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「ガンバル」熟女たちが愛ちゃん追悼Tバック“美尻”

高須基仁・人たらしの極意

 「第6回熟女クイーンコンテスト−桃尻祭−」が3日の桃の節句の夜、新宿歌舞伎町のど真ん中にあるロフトプラスワンで開かれた。約200人の熟女ファンと、エロスの究極を求め続ける“タカスマニア”が一堂に会し、狭い会場は超満員となった。

 審査委員長は、漫画家のやくみつる氏。

 ゲスト審査員は、先月21日に“釈放”されたばかりのプロレスラー、ザ・グレート・サスケ。そして、司会は、立派な熟女になった元祖エロタレント、ローバー美々。

 コンテストに先立ち、昨年末に逝った飯島愛を偲んで、全員で献杯をした。飯島と同世代で、永くAV女優を続ける6人の熟女は楽屋で「今夜は何もしゃべらなくてもいいでしょう?! 楽しく、くっだらない集まりにしよう」と、開会前からビールをグビリ。

 審査委員賞をもらった今年39歳の萩原亜紀は「飯島愛がAV界を去っても、私はずっと現役を続けたけど、彼女って、テレビで見ると、どんなにオチャラケていても、すごく“疲れているな”って、いつも思っていた」と、飯島の異常なまでの気遣いぶりを見抜いていた。

 ローバー美々は「私と飯島さんは“同期”なのよ。私は今、昼間はOLをしながら、少しだけCSのテレビに出ているだけ。このイベントにも会社の上司が見に来ているのよ。でも、ローバー美々は、ローバー美々なの。変わりようがないのよ」と、日々の暮らしの糧をなれないOLの仕事に求め、いまだに芸能人としての成功を夢見て、たとえエロイベントであったとしても、観客との直接の接点を望んで、司会を引き受けた。

 「死んだらダメ!! 歯を食いしばって、人から“AV女優”と区別、差別を受けても、私はガンバル」と泣いたのは、飯島の名著「プラトニック・セックス」(小学館)を自らの生きるバイブルとした新人女優、渋谷梨果。彼女は今も飯島のことを話すたびに涙ぐむ。

 41歳となってしまった最年長の宝来みずほは今、20歳と18歳の2人の息子がいるが、離婚して、名古屋に住んでいる。

 「高須君、久しぶり。すっかりハゲてしまったのね」と、私の髪をジッと見ながら「私は四十路になったのよ」と自慢の88センチの巨乳をプルンとゆすって見せた。

 そして、「“三十させごろ、四十しごろ、五十、女のゴザむしり”って、高須君がよく言っていた理由が、最近よく理解できる」と、女の性の歴史についての“高須語録”を懐かしんだ。

 地ベタをはいつくばるようにして、私の昔なじみの熟女たちは生き抜いている。会場には、顔出しは出来ない飯島のAV当時の監督、男優、メーカーの人々20人も集まっていた。

 夜10時過ぎ、関係者約30人だけで、打ち上げをした。

 「憲法に定められた職業選択の自由と、いわれもなき区別、差別には決して負けない!!」と宣言したのは、30歳になったトップ熟女優、橘いずみだった。(出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言=http://plaza.rakuten.co.jp/takasumotoji

ZAKZAK 2009/03/05

飯島愛

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