家族ぐるみで南予地域を中心にドラッグストアから化粧品を盗んだとして、愛南署は11日、宇和島市柿原、無職、善家香織被告(27)=窃盗罪で既に起訴=ら3人を窃盗(万引き)の疑いで松山地検宇和島支部に最終送検したと発表した。同署によると、盗んだ化粧品はインターネットを通じて店頭価格の5~7割ほどで販売したという。
他に最終送検されたのは、善家容疑者の母で同所、無職、作道洋子被告(54)=同罪で既に起訴=と、作道容疑者の義理の娘で同所、無職、作道佳代被告(23)=同。
容疑は、善家容疑者らは06年12月ごろ~08年12月、宇和島市、愛南町など南予地域の4市2町や高知県内のドラッグストアを狙って46件の万引きを繰り返し、口紅や乳液など1126点(被害総額約286万円相当)を盗んだ、としている。【柳楽未来】
毎日新聞 2009年3月12日 地方版