正しいペンの持ち方とは
はじめにまとめ
みんな手の大きさや指の長さがそれぞれ違うわけで、その人に合った持ち方があるはずです。ここで正しい持ち方と言い切ってしまうのは語調が強すぎるかもしれない。ただ、これから紹介するペンの持ち方でワタシの筆記生活が楽になったのは確かです。
正しい持ち方のなにが良い?
- 長時間の筆記作業が快適に。
- 腱鞘炎の予防に効果あり。
- 腹筋を地味に使うからダイエット効果も。
情報集め
まずは、ネット上からペンの持ち方に関する情報を探してみました。
ブックマーク)ペンの持ち方
書籍からも。参考にしたのは、
小指の使い方について詳しく説明された本と、
通信講座のテキストです。
情報を絞る
集めた情報を整理します。次の情報を軸にして、
- パイロットペン習字通信講座 学習ガイド(p8,p9)
- まっすぐな線が引ければ字はうまくなる
- きれいな字が書ける正しいペンの持ち方
- 鉛筆の持ち方指導案
持ち方の見本だけでなく、力の入れ具合なども踏まえて解説。
まずは持ち方から
通信講座のテキストに載っていた『正しい筆記具の持ち方』を再現。
ボールペンは、なるべく立て気味に。
デスクペンや万年筆は少し寝かせて。
- Q.なぜ筆記具によって持ち方の角度が違うの?
- A.それぞれの筆記具には、「推奨される持ち方の角度」が存在します。
ボールペンを立て気味で持つのは、その構造上、インクをスムーズに出すためです。ペン先にもやさしい角度。
正面からの図。
細かいポイントを挙げると、
- 親指より人差し指の方がペン先に近い。
- 中指は爪の付け根あたりで支える。
それぞれの指の力加減
「ペンが落ちない程度に支える」これを基本として、親指と中指でペンを持ち、人差し指がナビゲーター。小指は土台役。
上のような持ち方に人差し指を添えてやる、だと分かりやすいかな?使う指とスナップが大切。
小指についてもっと詳しく
ペン字関連の本では珍しい、字を書く基礎の基礎本をベースに小指の使い方について。
日本実業出版社 (2006/05/18)
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- 字は肘で書く!
- 小指が働けば字は劇的に上手くなる
- 意外と知らない「お手本の正しい見方」
小指が働けば字は劇的に上手くなる
おそらく多くの方は、
- 人差し指
- 親指
- 中指
の順番で、力を入れていると思います。直接ペンを握るその三本の指に力が入るのは当然のことですが、ずっとそのままの状態が続くと、手はかなり疲れてくるはずです。(p70)
ワタシも以前は、人差し指の腹に思いっきり力を入れて書いていました。シャープペンの芯をよく折っていたっけ。
では、疲れずにボールペンを安定させるには、どうやって持ったらよいのでしょうか?それは、ずばり「小指」に力をいれるのです。ボールペンを持っているとき、小指は軽く握られた状態になっています。この状態のまま、小指を手のひらにくっつけるようにして、軽く力を入れます。
小指に軽く力を入れると、手のひらの中心と下の部分に自然な力が入ります。これが大切なのです。この部分を支えにしながら、ボールペンを握ると、ペンを持つ腕の下側に力が入ります。そうするとその力が肘に連絡されるので、上手に肘を使うことが出来ます。(p70,71)
小指が土台となることで腕全体の筋肉が使われ、その力が肘にも連絡されるというわけですね。
※「小指を手のひらにくっつけるようにして、軽く力を入れます」
とありますが、この記事では気持ち程度に実践しています。曲げ具合の加減は各自で調整してみてください。
用紙に触れる位置
コメント欄にて、「土台となるのは小指だけ? 手の側面を置いてはいけないの?」との質問をいただきました。思わぬ盲点だったため、再度写真を撮って追記しておきます。
赤丸が土台となる場所。
小指以外の支えとなる位置は、「手のひらのぐりぐり」が望ましいです。手首の自由を奪わないためにも、接地面積は少ない方が良いです。
あとは実践あるのみ
良くない持ち方だと自覚している人にとっては、普段使っていない筋肉を酷使するために指がつります。ワタシの場合、小指に繋がっている筋肉が特に痛かったです。
最初はへろへろな文字になって違和感がありますが、これはしょうがないです。脳に叩き込めば元に戻ることはありません。忍耐強く続けてみましょう。自転車や逆上がりの練習と同じ要領だと思えばいつかきっとできるはず。
それでも筆圧が強い人はどうすれば?
