1=2
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
~ 1=2 について、官能小説
~ この数式 について、足利義昭
~ 1=2 について、IT関係者
[編集] 困惑した科学者たち
1=2の謎は千年に渡って科学者、数学者を困惑させた。事態は至って単純で、単に「2は1であり、1は2である」というだけである。しかし何人かの科学者は彼らのママが2の存在を信じていることから、ママのためにこの謎について論争をしている。
2は西暦102年に発見された。これはそもそも西暦103年を迎えるためだったと考えられている(それまでどのように新年を迎えてきたのか、という質問はしないでほしい)が、それからというもの、人間はエイリアンの企みによって弄ばれる羽目となる。
[編集] 1=2問題の解決
1960年代後半、イギリスの数学者アレレー・バーによって「1=2」の命題が肯定的に解決されるまで、「1=2」が正しいか否かは数世紀に渡って数学界最大の謎とされてきた。それまでの数学者たちは皆、1と2が等しいことに経験則として気付いていたが、それを数学的に証明するすべを持たなかったのである。アレレー・バーは自らが発見したバーの法則を巧みに用いて見事に「1=2」を証明してみせ、数学界に多大な衝撃を与えた。バーの証明以降、それを参考とした様々な証明方法が多くの数学者によって考案され、現在に至っている。
[編集] 1=2グラフ
右図は座標平面上にランダムに点をプロットした図である。確実な証明方法ではないが、1=2であることを視覚的に理解することができる。
[編集] 証明
1=2は数学における基本的な定理なので、何百種類もの証明方法が知られている。 ここでは、そうした証明方法のほんの一部を紹介する。
[編集] 幼稚園児でも理解できる証明
[編集] 消しゴムを用いた証明
ここに消しゴムが1つある。 これを2つに折ると2つの消しゴムができる。 つまり、
- 1個の消しゴム=折ってできた2つの消しゴム
よって
- 1=2
[編集] 小学生にも理解できる証明
[編集] 背理法による証明
- 1 ≠ 2
と仮定する。両辺に0を掛けると、
- 0 ≠ 0
これは明らかに誤りである。
- ∴ 1 = 2
[編集] "あまり"を利用した証明方法
- 3 ÷ 2 = 1 あまり 1
- 5 ÷ 4 = 1 あまり 1
ゆえに
- 5 ÷ 4 = 3 ÷ 2
両辺に4を掛けて
- 5 ÷ 4 × 4 = 3 ÷ 2 × 4
整理すると
- 5 = 6
両辺から4を引くと
- 5 - 4 = 6 - 4
- 1 = 2
[編集] "引き算"を利用した証明方法
- 1 - 3 = 4 - 6
両辺に 9/4 を加えると
- 1 - 3 + 9/4 = 4 - 6 + 9/4
式を変形すると
- (1 − 3 / 2)2 = (2 − 3 / 2)2
2乗をとって
- 1 - 3/2 = 2 - 3/2
両辺から- 3/2 をとると
- 1 = 2
[編集] "かけ算"を利用した証明方法
- 2 × 0 = 0
- 1 × 0 = 0
つまり
- 0 ÷ 1 = 0 ÷ 2
- 1 = 2
[編集] 9で割る証明法
を計算すると
0.1111111111111...に9を掛けると
両辺に10000000000000...を掛けると
- 9999999999999... = 10000000000000...
両辺から999999999...を引くと
- 0 = 1
両辺に1を足して
- 1 = 2
ちなみに、9で割る方法を使うと、
- 1 = 0.9999999999999...
