2009年3月14日
「いじめの醜さ教えてあげて」 遺書で友人に伝言 高1自殺
同級生からのいじめを訴える遺書を残して自殺した私立皇学館高校(三重県伊勢市)の1年男子生徒(16)が遺書の中で「いじめの醜さを教えてあげて」「いじめられてる子を助けてあげて」などと数十人の友人や教師らにメッセージを残していたことが13日、分かった。
いじめた同級生7人の名前やほかにもいじめを受けた生徒のこともつづられおり、父親は「死んでいじめを防ぎたかったのか。そんなこと考えなくていいのに…」と憤りを隠せない。生徒は亡くなる数日前からパソコンで遺書を書きためていた。動機について「暴言、暴力、嫌がらせを浴びせられ、精神的に嫌になった」と記されていたという。
父親は同級生7人の名前はあえて学校には知らせず、遺書のさらに詳細な内容については伏せているといい、「いじめにかかわった人は名乗り出て謝ってほしい」と語った。
(2009年3月14日 07:29)
Category:社会
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