9日午後1時55分ごろ、札幌市豊平区平岸3の18の市営地下鉄南北線南平岸-澄川駅間で、市内の市立中2年の女子生徒(14)が麻生発真駒内行きの電車にはねられ即死した。札幌豊平署は生徒が自殺を図った可能性が高いとみて動機などを調べている。
生徒の通っていた中学校の教頭によると、生徒は昨年3月、別の市立中学校でいじめを受けたため転校してきた。生徒の親族によると、現在の学校でもいじめに遭っていると母親に訴えていたという。教頭は「担任教諭は『いじめの相談は受けていないし、いじめはなかった』と言っている」と否定した。【和田浩幸】
毎日新聞 2009年3月10日 13時54分(最終更新 3月10日 14時39分)