も証明することができる。
[編集] わかりやすく
- 当然ながら、
- 0 = 0
- 0に何を掛けても0なので
-
- 邪魔な0で両辺を割って
- 1 = 2
[編集] 中高生なら理解できる証明
[編集] 方程式を使った証明
- a = 1
- b = 1
とおくと、
- a = b
両辺にbを掛けると
- ab = b2
さらに両辺からa2を引くと
- ab − a2 = b2 − a2
両辺に-1を掛けると
- a2 − ab = a2 − b2
両辺を整理して
- a(a − b) = (a + b)(a − b)
両辺に(a − b) があることからそれぞれ割って
- a = (a + b)
ここで、最初に置いた数字を代入すると
- 1 = (1 + 1)
実際に計算すると
- 1 = 2
この初等代数による証明はもう少し簡単にできる。
- a = b = 1 のとき
両辺に a を足して
- a + b = 2a
両辺から 2b を引いて
- a − b = 2a − 2b
- (a − b) = 2(a − b)
両辺を (a − b) で割って
- 1 = 2
[編集] 最大値を使った証明
すべての整数の中で最大のものを A とおく。 一般に、
- A + 1 ≧ A
A は最大の整数だから、
- A ≧ A + 1
ゆえに
- A = A + 1
両辺から A を引くと
- 0 = 1
両辺に1を足して
- 1 = 2
[編集] 指数法則による証明
-
- = 1
よって
- i = 1
両辺を2乗すると
- − 1 = 1
両辺に3を加えて2で割ると
- 1 = 2
[編集] 複素数を使った証明
これは誰でも知っている等式:
両辺のルートを取って:
ルートを分子分母へ:
-1の平方根は虚数単位の i で、1の平方根は1である。すなわち:
両辺に1/2を掛ける:
数式を簡単にするために3/(2i)を足す:
そしてiを掛ける:
それぞれ展開する:
-1の平方根はiより、iの二乗は-1であるから:
分子分母からiを払うと:
実際に両辺を計算すると:
両辺を約分すると:
- 1 = 2
以上で、1=2が証明された。
[編集] 三角関数を用いた証明
- tan(A) = tan(π + A)である。
ここでとおくと、右辺は
となる。ここで、:
-
なので、
-
ここで、
となるB, Cを導入する(当然ながらB=C)。
- tan − 1(B) = − tan − 1(C)
B=Cであるから
- tan − 1(B) = − tan − 1(B)
ここでtan − 1(B) = Dとおくと
- D = − D
Dは上述のとおり0ではないので、両辺Dで割ることができる。
- 1 = − 1
両辺を2で割り、3/2を足すと
- 2 = 1
証明終わり
[編集] 悪魔の証明
- 1=2である。なぜなら、1=2でないという根拠は自然界にはないからである。
- なぜなら、数字は人間が作った物であり、自然界に数字は存在しないため、
- 仮に自然界に確かめたとしてもそれは不可能であるから1=2でないと言う根拠は見いだせない。
[編集] Eulerの公式による証明
Eulerの公式
- eiθ = cosθ + isinθ
を用いて 1 = 2 を証明する。
- e2iπ = cos2π + isin2π
- = cos(2π + 2π) + isin(2π + 2π)
- = cos4π + isin4π
- = e4iπ
よって
- e2iπ = e4iπ
両辺の自然対数をとると
- 2iπ = 4iπ
- ∴ 2 = 4
両辺を 2 で割ると
- 1 = 2
[編集]
……を用いた証明
……のように、
の肩に
が無限に乗っている数をAとする。
Aは定数である。
ここでAの数値を求めると、が無限に続くので
の肩に乗っている数もAである (∞-1=∞) 。
すなわち
- A=
よって
- A=2, 4
すなわち
- 2=4
両辺を2で割って
- 1=2
[編集] 極限による証明
rが正の数のとき、
r0 = 1
であることから、rの∞乗根は1であり、r+1の∞乗根も1である。ゆえに
- 1∞=r=r+1
よって、
- 1=2=3=.......=∞である。
[編集] 不定積分を使った証明
よって明らかに1=2
[編集] 定積分を使った証明
。
なので、
。
しかしなので、
。
両辺を3で割って1を足し、2=1。
ここで「極限と積分を勝手に入れ換えるなよ!」などと言い出すのは、数学者とかウィキペディアンのような頭の堅い人種だけである。 物理学者は理論系の専門家ですら、極限と積分を自由に入れ換えるのだ。 我々も物理学者のフリーダムっぷりを見習わなければならない。
以上より、「1=2」は物理学的に証明された事実であると言える。
[編集] 0で割る手法を使わない証明
まず、
- ( − 0.5)2 = 0.52であることは明らか。
両辺から2乗を取り除くと
- − 0.5 = 0.5
両辺に1.5を加えて
- 1 = 2
[編集] 無限を利用した証明方法
無限に 1 を足しても無限のままであるから、
- ∞ + 1 = ∞
同様に、
- ∞ + 2 = ∞
ゆえに
- ∞ + 1 = ∞ = ∞ + 2 ⇔ ∞ + 1 = ∞ + 2