矯正器具を利用する手もあります。個人的に気に入っているものは、
- もちかたくん
- 装着に少し手間がかかるけど、矯正力が強い。
- プニュグリップ
- 普段の筆記作業に使っても違和感がない。握り心地が良い。
どちらも鉛筆専用の道具ですが、プニュグリップに関しては、ボールペンのグリップとして代用できるみたいです。
関連エントリー
- Newer: 通信講座選びに迷ったら
- Older: 余白を意識してみよう
Comments:33
- 名無し 07-11-14 (水) 23:04
-
この記事のおかげで少しだけ字が上手く書けるようになった気がします。ありがとうございました。
- uta 07-11-19 (月) 20:03
-
>>名無しさん
お役に立てて嬉しい限りです。
実は、「正しい」と呼ばれる持ち方は幾通りかありまして、どれか1つに絞るのは難しいようです。
この記事は、それぞれの持ち方を良いとこ取りしてまとめたモノで、
いわゆる「望ましい持ち方」の1つとして捉えていただければと思います。 - ゲスト 07-12-24 (月) 17:03
-
すごい丁寧に解説してくださってありがとうございます。
まだ、正しい持ち方になれず変な感じがしますが、
前よりかは均一に文字がかけるようになりました。 - uta 07-12-26 (水) 23:40
-
>>ゲストさん
こちらこそ、お役に立てたようで嬉しいです。
字の印象が変わっただけでも大きな進歩だと思います。
あとは、指の違和感をどう克服するかですね。
是非頑張ってモノにしてください。 - ゲスト 07-12-29 (土) 2:36
-
どうも有難うございます。
字を書くときに力んで文字が揺れていたんですが、
おかげですこし矯正できたみたいです。 - 達筆希望 08-02-24 (日) 20:54
-
小指に力を入れるとはギュと曲げるということでしょうか?・・・
- uta 08-02-25 (月) 23:43
-
>>達筆希望さん
「ギュッ」という表現だと少し力みすぎかもしれません。
軽く「くっ」と力を入れるくらいです。また、小指と紙が摩擦する振動でペン先が震えるとしたら、それは別の意味で力の入れすぎです。
まずは、ふんわりとペンを握って優しく紙の上に置いてみてください。
その時にかかる手の重さを小指で支えてやるような気持ちで持つと、上手にできますよ。 - 月読こんすけ 08-05-22 (木) 22:00
-
公文のペン習字の初日に正しいペンの持ち方を教わりました。で、家に帰ってこのページを読ませていただき、良い復習になりました。
Goodです、ありがとうございました。 - 書道のはな*みち 08-05-26 (月) 15:06
-
拙著をお読みいただきまして本当にありがとうございます。
このようにステキなブログに書いていただいたことを、
大変ありがたく光栄に思います。今後とも同素よろしくお願い申し上げます。
取り急ぎお礼まで。
髙宮 暉峰
- uta 08-05-28 (水) 21:58
-
>>月読こんすけさん
Goodしていただきありがとうございます。
月日の経った記事にも関わらず、こうやって「役に立ったよ」とコメントしてくださる方がいると、とても嬉しいです。
ペン習字100日練習、とても良い企画ですね。
無事完走できるよう、応援しております。
>>髙宮 暉峰さん
はじめまして。
まっすぐ本の第6刷が決まったとのことで、おめでとうございます。高宮先生の著作に載っていた「まっすぐな線を引くトレーニング」を始めてからもうすぐ1年になります。
