では悪い方に向いたのかな。
二次に寛容なのも、「それは二次だから私のとは別物だよん」の表れなのかも。

良い意味でも悪い意味でも、「やりたいことをやる同人」のスタイルを崩さないんだなぁ。
そこに突貫していった一迅社、これからどうなるやら。
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比良坂さんは

09年03月06日 − 斜め上 


ほんとに稀有な存在なんだと思う。
神主のキャライメージにちゃんと理解を示してそこに萌えて燃えられる人。
これは神主にちゃんと食い下がっている部分もあるんじゃないかな。
ブログでの具体的な話は身長比だけども、そういう話をちゃんと出来る間柄だということで。
別に身長比以外具体的な情報言ってもらってなくても、話を重ねるって行動が相手への理解が深まる行動ですからね。
言葉の端々でイントネーションや表情声色挙動、意図しなくても何かは滲み出て何かは交換されてる。
そういう部分も受け取っているからこそ、三月精のキャラはゲストキャラ含めてゲーム本編と違和感を感じないのかもしれないですね。
霊夢の頭が春で喜怒哀楽あって飽き症でわりと傍若無人なのも、魔理沙が常識的な頭の持ち主だけどひねくれ者で、何かにつけて霊夢の邪魔やイタズラしたがるのも、レミが戦う姿は種族のカリスマに溢れてても性格は幼児性豊かなのも、文が抜け目なく調子よく新聞ネタのため仕込みするヤツなのも、紫が幻想郷の仕組みを全く考えない相手に溜め息つきつつお仕置きしたり後始末するのも、ホントゲーム本編のキャラたちそのまま。
ホントにね、もらったプロットをもとにキャラたちを「どう漫画的に描けば一番イメージと合うか」に心を配っているなと感じますよ。
多分プロットのキャラたちのセリフと地の文で、漫画的に合うように地の文をキャラに言わせたり絵で説明出来るところは吹き出し以外の動きやら絵で描いたりもして、様々に試行錯誤るんでしょう。
それらしきこともブログに描かれてましたから。

何か一つでも拘ることで原作者とよく話す場を設け、イメージと設定を掴み、それをちゃんと「漫画に変換して」無理なく表現する。
「漫画版」儚月抄に足らなかった一つはここだなぁと感じます。

表紙は一迅側の指定でしょうね。
そもそも雑誌表紙は基本的に出版社側が指定するものだし(出版物の顔ですから)、特にREXはプレゼントテレカ(や付録)になりますから。
まあ土下座で次が気になるファンに対して買わせる手法としては、あながち間違ってないと思います。
付録で袋とじの書店もあるだろうし、中身がフェムトの蘊蓄だけで話が進んでいない回。
見える表紙の部分で紫を単独で不遜気な顔で描いてあれば、ネタバレ回避の読者には表紙だけが判断基準になるし、ネタバレ読者にしても内容との差違に次号(つまり今月号)への憶測も勝手に生まれますしね。
ただそんなところでムダに考えが回るなら、作品編集に回して欲しかったですが。
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霊夢は感情豊かかなあ?

09年03月06日 − LUPUS 


>斜め上さん

>霊夢の頭が春で喜怒哀楽あって飽き症でわりと傍若無人なのも、
>魔理沙が常識的な頭の持ち主だけどひねくれ者で、
>何かにつけて霊夢の邪魔やイタズラしたがるのも、

このレスは斜め上さんに対するものというよりかは、儚月抄のキャラ描写に違和感を感じる人へのレスなんですが、私はそこまで儚月抄の霊夢や魔理沙に違和感を感じてないのです。
霊夢ってそこまで喜怒哀楽のあるキャラですかね? ゲーム中でも怒りと楽しみは頻繁に出てきますが、喜びと哀しみはほとんどない気がします。私にはZUNさんが「相当感情の欠落があるキャラ」として作りたがっていた節があると思うのですよ。少なくとも、両親の愛情を知らずに育ったために愛情の欠落があるという見方はできると思うのです。

