宇宙ごみがステーションに接近、飛行士ら一時避難
[ケープカナベラル 12日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は12日、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙ごみが衝突する恐れが生じたため、滞在する米ロの宇宙飛行士3人が緊急脱出用のロシア宇宙船「ソユーズ」に一時避難したと発表した。
NASAによると、宇宙ごみは過去に打ち上げられたスペースシャトルなどの部品とみられ、大きさは1センチ程度だが、時速約2万7000キロという高速で周回しているため、衝突すると大きな被害が出た可能性があるという。
通常はISSの位置を変えて宇宙ごみとの衝突を回避するが、今回は接近を知らせる警告が遅れたために避難。幸い、宇宙ごみは衝突せずに通過した。
ISSには、日本人宇宙飛行士、若田光一さんも長期滞在する予定。
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