おかげで様で、フリーハンドでも直線的な線が引けるようになり、基本点画の質が若干高まったように思います。
ブレない線が書かけるようになるにつれて、練習後の満足度も上昇したのは嬉しい出来事でした。
素晴らしい本をありがとうございました。 - MO 08-07-14 (月) 22:59
-
こんにちは。文字を書いていると手に力が入り、親指が反り返ってしまって痛くなる悪癖が何年も直りませんでした。子供の頃は書道をやっていて、そこそこ字はきれいな方だったと思いますが、昔どうやって筆記具を保持していたのか、思い出せませんでした。こちらで小指で支えるというお話を読んで、試してみると、そうだったかも。。。と遙か昔の記憶が蘇ってきたように感じました。ありがとうございます。高宮先生の本も是非読みたいです。少しずつ練習してみようと思います。
- uta 08-07-18 (金) 17:43
-
>>MOさん
はじめまして。
そうですね。一度クセが身に付いてしまうと、なかなか元に戻らないんですよね。
ワタシも集中しすぎると、つい力を込めて握ってしまうクセが未だに抜けません。今回紹介したペンの持ち方は、飽くまで参考程度のフォームにとどまっています。
ある程度なじんできたら、今度はMOさん自身が快適だと感じる持ち方にチューニングなさってください。 - 匿名 08-08-04 (月) 15:55
-
親指について悩んでいるのですが、曲げ具合がわかりません。下から見たとき90度曲げる人もいれば、30度くらいまげる人もいるようです。箸の持ち方では親指は伸ばして下の箸を固定する役目をしています。私としては30度くらいは曲げないと書きにくいかな、と思うのですが。。。
しかし書いているうちに90度になっているのが悩みの種になっています。 - uta 08-08-06 (水) 23:46
-
>>匿名さん
>下から見たとき90度曲げる
えーっと、ちょっと解釈に自信がないのですが、これは親指の第一関節の角度を指しているのでしょうか?
専門的な知識は持ち合わせておりませんので、経験上からのアドバイスになってしまいます。親指の第一関節の角度は、
ボールペン:曲げずにほぼ真っ直ぐに。
デスクペン:約30~45度曲げる。
(筆記具によって親指を曲げる角度が異なるのは、推奨される持ち方の角度が関係しています)これはワタシが快適だと感じる親指の曲げ具合であって、ひとつの目安としてください。
結果的に90度近く親指を曲げてしまうような持ち方になったとしても、不都合を感じなければ何も問題はないですよ。その人にあった持ち方をアドバイスするには、手の大きさ、使用するペン、指先を置く位置、ペンを寝かせる角度など、
他にも色々な要素が交錯するために、ワタシの方から「こうするといいかも」というのは難しいです。
やはり、ご自身で微妙な変化や違和感を肌で感じながら、適宜持ち方を変えていくのが一番だと思います。的外れのお返事でしたら、ごめんなさい。
- ken(上の「匿名」です) 08-08-09 (土) 13:49
-
お返事ありがとうございました!!
書店ではいろいろな書き方についての本が並んでいますが、このように自分が困っているところをピンポイントにアドバイスしていただくと本の何倍も参考になります!
本当にありがとうございました! - リフ 08-09-26 (金) 14:37
-
いつも勉強させてもらっています。
ちょっと分からないのですが手の角度はどのくらいでしょうか?
