桃井はるこ と 「SM調教師 瞳」
テーマ:ブログ「桃井はるこ」なる人物をご存知だろうか?
…僕は知らない。
人気ニュースサイト「淡々と更新しつづけるぞ雑記」(http://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/ )は、他のネットニュース系HPではあまり見かけないニュースが扱われる。「桃井はるこ」と「MSX」だ。MSXについては西和彦関連で検索した頃に色々と勉強させてもらったが、桃井はるこなる人物については僕は全く知らなかったので、軽く調べてみる事にしたのだが…。
>桃井はるこ-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E4%BA%95%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%93
どうやら「歌手活動をやっている声優」といった様相だが、僕は声も曲も全く知らない。
…Wikipediaに書かれている華々しい経歴も、ありがちな自作自演の類じゃねーの?と、つい思ってしまう。
声優と言っても約7年の活動期間の間に30作品足らず(そのうち主役は4本のみ)で、地上波放送は(多分)3作品のみ。これでは僕が知らないのも無理はない。というか知らない人のほうが多いような気さえする。
それに、調べて気付いたが、1999年に一部地上波で放送していた深夜番組「DsGARAGE21」にでていた、不思議ちゃんが桃井はるこであった。世間的(?)には俗に「ニセ広末」なんて揶揄されてもいた。
ところが最近のネット上では、Webラジオ「Filn帝国の逆襲」(http://filn.jp/communities/6643/topics/14433
)とか、バンダイチャンネルでの特集ページ(http://www.aii.co.jp/contents/b-ch/feat_h_momoi/index.html
)とか、本家広末涼子よりも人気があるような気さえする。
…正直、バンダイチャンネルの特集ページで表示されている顔を見て「キモっ!」と思ってしまったのですが、まぁそれは僕の個人的な主観。広末の面影が無くとも、アゴがとんがっててエラが張っててもそれが最近のトレンドなんでしょうね。
http://kaisun1192.blog121.fc2.com/blog-entry-562.html
この>>151によれば、桃井はるこは前田愛より可愛いDランクなのだそうです。
…えー?
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ざっくり偏見に満ちた略歴をまとめると、こんな感じになる。
1977 12/14生まれ
1990 中学でイジメに遭う
1991~1993? イベント会場で知り合った男から中古モデムをもらいパソコン通信を始める
1993 東京都立代々木高等学校
1996 東海大学文学部に推薦入学
1996~謎 東海大学を中退
1999 「DsGarage21」レギュラー出演
2001 「DsGARAGE21」終了
アニメ「FF:U」地上波で放送
2002 小池雅也との2人ユニット「UNDER17」結成 (「ランティス」所属)
OVA「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」が2ちゃんねるネタを頻繁に使いネットで話題に
2004 「UNDER17」解散
2006 「ライトガレージ」(代表者:不明)に移籍(11/17)
アニメ「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」パチスロ化
アニメ「らぶドル」一部地上波で放送
2007 アニメ「瀬戸の花嫁」一部地上波で放送
正確性の乏しい略歴ですが、世間的なブレイクは1999年(DsGARAGEでの地上波デビュー)、ネット的なブレイクは2002年(「ナースウィッチ小麦ちゃん」での瞬間的な話題性)という気がします。
むしろ「他に何かありましたっけ?」と聞きたい気分だったりしています(笑)。
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桃井はるこ氏の最近の話題と言うとWebラジオ「Filn帝国の逆襲」です。
Filnと言えば社長が日記に自殺予告を書いた直後に失踪し、自殺直前に警察に保護された事でも有名です。
http://www.new-akiba.com/archives/2008/05/snsfiln.html
その当日の桃井はるこの日記は、こんな感じ。
失踪日→http://ameblo.jp/momoi-ktkr/entry-10096562361.html
保護日→http://ameblo.jp/momoi-ktkr/entry-10096892971.html
…まるっきり通常営業です。まさに外道www
社長が死ぬか死なないかという瀬戸際にも関わらず、「Filn帝国の逆襲」は何事も無く更新されています。
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そもそもFilnって何なのか?というと、公式HPによれば…
「Filn」は、アニメ・マンガ・ゲーム・コスプレ・ITガジェットなど、
いわゆる”おたく系””アキバ系”と呼ばれている趣味趣向をもつユーザーを
ターゲットにしたSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)です。
