「新たな歴史をつくる」中津東高校の1期生となる生徒ら=13日午前
二〇〇九年度公立高校一次入試の合格発表が十三日午前九時、各高校で一斉にあった。掲示板に自分の受験番号を見つけた受験生は歓声を上げて喜び、四月からスタートする高校生活に希望を膨らませた。
お母さんにすぐ連絡
○…第一期生を迎える中津東高校の合格発表会場となった中津商業高校では、掲示板に自分の受験番号を見つけた生徒たちが「受かったー」。中津市耶馬渓中学校の岩下一也君は「あこがれのサッカー部で精神を鍛えたい」と抱負。同市豊陽中学校の湊あやめさんは「お母さんにすぐ連絡した。ホッとした」と笑顔。
番号を見つけて安堵
○…臼杵商業高校では、玄関前に合格者の番号が張り出された。自分の番号を見つけた受験生は喜びや安堵(あんど)の表情。津久見市第一中学校の矢内佑衣奈さんは「自信はなかった。『自彊(じきょう)』の校訓が自分に合っていると思う」、野口稚奈(わかな)さんは「ほっとした。資格をいっぱい取りたい」。
高校生活が楽しみ
○…情報科学高校では、体育館前に合格者の受験番号が張り出されると、受験生や保護者が詰め掛けた。合格した受験生は友達と抱き合ったり、携帯電話のカメラで記念撮影をするなど大喜び。大分市鶴崎中学校の西山麗央奈さんは「バスケットボール部に入りたい」。同市明野中学校の三宮雅子さんは「パソコンを勉強したい」と、にっこり。
「心臓飛び出るかと」
○…森高校では、期待と不安の入り交じった表情でお守りを握り締める受験生の姿。合格者の番号が掲示されると、「あったー」と声を上げたり、ガッツポーズで喜びを爆発させた。玖珠町八幡中学校の後藤愛さんは「心臓が飛び出るかと思った」。同町森中学校の酒井奨大君は「勉強にもスポーツにも打ち込みたい」と目を輝かせた。
勉強してきたおかげ
○…別府羽室台高校では、受験生や保護者ら約百人が発表を待った。掲示板に張り出された番号を確認すると、「良かった」「やった」と喜びを爆発させた。別府市朝日中の銅采香(あやか)さんは「勉強してきて良かった。オープンキャンパスに来た時から決めていた書道部に入るつもり」と高校生活に期待を膨らませた。
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