小指だけが少し触れる程度なのか、手の側面がすべてつくのが良いのかアドバイスお願いします。 - uta 08-09-28 (日) 0:48
-
>>リフさん
小指だけで支えようとすると線が安定しません。
また、手の側面全体を接紙させると手首の自由が奪われてしまいます。
どうにも合点がいかない問題ですね。http://www.geocities.jp/ki07ji/otoiawase.html#8
リンク先にある「手の平の下のぐりぐり」を確認できますでしょうか。
ワタシは、このぐりぐりの部分と小指を支点にして持っています。
記事内の画像だと、
http://cumacuma.jp/images/penji/diary/070701d.jpg
これが参考になると思います。ちなみに、ここで紹介した持ち方が「絶対」という訳ではありません。
この記事は、迷ったときや困ったときの参考程度に留めてください。
何度もリトライしていくうちに、リフさんなりの持ちやすいフォームへ変わっていくはずです。
根気が要る作業かとは思いますが、がんばってください。 - リフ 08-09-30 (火) 16:06
-
ご返答ありがとうございます
なんとなくグリグリが分かります書きやすいですね、これから生涯学習として練習します。 - らっぱ。 08-11-10 (月) 1:02
-
はじめまして。
このページを参考に持ち方を見直してみました。
なるほど!親指と中指で支える感じだと確かに楽ですね!今までの持ち方は寝かせすぎてか人差し指に力が入ってました。
写真を参考に角度とペンを当てる指を意識したら楽になりました。
それと、たまに頭にも心地いい刺激が行くような気がします。これから気が付いたときには意識してみたいと思います。
ありがとうございました! - T・T 08-11-11 (火) 23:56
-
自分は手先が不器用なので字をきれいに書くのは若干諦めかけていたんですが参考にさせていただきました。
質問なんですが、支点にするのは小指と「ぐりぐり」の2点と言う感じですか?私は今まで小指の先から「ぐりぐり」までべたっとつけていたので・・・
あと私は字を書く時にきれいな字を書こうとすればするほど力んでしまい、脇がしまっていて気が付くと上腕筋カッチカチの状態で書いてたりするのですが脇は締まらないようにしたほうが良いですか? - uta 08-11-13 (木) 0:45
-
>>らっぱ。さん
はじめまして。
人差し指は力まずに、添えるだけでもペンが持てる。
この事実に気付けた人は、きっと快適な筆記生活が待っているはずです。
お役に立てたようで何よりですー。>>T・Tさん
手の側面をべったりと乗せても書きやすいと思うのであれば、何も問題はないですよ。
ただ、それなりに信頼の置ける場所から情報を集めてきたので、小指と「ぐりぐり」を支点として試す価値はあると思います。脇がしまると、肘が固定されるため、書きよい環境とは縁遠くなってしまいます。
できれば脇を若干開いてゆとりを持たせた方が良いですね。/* ここから余談 */
丁寧に書こうと思うほどに力んでしまう気持ちはすごく分かります。私もそうでした(今もそうだったり)。
力まずに書くうえで、T・Tさんに足りない要素があるとしたら、
「文字を書くのに過度な力は必要ない」と確信を持てる経験かもしれません。
しかし、頭では分かっていても、実践してみるとつい筆圧が上がってしまい、思うように書けないんですよね。「じゃあどうすればいいのか」というと、やはり常に意識するしかないです。力は入れなくても書けるものなんだ、と。
すると、ふとした拍子にふわふわと書けるようになるときが訪れます。恐らく何の前ぶれもなく。
「求めていた感覚はこれかもしれない」前提が必要だとしたら、この経験だと思います。実際は、得心できたところで急に元に戻ったりするわけですが。
少し腹立たしくなりつつも、できたりできなかったりを繰り返すうちに、自身の感覚として身についてくるはずです。ワタシの体験談が入り交じっていますが、参考になれば幸いです。
- T・T 08-11-13 (木) 13:16
-
回答ありがとうございます。「過度な力を入れない」ということを心がけてリラックスして書いていきたいと思います。どうしても急いで書かないといけないときとかは力が入りがちになるんですよね・・・でも常に力を抜いて書くということを心がけて綺麗に書けるように練習していきたいと思います!!
