岡山放送局

2009年3月15日 20時17分更新

スケートリンク「選手育成に」


倉敷市の保養施設、「ウェルサンピア倉敷」を落札した岡山県の学校法人が施設内のスケートリンクの運営を岡山県スケート連盟に委託するための調印式が15日行われ、スケート連盟では今後、このリンクを選手の育成のために使う考えを示しました。

倉敷市にある保養施設「ウェルサンピア倉敷」のスケートリンクは、フィギュアスケート男子のたか橋大輔選手が高校まで練習するなど地域の選手の育成の場になっていましたが、経営不振のため、去年4月に閉鎖され、その後、施設の一般競争入札で岡山県の学校法人・加計学園が落札しました。

学校法人ではスケートリンクを存続させて運営を岡山県スケート連盟に委託することを決め、15日双方の関係者が出席して施設内で調印式を行いました。

岡山県スケート連盟では上部団体の日本スケート連盟と相談してリンクの活用方法を決めることにしていますが、調印式のなかで、日本スケート連盟の常山正雄専務理事は連盟の拠点施設として強化選手の合宿を行うなど選手の育成のために使う考えを示しました。