マウスジェスチャ−。 どれくらい便利になるのか?半信半疑で、今更ながら導入してみた。
※マウスジェスチャ−とは、エクスプローラーや、ブラウザ、アプリケーション・ソフトの実行動作を、マウスだけでやってしまおう、というもの。 マウスを一旦、離して、キーボードで入力する、といった動作や、右クリック・メニューから動作を選ぶ、といったことを、省略出来る。
僕は、ブラウザにFirefoxを使用しているので、それ向けのマウスジェスチャ−を探す。 『FireGestures』というアドオンが評判のようなので、僕もそれを導入してみた↓
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6366
…導入直後は、要領が全く掴めず、「何コレ?」といった感じだったが、試行錯誤しながら適当にいじっている内に、マウスジェスチャ−の便利さが分かった。 例えば、サイトを閲覧していて、
「あ、このサイト、ブックマーク登録したいな」
…といった時、マウスを右クリックしながら左に動かすだけで、ブックマーク登録ウィンドウが出てくる。 もちろん、マウスをどの方向に動かすようにするか?は各自で設定可能。
他にも、進む、戻る、更新といった作業も、いちいちアイコンをクリックするために、マウスのカーソルを移動させなくても、手元で右クリックをしながら任意の方向に動かすだけで、実行してくれる。
ただ、マウス動作の感度が良いのか?悪いのか?神経質にマウス動作しないと、きちんと認識してくれない時は、イライラしてしまう。 そのせいで、間違った実行動作をしてしまい、取り返しの付かない(…とまで言うと、ちょっと大袈裟かもしれないが)事態になることも、たまにある(苦笑)。 FireGesturesは、マウスの動作時間の設定は出来ても、感度の設定までは出来ないようだし(出来たら、ゴメンナサイ)。 複雑な操作だと、認識エラーもしやすくなるので、よく使う実行動作は、簡略化して、登録するのがポイントなのだろう(僕の場合は、進むは右クリック+右、戻るは右クリック+左、更新は右クリック+上)。
…くれぐれも、マウス操作は丁寧に。
もう1つは、『マウ筋』という、フリー・ソフト↓
http://www.piro.cc/
何故、もう1つ、マウスジェスチャ−を導入したか?と言うと、上記のFireGesturesは、飽くまでも、Firefox専用だからだ。 こちらのマウ筋は、パソコン内のアプリケーション・ソフト全般に適用が可能。 もちろん、このマウ筋でも、Firefoxを動かせるのだが、Firefoxの場合、FireGesturesを使った方が、専用ならではの機能が多いので便利、というワケだ。
※ちなみに、マウ筋と、FireGesturesの競合は、設定で避けられます。
このマウ筋は、マウスの右ボタン以外に、左ボタンや、その他、マウスに付属しているボタンを使うことも可能。 僕の場合、マウ筋では、進む、戻るの他に、コピー、切り取り、貼り付け、ウィンドウを最小化&閉じる、プロパティといった実行を登録している。 これらの動作を、マウスでササッと実行出来るのは、かなり楽。 もちろん、マウ筋でアプリケーション・ソフトを一発起動、ということも出来るのだが(例えば、マウス操作でワード、エクセルを立ち上げる、など)、これは次に紹介する、ランチャーで実行した方が、僕としては楽なので、そちらに任せている。
最後は、そのランチャー。
※ランチャーというのは、お気に入りのソフトを、即、起動出来るようにするためのツール、と言えば、良いだろうか。 通常なら、デスクトップに、お気に入りのソフトのショートカット・アイコンを作成して、そこから起動するか、もしくは、スタート・メニュー内にある、すべてのプログラムから起動するのが一般的だと思うが、それと似たようなことを、ランチャーで行う。
ランチャーを導入する理由は、わざわざ、デスクトップに画面を切り替えて、アイコンをダブルクリックして…というのは、結構、面倒なので(笑)。 ショートカット・アイコンも、馬鹿みたいに、ホイホイと何個もデスクトップに作っていられない。
僕は、『Orchis』という、フリー・ソフトを使っている↓
http://www.eonet.ne.jp/~gorota/
このOrchisは、タスクトレイに常駐するので、そこから、目当てのソフトを即、起動出来る。 また、ソフトの実行ファイルだけでなく、フォルダの登録まで出来る(!) 例えば、『マイコンピュータ』フォルダを表示させるのに、通常は、windowsのスタート・メニュー(もしくは、キーボード上のwindowsキー+E)をクリックして、マウスのカーソルをそれに持っていくが、いちいち、そんなことせずに、即、フォルダ表示が出来る。 これ、些細なことのようで、かなり重要だと思う。
僕は基本的な機能しか使っていないが、他にも色々と細かく設定が出来るようだ。
…実際に使ってみると分かるが、とにかく、あらゆるPC動作がかなり楽になるので、このマウスジェスチャ−とランチャーを、まだ導入していない人は、是非、導入してみよう。
※2月28日更新分
マウスジェスチャーの『マウ筋』についてだが、結局、僕は使うのを止めることにした。 普通の人にとっては、凄く良いツールだと思うんだが、僕のPC環境では、最近、windowsの立ち上げの際、マウ筋の設定ファイルの読み込みエラーが頻繁に起こるようになり、それを削除しないと、マウ筋を起動出来なくなってしまった… ファイルをバックアップしても、全く、効果がなし(苦笑)。 せっかく入力したデータが、全部消えるだけでも嫌だと言うのに、マウ筋を起動する度に、毎回毎回、ジェスチャーを新たに設定し直すのは、本当に、イライラさせられる。 マウ筋は、インストール不要で、細かく設定出来るし、凄く魅力的なソフトだっただけに、非常に残念。 …ということで、代わりに『StrokeIt』という、海外製のマウスジェスチャ−を導入↓
http://www.tcbmi.com/strokeit/
海外製のソフトだが、日本語化ファイルも一緒にダウンロードすれば、問題なし。 …ジェスチャー・タイプを、デフォルトからしか選べないので、この点は、マウ筋に比べて、かなり使いづらいが、一応、ジェスチャー学習機能は付いている。 今のところ、このソフトで、マウ筋の代用は出来ているから、これで落ち着かせるつもり。
…一度、マウスジェスチャ−の使用に慣れると、マウスジェスチャ−を使わないPCライフは、考えられなくなる。 各ソフトによって、使い勝手も結構、違うようだから、何のマウスジェスチャ−を導入するか?は、拘った方が良いと思う。 テーマ:おすすめソフトウェア - ジャンル:コンピュータ
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