ありがとうございました。 - teruya 08-11-22 (土) 18:53
-
持ち方矯正したくてuta様のサイト参考にさせてもらっております。ありがとうございます。
ですが僕の場合、正しい持ち方で書いてると中指が痛くなるし、字も全然濃く書けないんです。この状態がもうずっと続いております。
とにかく中指が気になってしょうがないです(痛くなるので)
力入れてるつもりは全然ないんですけど、なんでなんでしょう…。
むちゃな質問言って申し訳ないです。本人も全然原因がわからんとです…。 - uta 08-11-23 (日) 8:28
-
>>teruyaさん
こちらこそ、お役に立っているようでうれしいです。基本的に親指と中指で持つため、圧迫感を感じるのは、この2本の指です。
親指は、よくふくらんだ皮膚の厚い部分で、
中指は、爪の横に当てて支えるため、ある程度は負荷を和らげると思います。実際に持ち方を拝見してみないことには何とも言えないのですが、中指の痛みはどんな具合ですか?
例えば、
・ペンダコができるような皮膚の痛み
・足がつるような筋肉の痙攣による痛み
・関節に負荷がかかっているような痛みペンダコのような痛みの場合、これはもう指を使い込んで丈夫な皮膚にするしかないです。
足がつるような痛みであれば、運動量の不足によるものかもしれません。
普段使わない筋肉を酷使すると、乳酸が蓄積されやすく、筋肉の痙攣も発生しやすいです。
もう少しだけ我慢して実践してみてください。徐々に慣れてきます。関節が痛む場合は、恐らくご本人にとって無理のある持ち方となっている可能性があります。
http://cumacuma.jp/bookmark/mochikata/(正しい持ち方のリンク集)に掲載されている画像も参考に、
再度持ち方を見直してみてください。持ち方の画像は、通信講座のテキストを基に再現しています。
しかし、よく比較してみると指の配置が微妙に違うんですね。
それでも、これがワタシにとって楽な持ち方なので、これ以上は矯正しないつもりです。
同じように、teruyaさんにとっての正しい持ち方もまた微妙に異なってくるはずです。
最終的な調整は、ご自身の感覚を頼りに煮詰めてください。
記事内の画像は、そのためのショートカットとして捉えていただければと思います。
出来るのであれば、再現元の画像も載せたいところなのですが、商業媒体からの引用となるとなかなか難しいようです。結局のところどうすればいいのか、というと、
自問自答しながら原因を突き詰めていくしかなさそうです。持ち方を変えてから楽になった指は? 逆に負担がかかるようになった指は?
じゃあ、その負担を減らすためにはどうすれば?
もっと軽く持ってみようか、指の配置を少し変えてみようか。
中指の痛みは、筆圧の低さが関係しているのか、いないのか。
関連があるとすれば、どのように改善点を探っていこうか?
わざと筆圧を高くしてみたり、以前の持ち方に戻してみたり。
などなど。文面に表すとかなり面倒くさそうですが、あまり根を詰め過ぎず、気軽に取り組んでみてください。
- りさ 08-12-01 (月) 0:20
-
本当に字が下手で、会社員十年以上やってるのに、宛名書きすら頼まれないのです。
いろんなサイト調べました。通信教育も受けました。ペンの持ち方はこの方法一番あってるかもしれない。。。
どうしても、字が震えて曲がってしまうのです。一つづづみるとそんなに下手すぎではないのですが、書きつづけるととんでもないことになるんです。
上手に書きたい。そうしないと仕事なくなっちゃう。。。 - uta 08-12-02 (火) 6:25
-
>>りささん
何とも辛い状況ですね。お気持ちお察しいたします。
月並みな言葉ではありますが、
この手の悩みを払拭するには、ただただ書き続けるしかなさそうです。10年単位で染み付いた習慣を矯正するため、一朝一夕とはいかないことがほとんどです。
それでも、100時間を目処に練習すれば、字がブレて整然としない悩みも自然と解消されるはず。
早く結果を出したいところですが、その気持ちをなんとか抑えて、長い目で自筆の変化を見守ってください。
応援しております。 - りさ 08-12-02 (火) 22:49
-
お返事ありがとうございます。
やはり何事も努力と継続が必要ですよね。
私の場合は、センスがないのも弱点のようです。
よい手本を見ているうちにセンスは磨かれるそうですが。。。
ちなみに今日少し早め(達筆な気分???)にペンを動かして書いたら
なんとなく上手に書けたような気がしました。
これからも努力しますね。 - takuya 09-03-02 (月) 0:00
-
高宮先生の本を読ませて頂いたのですが、小指の使い方について本の中ではクッと曲げるとありますが曲げてしまうと手の側面がついてしまいます。こちらのブログでは側面は付けない方がいいと有りますが小指の使い方が間違えているのでしょうか?
