阪神甲子園球場で21日に開幕する第81回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が13日、大阪市内であり、出場32校の対戦相手が決まった。34年ぶり10回目の出場となる岡山県代表の倉敷工は、大会初日の第1試合(午前10時20分開始予定)で金光大阪(大阪)と対戦する。 抽選は、同一地区のチームが準々決勝まで対戦しないようゾーン分けし、各校の監督や主将らが参加して午前9時から開始。倉敷工は頼宏樹主将がくじを引き、開幕試合が決まった。選手宣誓は今治西(愛媛)の高市廉主将が行う。 倉敷工は、昨秋の県大会で4位ながら中国大会に開催県枠で出場。準々決勝で作陽(岡山)、準決勝で鳥取城北(鳥取)を連破して波に乗ると、決勝で南陽工(山口)を下し、37年ぶり3回目の優勝を果たした。堅実な守備を基本に、粘り強い野球が持ち味。