永夜抄キャラ設定の「逆にいうと、誰に対しても仲間として見ない。周りに沢山人間や妖怪が居たり、一緒に行動を行っても、常に自分一人である。実は冷たい人間なのかも知れない。」という文章からも窺えますが、霊夢は不憫な子といえませんか? もちろん、愛情が欠落し空っぽであるが故に神の手=STGプレイヤーの依代となる巫女としてはうってつけともいえますが…… 女性である秋枝さんも霊夢のそうした部分を無意識のうちにか描いてしまっているんじゃないかな。だから儚月抄の無表情で暗い霊夢は私にはアリです。霊夢は「暢気」ではあっても「陽気」なキャラではありませんから(永夜抄は特に)。

魔理沙も一筋縄じゃいかないキャラです。特に、紅魔郷のキャラ設定では「魔理沙は、性格がひねくれてますが、ほんとの所も性格悪いです。」と書かれているのに風神録のキャラ設定では「ひねくれて見えるが、内実は誰よりも真っ直ぐ。」に変更されている点がややこしい。いつZUNさんの中で魔理沙像が変わったのかはわかりませんが。ただ「ひねくれた性格」を巡る一連の記述は、魔理沙の家庭環境に起因する、つまり親から勘当されたということに関連するのだろうと思いますし、儚月抄の魔理沙が浮ついたように見えたり不必要に笑ってみせたりしているように見えるのは、あれもアリだと思うのですよ。魔理沙の「陽気」はかなりの部分「作られた陽気」だという見方もできるはずですし、心の底では愛情に飢えているキャラだという見方もできるはずです。紅魔館の図書館に入り浸ったり、妖々夢EDで帰れと言われてもいつまでも白玉楼から帰らなかったり。(もっとも泥棒癖は、思春期の少女が生理前に万引きしたくなるという話かもしれません)
 魔理沙が愛情に飢えているとすれば、霊夢は愛情に飢えてすらいないとも見えるわけですよ。霊夢は「実際は人間にも妖怪にもさほど興味はない。」(風神録キャラ設定)ですから。こういう読みをすると、霊夢の「暢気」という形容がものすごく毒のある表現にも見えてしまうわけです。

そもそも東方の登場人物というのは、ことさら「姉妹関係」や「師弟関係」、「主従関係」が強調される一方で、「親子関係」が見事に消去されているわけです。おそらくZUNさん自身に親子関係を描写したくない何かがあるんでしょう。ただそうなってくると、早苗さんの両親は外の世界で心配して捜索願を出しているんじゃないか、とか阿求の両親は阿求に愛情を注げているのか、求聞史紀のところどころに出る阿求の人格は家庭環境に起因するんじゃないか、とか妹紅は悲惨そのもののキャラですし咲夜にいたっては本名捨ててますから、東方に出てくる人間たちはことごとく不憫(に違いない)、という見方もできるわけで、儚月抄の霊夢と魔理沙の描かれ方がそこまで不自然だとは思わないわけです。(もちろん何が公式だとか正しい解釈というわけでなく、読者によって見方が変わるということです)

もっとも、儚月抄の八雲藍には違和感を感じましたけどね。豊姫が紫に扇子を突き出したとき、藍は体を張って割って入らなきゃダメだろとは思いますが。なにボーっと見てるんだと。
表紙の紫の絵? そりゃ一迅社の指示でしょう。ただあの程度の小細工はスルーしても良いと思いますけどね。
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>LUPUSさん

09年03月06日 − 管理人:神尾そら 


 ちょっと精神的に追い詰められてます。
 秋枝さんも秋枝さんなりに神主の要求を絵にしようと頑張っていらっしゃるのかな、と思い直しまして……。

 ただし、ここだけは反論させていただきたいかなと。

>喜びと哀しみはほとんどない気がします。
 これはちゃんと存在すると「感情豊かな霊夢」を支持する私としては反論させていただきたい。

 「喜び」
 ゲーム中では見られないけど三月精では3巻のミズナラの木のエピソードで、喜んでる節がありました。
 儚月抄でも、魔理沙・咲夜・妖夢のおかげで住吉さんに行き当たった時は楽しいというか嬉しいように見えました。

