岡山放送局

2009年3月14日 19時1分更新

閑谷学校で梅が満開


国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校で、正門前に植えられた梅の花が見ごろを迎えています。

閑谷学校は、江戸時代に建てられた庶民教育のための学問所で、国の特別史跡に指定されています。

敷地の中にはおよそ70本の梅の木があり、このうち正門前の梅園に植えられている紅梅と白梅、あわせておよそ30本が見ごろを迎えています。

ことしは例年とほぼ同じの先月下旬ごろから花が咲き始め、現在は木によって6分咲きから満開になっています。

梅の花からは甘い香りが漂い、天気の良い日には大勢の人たちが花見に訪れています。

閑谷学校ではこの梅の花を楽しんでもらおうと14日と15日の2日間「観梅の会」を開くことにしていて、孔子像をまつる「大成殿」の特別公開やウォーキングなどさまざまな催しが予定されています。

閑谷学校の梅の花は、今月いっぱいが見ごろということです。