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西松事件で参考人聴取 石川議員が陳謝、辞職は否定

 西松建設の巨額献金事件で東京地検特捜部に参考人として事情聴取された民主党の石川知裕衆院議員(35)=比例北海道=は14日午後、札幌市で事情聴取後初めて記者会見した。石川氏は「多くの有権者や民主党支持者に大変心配をお掛けしたことをおわびします」と陳謝したが、「進退については考えていない」と述べ、議員辞職する考えはないことも明らかにした。

 特捜部の今後の聴取については「要請があれば話をする」と応じる考えを示したが、「通常とは違う形で報道が先行したことは遺憾だ」とも述べた。

 次期衆院選で北海道11区から出馬する予定の石川氏は、一連の経緯を説明し、有権者らの理解を得たい考え。

 石川氏は小沢一郎民主党代表の元秘書で、資金管理団体「陸山会」の政治献金処理を一時担当。特捜部の聴取では、西松建設からの献金の実態や処理方法について説明を求められたとみられる。〔共同〕 (13:58)

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