 「悲しい」
 これは緋想天の紫エンドかな。
 再建されかけた神社を紫に破壊され、かなり落ち込んでました。
 そりゃ霊夢にとって神社とは幻想郷の境界という以前に自分の家ですからショックでしょう。

 「楽しい」と「怒り」ばかりが映るのは、異変解決時の彼女が描写される事が多いからかなと。
 儚月抄の暗い表情は、むしろ依姫との戦闘に乗り気じゃないのを表現してた気がします。
 初期は可愛かったですし、秋枝さんは頑張ってらっしゃると思うのです。


 「親」については全ての作品において神聖化する題材でもないかなと。
 半端に「家族」というテーマに手を出して放置するような作品は好きではありませんよ。
 でも神主さんは「全く手を出さない」から許されるのかなと。

 私は東方キャラは「不憫だったり重い過去があっても、未来を見据えて生きていく」という姿勢が好きですから。
 まあこの辺は各々のキャラ解釈なのでしょうね。
 咲夜とレミリア、幽々子と妖夢、神奈子&諏訪子と早苗、さとりとお燐&おくう、と主従関係を超えて疑似母娘のような関係のキャラは多いと思います。
 儚月抄の咲夜とレミリアは、実際に種族や年齢差を超えて疑似母娘に見えて癒されます。
 そういう解釈もありかなと。

 各々の東方キャラ観は色々とありますね。
 とりあえずバトル展開が失敗だったとは今でも思います。
 とっととぶちのめされて、綿月姉妹の元で観光+紫&幽々子の野望という構図でも良かった気がするんですよね。
 この辺に関してはおいおいと。


 後、藍に関してですが今日になって「実は儚月抄にとっての最大の問題児」なんじゃないかなと。
 今までの扱いから見ても、藍って神主にとってあまり重要でなさそうな気がするんですよね。
 少なくとも紫・藍・橙といった「八雲一家」ネタは、神主東方にはなんかなさそうですし。
 他のキャラは概ねキャラ設定txtや各エンディング、三月精に近い性格付けなのですが、藍の扱いはやっつけ臭いと思うんですよ。
 この辺おいおいと考えていきたいかなと。

 でも二次の八雲一家はアレはアレで割りきって楽しんでます。

藍に救いはあるのか

09年03月06日 − LUPUS 


>ちょっと精神的に追い詰められてます。

あまり無理なさらず。といいますか、そらさんの更新頻度があまりにも早いので心配していたり。とにかく星蓮船・REX4月号・キャラメルなどが出尽くした頃には状況も変わっていると思いますから。

>各々の東方キャラ観は色々とありますね。

そうです。ZUNさん自体一貫してませんし。
霊夢については……霊夢が自分の成長に喜びを感じたり、妹紅の境遇を哀れむことが出来るキャラなら議論の余地はないんですけどね。私も霊夢が不憫一辺倒のキャラだとは思いませんが、かすかにそう感じるときがあるのです。とにかく、霊夢の良さは視聴者に媚びないところにあると思っているので(あと黒髪)、儚月抄下巻(予定)の霊夢は私はアレでOKです。
一方で、三月精はなんとなく幼年漫画風に寄ってるかなと。あの霊夢は「猫に止めを刺せば良かったなぁ。死体の臭いにつられて出てきたかも知れない」とか言いそうにありませんもの。(三月精のムードは好きですよ)

>少なくとも紫・藍・橙といった「八雲一家」ネタは、神主東方にはなんかなさそうですし。

これは強く感じますね。永夜抄EDでは三人仲良く登場して橙が「お酒に浮かんだ、まあるい月を見てると目が回ります〜」なんて言ってるんですよ。ところがいつのまにか藍と橙の扱いがおかしくなって……地霊殿の紫のセリフだと、橙はかなり疎遠になってる感がありますね。そして儚月抄の藍には怖さも頼もしさもない、同じ情けないキャラでも妖夢のような可愛さがない、よくわからないキャラになってると思います。といいますかキャラの描写で私が強く違和感を覚えるのは藍とレイセン2号だけかもしれません。(豊姫が様々な面を見せるのは私にはありかな)
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>コメントレス

