「いじめあった」と校長謝罪 三重の高1自殺で私立皇学館高校(三重県伊勢市)の1年の男子生徒(16)が同級生からのいじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、高校側が校内で生徒に対するいじめがあったことを認め、生徒の父親に謝罪していたことが10日、分かった。 また生徒の遺書に「ほかにもいじめを受けている生徒がいる。おれが幽霊になって守ってやる」と書かれていたことも父親の話で判明した。 父親によると、同校の大島謙校長らが9日夜に自宅を訪問して「いじめを防げず、申し訳ない」と謝罪。生徒らへの聞き取り調査で「教室でいじめに遭っているのを見た」との同級生の話が寄せられていることを説明したという。 その際、父親は「(いじめたとして)遺書に名前が書かれていた生徒7人に会いたい」と依頼すると、大島校長は「もう少し時間をください」と回答したという。 父親は「やっと校長から謝罪を受けられたが、納得したわけではない。いじめの事実が明らかにならない限り、別の子へのいじめはなくならない」と話している。 【共同通信】
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