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企業・経営

2月の振り込め詐欺被害額、過去最少の8.2億円、警察庁まとめ

2009年3月12日

 警察庁によると、2月の振り込め詐欺(恐喝)被害額は合計8億1942万円で、被害額の統計をとり始めた2004年7月以降では最少だった。同庁が把握した被害の件数は665件と、5カ月連続で前月を下回り、2008年10月からほぼ半減した。

 手口別にみると「オレオレ詐欺(恐喝)」の被害は4億5296万円と2008年10月からほぼ半減した。認知件数でみると218件で約6割減った。借金返済や横領の補てんなど会社でのトラブルを装った詐欺の件数が減っている。

 「架空請求詐欺(恐喝)」の被害は2億3322万円で2008年10月から約1割減。認知件数も251件と約1割減にとどまった。有料サイトの利用料金を名目にした詐欺が多い。

 「融資保証金詐欺」は9598万円、「還付金詐欺」は3725万円でいずれも6割以上減った。還付金詐欺は社会保険事務所などを装った事例が最も多いが、それに次ぐ自治体などを装った詐欺とともに減少傾向にある。

■関連情報
・警察庁のWebサイト http://www.npa.go.jp/

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