…だそうです。
運営会社は「株式会社Filn」(http://filn.co.jp/company )で、社員数13人、SNSサイト「Filn」の運営と、なにかCGムービーの制作をやっているらしいです。
株式会社Filnが、自社の主力商品を題材にして、自社のムービー制作能力を駆使して作られたのが、以下のムービーです。
http://www.youtube.com/watch?v=SFrjR07GhJM
…えーっと、10年前のプロジェクトDogaの宣伝ムービーではありません。2007年7月に公開された最新ムービーです。
3D-CGに詳しい人によれば「キャラクターの影が地面に落ちていないところが逆にスゴイ」そうです。背景とキャラクターを別々に作成してAftereffectで合成したのではないかと思われ、背景が揺れてもキャラクターは揺れなかったりとツッコミどころが満載です。
主力商品であるSNS「Filn」は、開発者が2ちゃんねるで勝手にサポートを始めたり、その結果として完成・公開された新Filnでは他人のページにログインしてしまったり、メールを下書き保存するとそのまま相手にメールが送られたりとSNSではありえないバグが相次ぎ、副業であるCGムービーの制作もこんなレベル。
こんな会社を乗っ取ろうとした連中がいて、そのいざこざで社長が自殺未遂したのですから、なんだか日本は平和だなぁと思いました。
(ちょっと社長をフォローしたい気持ちもあるのですが、過去には色々とトラブルを起こした様子もあり、その詳細は調べてもなかなか釈然としないので省略です)
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さて、桃井はるこに話を戻すと…桃井はるこは自分をオタクと公言し「秋葉系」という言葉を流行させた当人という事ですが…。
桃井はるこって何オタクよ?
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/04/17/momoi/
本人曰く「学生のころ秋葉原に来ていたのは、例えばインディーズのアイドルのCDが秋葉原に来れば必ず買えるとか、失くしちゃった特殊な形のアダプタがラジオセンターに行けば必ずある、とかだったんですよ」との事。
とすればFilnのイメージとは縁遠いカルトアイドルやジャンクパーツのオタクという事になる。
桃井はるこはアニメやゲームの話はそれほど頻繁にはしていない様子。もしかしたらファンなら知っているのかもしれないが、ググった程度ではわからないレベルで、世間一般に見られる腐女子とは全く違う事がわかる。キャプ翼や聖闘士星矢・テニプリ・最遊記など腐女子に任期の作品とは全く無縁で、その流れで考えると秋葉原でコスプレしていたというのもキャラ愛からのものではなく自己アピールが目的のなんちゃってレイヤーでしかなかったものと思われる。
そして桃井はその著書「アキハバLOVE」によれば(って僕は未読ですが)、高校時代に友人のアルバイト面接の付き添いで秋葉原のジャンクパーツ屋に行ったところ、桃井自身もバイトに誘われて働いたそうな。
そのジャンクパーツ屋が「くず屋うさぎ堂」。
http://silhouetteholly.blog39.fc2.com/blog-entry-1130.html
「くず屋うさぎ堂」は橋本和明の店だったようだ。
http://silhouetteholly.blog39.fc2.com/blog-date-20080115.html
女子高生を何人も雇うジャンクショップの店長「橋本和明」とは何者なのだろうか?
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ググってみると関連検索に「橋本和明 花園大学」「橋本和明 MSX」と表示される。
「花園大学」のほうは同名の別人であるようなので、関係があるのは「橋本和明 MSX」という事になる。
ジャンク屋の店長とMSXの関係を調べてみると、どうやら『雑誌「MSX FAN」最終号にIDE-HDDコネクタの広告を載せ、金を集めた挙句に踏み倒した詐欺師』という感じらしい。
「MSX FAN」最終号は1995年秋頃で、桃井はるこがバイトしていた時期と符合しているように思える。(桃井のバイト期間が不明なので断定出来ないだけで、経緯的に考えると橋本和明との縁が切れていたとは思えない)
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…そろそろタイトルに書いた「SM調教師 瞳」との関連は?と怒られそうなので、さくっと。
つまりどうやら、「SM調教師 瞳」を作ったのが橋本和明、と。
「SM調教師 瞳」の発売時期はWikipediaをみても判明しない。
しかし「ジーコサッカ」ーの発売日は1994年3月4日であり、それ以降に発売されたと考えられる。
また雑誌「ゲームラボ」には委託販売先の大阪の店が広告を出しており、少なくとも1995年1月発売号には「SM調教師 瞳 Vol2」の広告が出ている。
制作と販売準備に半年かかったと仮定して、「SM調教師 瞳」は1994年の秋頃に発売されたものと思われる。
「SM調教師 瞳」はシリーズ化され、1997年ごろまで続いたようだ。
「くず屋うさぎ堂」の開店が1994年、桃井はるこのバイト開始が1994年前後、MSXでの踏み倒し詐欺が1995年…この符合は何を意味するのだろうか?
