「いじめの醜さ伝えて」と遺書 自殺した三重の高1男子同級生からのいじめを訴える遺書を残して自殺した私立皇学館高校(三重県伊勢市)の1年男子生徒(16)が遺書の中で「いじめの醜さを教えてあげて」「いじめられてる子を助けてあげて」などと数十人の友人や教師らにメッセージを残していたことが13日、分かった。 いじめた同級生7人の名前やほかにもいじめを受けた生徒のこともつづられおり、父親は「死んでいじめを防ぎたかったのか。そんなこと考えなくていいのに…。そういう状況に追い込まれていた」と憤りを隠せない。 生徒は亡くなる数日前からパソコンで遺書を書きためていた。動機について「暴言、暴力、嫌がらせを浴びせられ、精神的に嫌になった」と記されていたという。 父親は同級生7人の名前はあえて学校には知らせず、遺書のさらに詳細な内容については伏せているといい、「いじめにかかわった人は名乗り出て謝ってほしい」と言葉に力を込めて語った。 「あなたの子どもで幸せだった。あんまり泣かんといてな」。遺書には父親らを気遣うような言葉もあった。 【共同通信】
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