09年03月06日 − 管理人:神尾そら 


>そいるさん
 ビリー兄貴とか出てるこんな世の中じゃ(ry
 魔理沙フィギュアはどんな感じになるんですかね。
 コトブキヤはグレンラガンのプラモで評価高いです。高い奴より安い奴のが好きですけど。


>さのすけさん
 初めまして。
 神主が「ファンの幻想郷観」を潰そうとしていない方ですからね。
 神主幻想郷と二次幻想郷は別の存在。でも別モノとして楽しむべきかなと。

>光河さん
 神主はああいう方ですからね。批判の流し方もわかりますから。
 ただ秋☆枝さんの事情を考えると、やはり彼女の存在を無視して神主を持ち上げる事はちょっと出来なくなったかなと。
 キャライメージじゃなくて得意分野、苦手分野ですね。
 あの方も神主イメージを伝えようと頑張ってるのでしょうが、バトル展開に関しては「神主がゲーム作れば良かったじゃん」と今でも思いますから。
 向き不向きがありますから、その辺りをちゃんと伝えあったのかわかりづらいんですよね。
 ともかく今は「儚月抄に関しては、秋枝さんに同情している」という立場です。
 原作ゲームは好きですよ。

>斜め上さん
 案外、三月精と儚月抄の違いは「神主との意思疎通」の違いなのかなと。
 三月精で面白いのが、大妖精と小悪魔の使い方なんですよね。
 恐らく神主にとってはどうでも良いキャラなのでしょうが、使いたいならそれもいいかもね的な扱いだと思うんですよね。
 ソースはないですけど、流石に神主の指示はもらってるでしょう。酒の席でしょうが。
 なんとなく比良坂さんと角川編集が食い下がって大妖精と小悪魔を出す許可をもらったイメージがあります。

 一方、一迅社はなんか変にビクついてる印象があるんですよね。
 うまく説明出来ないんですけど東方を逃がしたくないから意見も言わないし、ストーリーを練り込もうともしていない。
 うどんげっしょーでも慎重なのは認めますが、あまりに慎重過ぎる。
 そういう差なのかもしれません。
 秋枝さんも比良坂さんと同じく努力しようとしてると信じてますけどね。

>LUPUSさん
 お気遣いありがとうございます。
 まあなんだかんだで半年もすれば新参の人を中心に認知される気もしますから。
 どうも綺麗に終われそうですしね。

 とりあえず霊夢と魔理沙は成長しなくてもいいかなと思ってます。
 私のイメージですがあの二人の役回りは、狂言回しな気がするんですよね。
 あくまで「作品ごとのストーリーの中心」は、敵側な気がするんですよ。
 咲夜や妖夢、輝夜、早苗などは「成長」というかプラス方面で「変化」してるキャラな気がします。
 霊夢と魔理沙は中心人物として絡んでいくポジションというか、そんな印象です。

 三月精はロリ漫画ですが、一方で「私達は精々初日の出まで凍死するだけ」とか言ってたりしますからね。
 まあ「日常の霊夢」はああいう感じなのかなと。
 たまに巫女として働いたりしますからね。噛み合ってない事も多いですが。

 藍と橙は、特に神主とファンの剥離が激しいキャラな気がします。
 土下座展開も豊姫の月人としての態度が反発を招いた部分もあるのでしょうが、藍の扱いが崩れてる部分もあるのでしょうね。
 だから他の「神主にとってのメインキャラ」も沙汰まで憎い人が居るのかなと。

