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2009年3月13日(金) 19:15 |
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岡山県議の区割りが難航
来月から岡山市が政令市に移行するのに伴って「区」が新たに誕生します。 それにより岡山県議会の選挙区も一新されますが、新しい選挙区の定数で県議会は意見が割れています。
公職選挙法によると、地方議会の選挙区の定数は人口に比例して配分するよう決められています。 岡山市の各区の人口を県議会の岡山市選出議員数19で割ると、北区は8人、中区4人、東区3人、南区4人となります。 13日開かれた県議会の議会運営委員会で、民主県民と公明・共産の3会派は、人口比率に応じた定数を導入するよう主張しました。 これに現在の議員の住所を当てはめると、北区が10人で、南区が1人となるため、南区へ移動する2人の議員を公職選挙法に基づき「くじ引き」をしようと提案したのです。 一方最大会派の自民党は、2年後の県議選までの暫定案として北区9人、中区4人、東区3人、南区3人という案を出しました。 こうすれば移動する議員は1人となり、党内の佐藤議員が選挙区の移動を了承しているため「くじ引き」の必要が無くなります。 これに対して民主、公明は反発しました。 結局16日の2月議会最終日で、どちらの案が良いか多数決を採ることになりましたが、過半数を占める自民党の北区9人、南区3人案が採用される見通しです。
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