- uta 09-03-02 (月) 20:38
-
>>takuyaさん
ペンを持った状態で、小指を「くっ」と曲げたときの角度はどの程度でしょうか。
・卵が収まるくらいの曲げ具合だと、小指の第一関節と手の平のぐりぐりが紙面につきます。
・卵が潰れるくらいに角度をつける場合では、手の側面を置いた方が安定すると思います。
同書には、「小指を手のひらにくっつけるようにして、軽く力を入れます」とありますが、恐らくこの表現は後者の曲げ方に該当します。しかし、この記事では長時間ペンを持つことを考えて、卵が収まるくらいの曲げ具合を基に解説しているんですね。
おかしな例えですが、何も力が入っていない状態、つまりゾンビのような手つきが最も指に負担の掛からない状態です。
その状態でそれぞれの指をペンにあてがって持てば、筋肉の疲労もだいぶ軽減できるのではと考えています。かれこれ1年以上前に投稿した記事で、私自身の持ち方に対する意識が若干変わってしまいました。
その都度内容を修正するうちに、ブログ記事と本での主張が微妙に喰いちがってしまい、混乱したことと思います。すいません。
どちらが間違いでこちらが正しい、というのはないと思います。
あるとすれば、普段の姿勢や指の長さなどから影響する相性の問題でしょうか。2種類の曲げ具合を実践してみて、快適に感じる方を取り入れてください。
それがtakuyaさんにとっての望ましい持ち方となるはずです。 - takuya 09-03-03 (火) 10:47
-
お返事ありがとうございます。このブログに出会えてますます字を書くことが好きになりました。もともと左利きで無理に右になおしたせいか今までとても疲れる持ち方をしていました。こちらのブログに出会えた事で今少しづつですが手の負担が楽になりました。ありがとうございます。
- SAKURA 09-03-13 (金) 22:12
-
初めまして、SAKURAと申します
鉛筆の持ち方、“大変”参考になりましたこれからもちょくちょく見に来たい、と思っています
これからも、この調子で続けて貰いたく思っています少なくとも、このサイトは閉鎖しないようにお願いしたいです
- 匿名 09-03-14 (土) 0:22
-
>・・・小指は軽く握られた状態になっています。この状態のまま、小指を手のひらにくっつけるようにして、軽く力を入れます。
と、ありますが、小指を手のひらにくっつけてしまえば、小指が用紙に触れる位置は、写真の赤い位置では
なくなってしまうんですが・・・ただ、小指を手のひらにくっつけば確かに腕の下側に力が入る感じはとても良く理解出来ます
出来れば、回答お願いします - uta 09-03-14 (土) 7:33
-
>>SAKURAさん
ありがとうございます。
細く長く続けていければと思っています。
閉鎖の予定は今のところありません。>>匿名さん
仰るとおりで、小指を握り込むようにして持つと、赤丸の位置では持てません。
手の側面を置いた方が安定するはずです。
詳しくは、4つ前のコメント(09年3月2日)で説明させてもらいました。
ご参照ください。月日が経つにつれて、私自身の持ち方に対する意識が変わってしまい、投稿した当時の内容と整合性が保てなくなっています。
混乱させてしまってすいません。
近いうちに、修正版として書き換える予定です。
しばらくお待ちください。