岡山

　県内の教育関係者らでつくる県教育弘済会（黒瀬定生理事長）はこのほど、優れた若手教職員に贈る第１７回野崎教育賞の受賞者を発表した。倉敷市立帯江小の木谷秀史教諭（４１）▽備前市立備前中の四十塚（しじゅうづか）都教諭（４０）▽県立新見高の福島亮一教諭（２８）－－の３人が選ばれた。

　木谷さんは図画工作の授業で、両立の難しい観賞活動と表現活動を一体化させて児童の意欲を引き出す指導法を研究した。四十塚さんは中学での特別支援学級や普通学級における軽度の障害を持つ生徒に向けた特別支援に取り組み、０６年度には養護教諭と一緒に実践研究を行い、同校の特別支援の基本モデルを作った。福島さんは軟式野球部の指導に６年間かかわり、０７年８月には全国高校軟式野球選手権大会で顧問として初優勝に導いた。

　表彰式は２３日、岡山市下石井２のピュアリティまきびで行われる。【椋田佳代】