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3人がいじめ認める 滝川の中1飛び降り 市教委、議会に報告(03/11 07:14)【滝川】滝川市内の中学一年男子生徒が飛び降り自殺を図った問題で、滝川市教委の小田真人教育長は十日の市議会総務文教常任委で「いじめにかかわった生徒は少なくとも三人おり、いずれもいじめたことを認めている」と報告した。 同教育長は、事件後に行った全校生徒アンケートの詳細を公表。それによると、男子生徒へのいじめを見たり聞いたりしたとする回答は八十八件に上り「モップで殴っていた」「カツアゲ(金品強要)しているのを見た」「メールでいじめていると聞いた」など多くの生徒がいじめの内容を把握していた。 同教育長は「(二〇〇五年に滝川市の)小学校の女児がいじめを苦に自殺して以降、さまざまな対策を行ってきたが、生かすことができず残念に思う」と陳謝したが、議員からは「これだけの生徒が知っているのに、なぜ教師は誰も気付かなかったのか」などの批判が出た。 この学校の校長は、アンケート結果の概要を説明した七日の記者会見で、「当該生徒のいじめについては把握していなかった。それ以外のいじめについては把握しているものもあり、その都度対応してきた」と説明していた。 市教委は近く、自殺を図った生徒から事情を聴く予定。 |
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