…いや僕は別に「SM調教師瞳のモデルが桃井はるこで橋本和明の情婦」とか下品な事を言いたいワケではなくwww、これだけカオスな店でバイトしながら桃井はるこが「SM調教師瞳」の開発に関して何も知らなかったとは思えないなぁ程度の事を思っているというだけの事です。桃井自身がアダルトゲームくらい知っていたと言っている発言も散見されるし、しかし腐女子のような趣向は無かった事から、桃井はるこは「くず屋うさぎ堂」時代に橋本和明ら「SM調教師瞳」製作スタッフから情報を得ていた…と考えるのが自然ではないか、と。
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ここからは閑話となる。
というのも情報を集める度に「この話題はあまり扱わないほうが良い」という忠言を受けるからで、西和彦について調べてみた時にも散々「キチガイに襲われるよ」と脅されたからで…いや別に怖くなんてないですよガクブル。
その「禁忌」とさえ言える題材が「MSX」。
詳しくないし、あまり詳細には書かないので、ゴシップ中のゴシップ程度に流し読みしてください。
「SM調教師 瞳」のVol2からは、MSX2で制作された256x212ドットの16色のCGになる。基本的にメイン・グラフィッカー1人で描かれた下手糞なCGだが、後の作品ではサポートスタッフとしてCGの上手い人が参加している。(見れば一目瞭然らしい)
そのサポートスタッフは橋本和明と交流があったとある同人サークルだそうで、その同人サークル(仮に「A」)の代表は問題が起きるたびにサークル名とスタッフを変えながら、遂には日本一のMSXサークルを名乗り、西和彦と関わり、MSXを統括する会社のトップになったが、西和彦に見捨てられてから はコスプレ方面に経営路線を変更しようとしているとか。
そしてその同人サークルが西和彦に売名する時に利用されたのが、とある地方の同人サークル(仮に「B」)で、現在では中古ゲーム販売で注目を集めているが最近一番注目されたのは今年4月深夜に店を荒らされた挙句ゲームとレジを盗まれた盗難事件 かと思います。同人サークルとしても延々トラブルが絶えないそうで、MSXというニッチなジャンルの同人売上げだけでマンションやゲームショップのテナントを借りられるほど荒稼ぎした様子で、武勇伝も多いらしい。盗難事件のほうも店を相当荒らされたそうで、中古ゲームだけでなく随分たくさんの恨みも売っていたようですね。
面白いのは同人「A」と同人「B」は同盟関係には無いという事。なんでも「A」は西和彦との最初の企画で「MSXマガジンの復刊」を提案し、その制作を「B」に頼んだが、締め切りを過ぎてから「B」が「作れませんでした」と投げ出してしまう。「A」はその事で「B」を恨み続けたが、「B」の荒稼ぎも傍目には「実績」であり、実績の無い「A」は「B」の実績を西和彦に売り込む為に利用したに過ぎないようだ。
MSXといえば「いつまで経ってもヴァーチャルコンソールが発表されない」事で有名だが、任天堂のHPではいまだに「5月開始」で、あと1週間で大丈夫なのかと不安になります。
昔は100万台も売れた(らしい)MSXも、こういった状況が何年も続いているのでレトロPCとして盛り上がる事さえなくなり、普通の人は全員MSXから離れてしまい、現在残っているのはビジネスとして関わる人か、それに貢ぐ狂信者だけなのだそうだ。…とかあまり書くと本当に襲われそうで怖いですがw このブログは電波サイトなので怒らないで下さいwww
ふと、冒頭に書いた「淡々と更新しつづけるぞ雑記」の管理人はそのあたりの事も知っててわざと桃井はることMSX情報を扱っているのかと考えたりもします。最近までは数年前のログが読めたのに最近急に無くなりましたし、同時期に他のニュースサイトなどで「えろばげろみ」など「SM調教師瞳」関係者の名前を目にする事が幾度かありましたし。
もうちょっと情報が欲しい気もするし、あまり知りたくもない気もするし、誰か詳しい人がまとめてくれないかなと。