宮崎の春を彩る「みやざきフラワーフェスタ」が、14日、開幕しました。今年で42回目を迎えるみやざきフラワーフェスタ、メイン会場のこどものくにでは、「はな・ゆめ満開春一番」をテーマに、80種80万本の花々が、見事なコントラストを描いています。初日は、午前10時からオープニングセレモニーが行われ、市内の中高生による吹奏楽の演奏や花の妖精たちのダンスで開幕を祝いました。趣向を凝らした演出と色とりどりの花々で飾られた会場では、家族連れらが、記念写真を撮るなどして思い思いに楽しむ姿が見られました。みやざきフラワーフェスタ2009は、宮崎市のこどものくにをメイン会場に、県内153の会場で、5月10日まで開かれます。
東九州自動車道の「門川ー日向」間で工事が進められていた、「日向第一トンネル」の貫通式が、現地で行われました。貫通したのは、東九州自動車道の門川インターチェンジと日向インターチェンジの間に建設されていた、「日向第一トンネル」です。14日は、現地で貫通式が行われ、関係者、約150人が出席する中、日向市の黒木健二市長らが発破ボタンを押して、トンネルの貫通を祝いました。日向第一トンネルは、全長・約1200メートルと、門川ー日向間では、最も長いトンネルとなっています。東九州自動車道は、日向ー都農の区間が、当初より、約1年早いペースで工事が進んでいて、早ければ2013年度にも、門川ー西都間の全線が開通する予定です。
日南市の油津港に、約240人の乗客を乗せた豪華客船が寄港し、歓迎セレモニーが行われました。寄港したのは、大阪市に本社のある日本クルーズの客船、「ぱしふぃっくびいなす」で、名古屋港発着の日南・尾道クルーズ、3泊4日の旅で油津港へやってきました。客船は、午後2時前に接岸し、地元の関係者から、尾形民雄船長らに花束や日南の焼酎が贈られました。このあと、乗客らはバスに乗り換え、300年余りの歴史を持つ堀川運河や、城下町・飫肥を散策する日帰りツアーを楽しんでいました。
食の安全に取り組んでいる全国の流通業者や、農業生産者が一同に会した交流会が、綾町で開かれました。これは、食の安全を推進している生活協同組合、グリーンコープなどが毎年、開いているもので、会場には、全国各地のグリーンコープの会員や、農業生産者ら、約400人が参加しました。14日は、まず、綾町の前田穣町長が、遺伝子組み換えの農作物を排除するよう条例改正を進めているといった、先進的な取り組みなどを紹介しました。このあと、ジャーナリストの天笠啓祐さんが、遺伝子組み換え作物の特徴や、世界各国での栽培状況などについて説明、「消費者や自治体の対応が不可欠だ」と訴えていました。
14日午前、西都市尾八重の川で男性の遺体が見つかり、警察で死因などをくわしく調べています。14日午前11時ごろ、西都市尾八重の岩井谷川で、林道工事の関係者から、「がけ下の川に男性が転落している。」と警察に通報がありました。警察が現場に駆けつけたところ、川に浮いていた西都市平郡の作業員鳥海静雄さん、62歳を発見、その後、鳥海さんの死亡が確認されました。鳥海さんは、山野草取りに出かけていたとみられ、警察では、鳥海さんが誤って、がけから転落したものとみて、死因などを詳しく調べています。
障がい者の働く環境づくりを支援しようと、障がい者などを対象にした、就労支援フォーラムが、都城市で開かれています。都城市のウエルネス交流プラザで開かれている、このフォーラムは、都城市内や三股町の、12の福祉事業所が合同で初めて開いたもので、就労を希望する障がい者、約200人が参加しました。会場では、メイクや、ネクタイの結び方などの身だしなみ講座をはじめ、職場体験なども行なわれ、参加者は、関係者の説明を聞きながら、懸命に取り組んでいました。午後からは、市内7つの業者による合同面談会も開かれることになっていて、主催者は、雇用に関心が高まる今こそ、就労を目指す障がい者の活動を知ってほしいと話しています。
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