インターネット監視システム「ATLAS」を発表、Arbor Networks

Arbor Networks は2009年3月12日、セキュリティ関連イベントをより深く監視できるよう改良された次世代の監視システム「ATLAS」インターネット監視システムを発表した。

「ATLAS」は、Arbor と100社以上のインターネットサービスプロバイダ（ISP）とのコラボレーション活動だ。

参加した ISP は、時間単位で匿名のトラフィックデータを Arbor と共有することに同意。Arbor の Peakflow SP および eSeries の導入を通じて、ISP は自社ネットワークに関する匿名化された情報を共有化する。

共有されるデータは、ATLAS システムに集計されて、Arbor のセキュリティ研究チームにより分析されることになる。その後、Arbor のサービスプロバイダ顧客間で共有される。

Arbor は、「ATLAS がセキュリティ、ルーティング、トラフィック動向にリアルタイムでグローバルなインテリジェンスを実現」するとしている。