このページの先頭です
ここから本文です

スペース

スペース

練習用コード進行

お気に入りのジャズスタンダードで練習するのもいいですが、たくさんコードがあると
覚えるのに時間がかかってしまいす。
そこで、ジャズのスタンダードでよく使われている2−5−1(ローマ数字2-ローマ数字5-ローマ数字1)で練習
してみましょう。

Dn7-G7-CMa75線譜
これはKey=Cメジャーでの2−5−1進行です。
まずは、コードを弾いてみましょう。

MP3を再生します。 Dmi7   MP3を再生します。 G7   MP3を再生します。 CMa7
 Dmi7     G7     CMa7

コードの響きが分かったらベース音のみを演奏してみます。

MP3を再生します。 ルート音のみ
ルート音弾き

これが最も簡単なベースラインです。
基本的に、1拍目にコードのルート音(CメジャーコードならC音)を
弾く事になっています。
つまり言い換えれば、1拍目以外の音は変えても良いという事です。
しかし、ただ闇雲に変えただけでは、なかなかジャズらしくならないので、
ジャズらしくなる方法を学んでいきましょう。

スペース

半音アプローチを使う方法

小節内の最後の音は、次のコードへ「半音アプローチ」する方法が使えます。
次の譜例を弾いてみて下さい。

MP3を再生します。 ルート+半音アプローチ1
ルートへ半音アプローチ
少しスムーズになったと思いませんか?
例では半音下からアプローチしましたが、もちろん半音上
からでも使用できます。
また半音アプローチはさまざまな場面で、組合せて使用されます。
もう一つの例として次の次のようなものがあります。

MP3を再生します。 ルート+半音アプローチ2
半音アプローチ

スペース

コードトーンを使う方法

コードトーンとは、そのコードの構成音のことで、例えばDm7だと、D F A C
G7は、G B D F の4音になります。
Dm7のコードトーン
Dm7のコードトーン
G7のコードトーン
G7のコードトーン
CMa7のコードトーン
CMa7のコードトーン

まずは各コードのコードトーンの指板上の位置を覚えましょう

   Dmi7   G7   CMa7
    Dmi7     G7     CMa7

これを半音アプローチと合わせて使って、ベースラインに味付けしてみましょう。

MP3を再生します。 コードトーン+半音アプローチ1
コードトーンを使った例1
これで少しジャズらしくなって来たと思いませんか?
もうひとつ、よくあるベースラインを載せておきます。

MP3を再生します。 コードトーン+半音アプローチ2
コードトーンを使った例2
もちろん、この他にも何十通りと組み合わせがあるので、
いろいろ試してみて下さい。

スペース

オクターブ、5度を使う方法

オクターブや5度を組合すのも、非常によく使われます。
次の例を弾いてみて下さい。

MP3を再生します。 ルート+5度
5度オクターブを使った例

スペース

コードと組み合わせる方法

ここではいよいよ、コードとベースラインを同時に弾いてみます。
まずは簡単なものから徐々に進めていってください。
最初は難しいかと思いますが、すぐに慣れてくるはずなので、
挑戦してみて下さい。

MP3を再生します。 1拍目裏にコードを加えた例1
ベースライン+コード1

コードとベースラインを弾くときは、右手の親指でベースライン、残り3本
(人差し指、中指、薬指)でコード音を弾くと弾きやすいと思います。

MP3を再生します。 1拍目裏にコードを加えた例2
ベースライン+コード2

MP3を再生します。 1拍目と2拍目裏にコードを加えた例
ベースライン+コード

MP3を再生します。 1拍目裏と3拍目にコードを加えた例
ベースライン+コード