両辺から ∞ を引くと
- 1 = 2
[編集] ゆとり教育を受けた一部の中高生だけが理解できる証明方法
まず、
- 156=52×3
は確実。円周率は3なので、
- 156=52π
各記号に数値を入れる。人間が勝手に作った円周率は3.1415926……(書いているとこの世が終わるのであえて書かない)なので、
- 156=52×3.1415926…
計算して、
- 156=163.3628152…
両辺から156を引いて、
- 0=7.3628152…
両辺を7.3628152…で割る。0は何で割っても0なので、
- 0=1
両辺に1を加えて、
- 1=2
[編集] その他
[編集] 正三角形を利用した証明方法
- まず、全ての辺が1㎝である正三角形を書く(図①)。
- この時、当然AB+AC=2、BC=1である(単位省略)。
- 次に、ABとACの中点から、BCの中点へ線を引く(図②)。赤いジグザグ線の長さをXとする。
- この時、X=AB+ACである。
- 図②と同様に、中点から中点へと線を引く(図③)。赤いジグザグ線の長さをXとする。
- この時もやはり、X=AB+ACである。
- この作業を無限に繰り返しても、赤いジグザグ線の長さXは以下の等式で表わされる。
- X=AB+AC …式1
- この作業を無限に繰り返すと、赤いジグザグ線はBCと重なってしまう(図④)。ゆえに赤いジグザグ線の長さXは以下の式で表わされる。
- X=BC …式2
- 式1と式2より、BC=AB+ACとなる。
- よって、1=2が証明された。
[編集] バナッハとタルスキーによる証明
1924年に証明されたバナッハ=タルスキーの定理によると、3次元空間上では1個の物体を分割してつなぎあわせなおして元の物体と同じ大きさのものを2個にすることができると証明されている。 しかも、その証明には選択公理というものを使えばいいのだが、その公理は「何かが入っている袋が複数あったなら、それぞれの袋の中から1個ずつ何かを取り出せる」という当たり前のことを言っているに過ぎない。実際、そんな当たり前のことを認めない数学者はほとんどいない(「全く」じゃないところが数学者が変人ぞろいであることを示している)。
つまり、1924年から1=2は数学者公認の理論なのである。
[編集] カリーによる証明
Xを「Xが真なら、1=2である」という文とする。
まずXが真であることを背理法により示す。 Xが真でないと仮定する。 一般に、命題Aが成り立たない場合、「A⇒B」は真であった。 背理法の仮定より「Xは真」でないので、「Xが真なら、1=2である」は真である。 しかし「Xが真なら、1=2である」はX自身に等しいので、Xが真であることになり、矛盾。
以上の議論よりXは真。
今Xは「Xが真なら、1=2である」と等しかったので、
「Xが真なら、1=2である」も真。
Xは真だったので、「Xが真なら、1=2である」より、「1=2」が結論づけられる。□
なんだかややっこしいが、これ、世界中の論理学者が頭を悩ませてる問題だったりする。
[編集] シュレーディンガーによる証明
- この数式ではシュレーディンガーの猫を数学的に用いる。
- 箱の中の猫が生きている=1、死んでいる=2とする。
- すると、箱を開けるまで中には生きていると死んでいるという二つの答えが同時に眠っている。
- すると、1と2が同じことになり、1=2
[編集] 様々な証明方法
[編集] 哲学的証明
- 絶対矛盾的自己同一論より
- A は、非A であるが故に、A である。
- すなわち、1≠2である のは、1=2 であるが故に、1≠2 である。
- 1≠2は真である。
- よって、1=2
[編集] 論理的証明
- 『アンサイクロペディアに書かれていることがすべて真実であるならば、1=2である』
- この命題が真であるのは、万人が認めるところである。(ウィキペディアンさえも認める真理である)
- 『アンサイクロペディアに書かれていることがすべて真実である』が、真であるのはいうまでも無い。
- よって、『1=2である』も真である。
[編集] 紙を使った証明
用意するもの
手順
- まずは準備した細長い紙の真ん中あたりに1と書く。
- 細長い紙の両端にそれぞれ「のり」と書く。(裏側の両端には書かないこと)
- 細長い紙を裏返して、今度は2と書く。
- 今はまだ「1」と「2」は紙の表と裏という別々の場所にあることを確認する。
- それでは、「のり」と書かれた部分にのりを塗って、「のり」の2箇所をくっつける。(この際、紙を折り合わせるのではなく、ひねってからメビウスの輪のような形にする。)
- 最後に「1」から=をどんどん延ばしていく。(「1================……」という感じ)
- 1 ========================= 2 となる。
このように「1=2」は難しい数式を使わなくとも直感的に理解することも可能である。
[編集] 粘土を使った証明
数式を必要としない易しい証明方法としては、上述のほか粘土を利用したものもある。
用意するもの
- 粘土
手順
- まずは準備した粘土で二つの塊を用意する(これは「2」である)。
- 二つの塊をくっつけてこねる。