 とりあえず藍VS二号やれば良かった気がします。

家族環境と感情

09年03月06日 − 斜め上 


別に霊夢の親の描写が現状無いから霊夢が感情豊かでないとは思いません。
霖之助曰わく霊夢は周りに人が絶えたことは無いキャラですし。
親の無条件の愛を知らないから愛に飢えて感情表現が下手になるというのは、そういう事例も一例としてあるというだけで、世の中の全ての事例がそうで有るはずもなく、またそういう事例同士も全く同じ環境での実験結果であるはずもなく、経験則からの話でしかありません。
また神主はSTGの主人公として霊夢を迷わないキャラとして作ったことは話されてますが、感情が欠落したキャラとはどこでも話されてません。
事が起こったときそれに対しての対処行動を迷わないということが=感情を切り捨ていることでもないですし、迷っていることが=感情が豊かであることでもないですね。
迷う思考要因に感情が絡んでなくても、人は迷いますから。
極端に言えば数学のテストで回答に迷ったとき、その迷う原因に感情は絡まないでしょう。
もちろん回答に感情が絡む問題も生活してれば沢山あります。
そんなことは様々であり、だから霊夢がSTG主人公として迷わないよう設定されたことと、霊夢の感情豊かなのも別に食い違わないと思いますよ。
他人に関心が無いことと感情のあるなしもまた別です。
個人的に霊夢は他人に関心は無いとは思います。
でも他人に関心が無いということは他人の行動の結果を個別の好悪で個別に判断しないということ。
ようするに贔屓目が無い。
好きな人ならコミュニケーションで嫌いな人ならセクハラ。
これは他人に関心を向けそこに好悪での区別があるから。
でも霊夢はされて嬉しいことは相手が誰だろうが嬉しがるし、されて嫌なことは相手が誰でも嫌でしょう。
そこで紫にしてもらったから喜びが倍増し、魔理沙にされたから嫌さが倍増することは無い。
でもされたことに嬉しがるし嫌がるわけですから、喜怒哀楽の感情はちゃんとある。
己の喜怒哀楽の感情だけが判断基準であり、ある意味では自己中ですが、それが東方キャラでもあると思います。
ですから霊夢が感情欠落キャラとは自分は思いません。

あと別に儚月抄での霊夢や魔理沙の言動には、自分は個別に違和感は持ってませんよ。
基本的に神主のプロット通りですしょうから。
ただまあ秋枝さんの場合同人と儚月抄で、秋枝さんは霊夢と魔理沙や他のキャラのイメージを、やっぱりズレて受けとめているなあと感じる部分で、いやに過剰な表情や表現をさせたりしての違和感は自分は少なからず感じはましたね。
それらが先の展開知らされていない部分から来ていたのもあるでしょうけど。
それに加えてこっちのほうが問題でしたが(バトルに見れるような)キャラの体の動きを見せるときの構図や理系設定が苦手というのが秋枝さんにはある。
儚月抄が各キャラの心理描写を見せる形の群集劇なら、元々キャライメージに少々ズレが合ったとしても、秋枝さんには描きやすかったと思います。
原作で説明があるわけですからズレていたって問題なくそっちにそって修正可能。
ただ儚月抄はそういう心理描写の説明が皆無であったし、苦手な設定部分で編集が神主に注釈を聞き出すフォローもなければ、自ら神主に情報を聞き出していた状態にもなかったと。
ズレとフォローなしでのパンク状態で必死さゆえの違和感が微妙に絵から滲んでいるなあとは思います。
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>斜め上さん

09年03月06日 − 管理人:神尾そら 


 霊夢は「感情・直感・ノリだけで行動している」という印象です。
 理性ではなく感情のみで動くタイプ。
 そういう性格だから主人公をやれるのかなと。

 むしろ成長・変化は他のキャラに一任してる気がします。
 特に顕著なのが咲夜ですね。
 彼女は紅魔郷の頃に比べると、緋想天・儚月抄と丸くなってきてる。
 「飯を食べれればそれでいいと思い、メイドをやっていた女性」が、色々あって情が移って丸くなっている感じかなと。
 霊夢や魔理沙に代わって変化が顕著なキャラだと思います。

 最近は早苗がそのポジションなのかもしれません。
 星蓮船ではどうなる事やら。

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