長崎　小６女児連れ去った疑い、男逮捕　男の自宅で保護

　長崎市内の小学校６年の女児（１２）が１２日夕から行方不明になる事件があり、県警は１４日、女児を連れ去り監禁したとして、同市西山本町、無職中川太容疑者（３５）を未成年者略取と監禁の疑いで現行犯逮捕した。女児は容疑者宅で保護された。

　県警などによると、中川容疑者は１２日午後５時ごろ、同市のビルの階段で、ビル内にある学習塾に向かおうとした女児を無理やり連れ去り、１４日午後４時１０分ごろまで同容疑者の自宅に監禁した疑いが持たれている。容疑を認めていると県警は説明している。

　関係者によると、女児は１２日午後４時４０分ごろ、「塾に行く」と言って自転車で家を出たが、同日午後５時すぎ、塾から「来ていない」と自宅に電話があった。自転車は現場のビル１階に置かれているのが見つかったが、女児とは連絡がつかなくなっていたという。