全国では、すでに、支給がスタートしているところもありますが、県内では、13日から、3つの自治体で、支給の手続きに必要な申請書の発送が始まりました。定額給付金は、1人当たり1万2000円、また、65歳以上と18歳以下には、1人、2万円が支給されます。2月17日から、対象者の名簿の作成を進めてきた小林市では、13日朝、約1万8000世帯、4万1500人分の定額給付金の申請書が、発送されました。対象者が、この申請書に必要事項を記入した上で、市役所へ返送すると、4月1日から、順次、指定した口座に給付金が振り込まれます。しかし、支給を待ち望む一方、特に、高齢者の間からは、通帳のコピーなどの添付が必要となる手続きについて、不満の声も出ています。(小林市民は)「難しいことを言うと年をとると嫌になる、目が見えなくなったり、字が書くにくくなったりする」「難しいことは難しいと思う、現金でもらえたら楽だ」こうした中、小林市では、3月16日から、市役所や支所など、3か所に臨時の窓口を設け、相談を受け付けることにしています。(小林市役所・栗原一夫課長)「記載方法がわからないとか内容がわからないところは、市役所や窓口も数か所設けているので、問合せを頂いて、万全を期していきたい」このほか、13日は、椎葉村と西米良村でも、申請書が発送され、椎葉村では、県内トップを切って、3月19日から、給付金が支給されることになっています。
都城市が発注した公共工事の指名競争入札で、市に寄せられた、談合情報通りの業者による落札が、相次いでいたことが分かりました。都城市によりますと、3月3日に行われた、農道整備事業に関する6件の指名競争入札で、いずれも、市に寄せられた談合情報通りの業者が、落札したということです。市に郵送で届けられた文書には、各入札の落札業者名と金額が、記されていて、6件のうち5件については、業者だけでなく、金額も一致してました。このため、市では、緊急の指名委員会で、「談合が行われた」と判断、落札を取り消した上で、談合情報で挙げられた業者を除いて、入札をやり直しました。市では、この談合情報に関する資料を、すでに、警察と公正取引委員会に提出していて、「談合には、今後も厳正かつ適正に対処したい」としています。
宮崎市議会は、13日、清武町との合併関連議案を、全会一致で可決しました。これにより、宮崎市と清武町の合併が、事実上、決まりました。宮崎市と清武町は、2月に行われた住民投票の結果を受けて、合併協定書に調印。清武町議会では、合併関連議案が、3月10日に可決されています。13日は、宮崎市議会で、清武町との合併に関する議案の採決が行われ、全会一致で可決されました。(津村重光宮崎市長)「清武町の皆さんが安心して宮崎市と一緒になれるように、最大限の誠意をもって努力していきたい。」今回の可決により、宮崎市と清武町が、来年3月23日に合併することが、事実上決まったことになります。
国土交通省は、13日、九州横断自動車道延岡線の一部となる、国道218号線、高千穂ー日之影道路の事業化を決定しました。事業化が決まったのは、高千穂町三田井と日之影町七折を結ぶ延長5.7キロで、片側1車線、設計速度は80キロの計画となっています。事業は、国が主体となって行い、総事業費は、約202億円。3月中に事業に着手します。今回の事業化決定について、東国原知事は、「大変ありがたく思う。一日も早く工事に着手されるよう期待している。」とコメントしています。
裁判員制度の県内の候補者、2700人を対象にした調査で、全体の約3割にあたる764人が、辞退を申し出ていることが分かりました。この調査は、裁判所が実施したもので、辞退の理由は、70歳以上の年齢であることを挙げた人が524人、重い疾病や傷害を理由に挙げた人が、230人となっています。裁判員制度は、今年5月21日からスタートします。
JNN九州6局ネットで放送しているドキュメンタリー番組、「窓をあけて九州」の年間作品コンクールで、MRT制作の番組が、特別賞に選ばれました。受賞したのは、去年5月に放送された「りく君のたからもの」で、13日は、福岡市で表彰式が行われ、制作担当者に、表彰状などが送られました。番組は、少子高齢化をテーマにしたもので、その構成力などが、高く評価されました。
アカウミガメの保護活動に取り組んでいる、日南市の潮小学校の児童らでつくるエコクラブが、3月末に東京で開かれる、『こどもエコクラブ全国フェスティバル』に、県代表として出場することになりました。全国大会に出場するのは、日南市立潮小の全校児童14人や、地元の中学生など、あわせて21人で結成されている、『潮っ子ウミガメ隊』です。潮っ子ウミガメ隊は、ふるさとの海を守ろうと3年前に結成されたもので、アカウミガメの卵を台風などから守るため、校内のふ化場に移して、ふ化した子ガメを海に放したり、学校の前にある海岸を清掃する活動に取り組んでいます。今回は、こうした地道な活動が評価され、こどもエコクラブ全国フェスティバルに出場が決まったもので、児童らは、先生の指導のもと、発表の練習に取り組んでいます。(隊長の6年生・浜中美羽さん)「宮崎代表で出場するので、堂々と大きな声で発表したいです」全国大会は、3月28日に東京で開かれ、各都道府県の47の代表が、自然保護や環境問題について、発表や交流を行うことになっています。
400年前に製作されたお茶わんや掛け軸などを集めた、茶道具名品展が、宮崎市で開かれています。会場となっている、宮崎山形屋6階美術画廊には、茶道具の名工、千家十職の茶器をはじめ、現代作家の新作など約250点が展示されています。会場には、宮崎では、見る機会の少ない、桃山時代の花器や茶わんなども展示されています。この茶道具名品展は、宮崎山形屋6階美術画廊で、3月16日まで開かれています。
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