妊婦とお子さまは読まないで下さい
渡邉恒雄回顧録 価格:¥ 2,415(税込) 発売日:2000-01 |
日本郵政の「かんぽの宿」売却を巡り、落札したオリックス不動産が日本郵政の入札担当幹部を運営会社の副社長として招く案を提示していた。入札の公正さに新たな疑問が浮上し、西川善文社長は「極めて不適切だった」と陳謝した。鳩山総務相は「出来レース」批判を強めている。
13日の衆院総務委員会で原口一博氏(民主)が取り上げた。この担当幹部は旧郵政省出身で
日本郵政宿泊事業部長の福本誠氏。入札審査にあたっていた。売却後、オリックスは、福本氏を新たな運営会社の副社長に迎える提案をしていた。原口氏は「すりあわせをしないとこんなことはできない」と批判した。
ヤクザがこんな事したら殺されますw 役人はいいね、殺されなくてw で、鳩山総務相は「これを出来レースと言わなければ、世の中に出来レースはない」とまで断言したというんだが、
出来レースというより強盗ですね。これが犯罪にならないんだったら、法治国家じゃないです。
で、こういう話はまだまだコレからいくらでも出てくるわけで、というのも
日本郵政、オリックス問題などのネタを持ち歩く、総務省(旧郵政官僚)と結託した情報ブローカーの存在が一部マスコミ関係者の間でクローズアップされている。こうしたことが囁かれ始めたのは、日本郵政をめぐる旧利権派と新利権派による水面下の情報戦が一段と激しくなっていることの表われかもしれない。
世の中、利権を貪るヤツがいれば、必ず敵対する勢力というのがあるわけだ。東京アウトローズさんちによれば、旧郵政官僚と結びついた情報ブローカーが、外資族の悪口を広め歩いているという話で、面白いのでどんどんやってください。毒を持って毒を制するというヤツだな。で、最近の政治状況について、ヒロさん日記から。
●小泉は派閥を粉砕し、自民党内の建設・郵政・北朝鮮利権をぐいぐいと締め上げ、私欲のないクリーンな宰相を演じたが、陰では竹中を使って膨大なアメリカ外資利権をつくりあげていた。
●アメリカの金融危機によって、外資金融族が弱まり、いままで締め上げられた旧族議員たちの逆襲が始まっている。
●「外資利権・検察・清和会」対「建設利権・経世会」という対立構造がある。
●かんぽ・郵政問題から世間の関心をそらし、民主党を分裂させることを狙って、「外資利権・検察・清和会」と麻生政権が結託か。
●小沢疑惑は突然浮上したものではない。1993年以来、自民党→新生党→新進党→自由党→民主党と渡り歩く中で、強引な政治資金回しや迂回献金を多用。新生党と自由党を解党するときの党助成金などを自らの秘書が代表をつとめる政治団体に寄付したことも問題視されている。さらに北朝鮮利権を追及するグループからもマーク。
●手法をすべて知っている前任秘書(高橋嘉信)が、小沢に反旗を翻し、同じ岩手4区で自民党候補として出馬しようとしていることが痛い。ここが小沢の人徳としての失点。
●事件を追及する元共産党議員がソウルで死亡(3/1)、相模原の民主党事務所が焼失する(3/4)など、闇の力も十二分にある。
民主党と自民党というだけではない、幾つかの勢力が足を引っぱり合ってるわけだ。まことに醜い絵柄ですw せいぜい皆さんで殺し合いでもして戴きたいものでありますが、
この巨大対立は、山口組抗争の出発点となった「河野一郎vs児玉誉士夫」を連想させる。かつて日本中で荒れ狂っていた山口組抗争とは、実は「おまえを次期総理にする」という約束を反故にされた河野一郎(河野洋平の父親)が仕掛けた復讐劇だった。今回の事件で、政界の裏も表も知り尽くした小沢がおいそれと引き下がるとは思えない。むしろ辞任した後の院政で何を仕掛けてくるか。
河野一郎と児玉誉士夫が対立して、首相にさせて貰えなかった河野が山口組を使って嫌がらせしたというんだが、児玉誉士夫というのは、右翼の大物であるとともに、ヤクザの元締めでもあったわけだ。ヤクザの力を借りて自民党政権に協力していたというのはよく知られているんだが、河野一郎とは義兄弟の契りを結んでいたらしい。それが、
1960年代には山口組が関東に進出しようとして、全国的に大きな暴力団同士の武力抗争が起きるようになった。この黒幕こそ、河野一郎と言われている。つまり、彼は総理大臣になるはずだった。岸信介・大野伴睦・河野一郎・佐藤栄作の4にんがフィクサー児玉誉士夫の下で確約していた(「渡辺恒雄回顧録」p.150)。だが児玉誉士夫に裏切られて総理になれなかった。この恨みを晴らす為、山口組を使い、大元締め・児玉への反旗を翻させた。
右翼とヤクザと自民党はズブズブの関係だったわけだ。それが、今では外資とヤクザと自民党でズブズブなので、たいして変わってないです。政治家は、カネになるんだったら、誰とでも寝ます。で、権力欲に取り憑かれたお化けみたいな話がもうひとつw 例のピアノ弾きです。
麻生政権誕生直後に発売された「サンデー毎日」が興味ある記事を掲載していた。漆間官房副長官が上司に当たる河村官房長官の失脚を図ったという記事だった。麻生総理からスキャンダル追及のプロとして起用された事に応えたかったのか、事もあろうに「総理の女房役」のスキャンダルまで探っていたのである。
記事によると漆間官房副長官は麻生総理に「河村官房長官の
周辺には左翼がいる」と言って「更迭を進言した」と言う。無論麻生総理はこれに応じなかったが、「左翼と交流がある」と言う理由で失脚させようとする感覚は、戦前の「特高警察」を連想させる。そしてその頃、河村官房長官の「事務所費問題」がどこからかリークされ、メディアを賑わせていた。確か麻生政権誕生後初めての閣僚の不祥事であった。
親の因果がこの子に報い・・・の、先祖伝来のスパイである漆間なんだが、商売柄、閣僚のスキャンダルをガッチリ握っているのだそうで、誰も、彼を馘首に出来ないそうですw アスホール首相も尻子玉か何か握られてるのかね?
東京中央郵便局があっさり文化財指定受けるらしい。
中央郵便局の問題って、手打ちした麻生・小泉が鳩山と文化庁を丸め込んでかんぽの宿から目を逸らすためにやってる出来レースにしか思えないんだけど。
投稿 たらっしょい | 2009/03/14 05:00