- 大きな一つの塊となる(これは「1」である)。
- この時、初めの二つの塊と大きな一つの塊は同一の粘土であることは自明である。
- したがって「1=2」である。
これは多くの人々が幼児期に(証明とは知らずに)体験していることだろう。 厳密な証明方法ではないが、その簡明さから幼稚園児や小学生などに「1=2」を理解させる際しばしば用いられている。
[編集] 電池を使った証明
用意するもの
- 1.5Vの電池2つ(新しい)
- 導線
手順
- 1.5Vの電池(一つ)の電圧はもちろん1.5Vである。
- 二つの電池を並列につなげる。
- これも1.5Vである。
- したがって「一つの電池の電圧=二つの電池の電圧」
- だから「1=2」である。
[編集] 針金を使った証明
用意するもの
- 針金
手順
- 針金を曲げて「2」の形を作る。
- 「2」の形の針金の両端を持って引き伸ばす。
- 針金が「1」の形になる。
- このとき、「1」の形の針金と「2」の形の針金は同じものである。
- よって、1=2
[編集] ∞を使った証明
- ∞は真ん中で分けて「00」とも読めるので、∞=0
- 両辺を∞で割って、1=0
- 両辺に1を足して、2=1
[編集] 物理学的見解による証明
ハイゼンベルグの不確定性原理説(ΔxΔωgap h)の拡張により「事象は確率によって形成される」ので、X=1という数は同時にX=2である、という確率は間違いなく存在する。
さらに不確定性原理説により物体が電子のように小規模であるほど不安定である、そしてX=1は小規模である
つまりX≠1である確率は限りなく大きい。しかし1の周辺の数であるほど確率は高まるので、X=2である可能性がかなり高い。しかし不確定性原理説ではX=0は存在しない、そして整数であるほど安定なのでX=2は最高確率である。
よって X=2
[編集] 諺を利用した証明
「五十歩百歩」より
- 50歩=100歩
両辺を50歩で割ると
- 1=2
[編集] ゴリラを利用した証明方法
ゴリラの学名はゴリラ・ゴリラであるから
- ゴリラ=ゴリラ・ゴリラ
- ゴリラ=2ゴリラ
両辺をゴリラで割って
- 1=2
[編集] 暦を利用した証明
キリストの生まれた年を西暦元年と定めた。 キリストは紀元前4年に生まれているため、
- -4 = 1
両辺に9を足して5で割ることにより
- 1 = 2
[編集] アンサイクロペディアを利用した証明
アンサイクロペディアでアカウントを作成しようとすると、スパム防止のため「54+7」といった簡単な計算をさせられる。こんな簡単な計算を間違えるアホは0人である。 よって
- 61=54+7=0
両辺に61を加えて61で割ると
- 2=1
以上の議論より、アンサイクロペディアにアカウントを作成するときは常に「0」と答えればよいことが分かる。 これはアンサイクロペディアのスパム対策が全く機能していないことを意味する。
[編集] 男女平等を利用した証明
- 男=1,女=2とする。
- 男女平等により、男=女である。
- よって、1=2
この方法を使えば、全ての数は等しいということも証明できる。
[編集] パソコンを使った証明
[編集] エクセルを使った証明
- エクセルを起動する。
- ワークシートを新規作成する。
- B1セルに「=IF(A1=A2,"はい","いいえ")」と入力する。
- そうすると、A1=A2のときに「はい」と表示される。
- B1セルには「はい」と表示される。
- よって A1=A2
- 両辺に共通なAを取って、1=2
[編集] エクセルを使った証明 その2
- エクセルを起動する。
- ワークシートを新規作成する。
- A1セルに「1:2」、B1セルに「2:4」、C1セルに「=B1-A1」と入力する。
- C1セルには、「1:02」すなわち1:2と表示される。
- したがって、2:4-1:2=1:2 これを(1)とする。
- また、比の性質より、2:4=(1*2):(2*2)=1:2
- 1:2=2:4=aとおくと、(1)に代入して、a-a=a
- 移項して、a=a+a すなわち a=2a
- ここで、A1セルの表示形式を「数値」にして、小数点以下の桁数を2以上にする。
- A1セルの表示より、aは0ではない。
- 両辺をaで割って、1=2
[編集] ファイルを使った証明
- 1バイトのファイルを作る。
- 2バイトのファイルを作る。
- 両方のプロパティを表示する。
- 「ディスク上のサイズ」のところを見ると、同じである。
- したがって、両方のファイルの実質的なサイズは同じである。
- よって、1バイト=2バイト
- すなわち、1=2
[編集] ペイントを使った証明
- ペイントを起動する。
- 「キャンバスの色とサイズ」から、幅を2、高さを1に設定する。
- 「伸縮と傾き」から、「伸縮」の水平方向と垂直方向を50%に設定する。
- 「キャンバスの色とサイズ」を見ると、幅と高さは共に1になっている。
- したがって、2×0.50=1×0.50
- 両辺を0.50で割って、2=1
[編集] Active Basicを使った証明
- Active Basicを起動する。
- 「Basicプログラム」を新規作成する。
- 以下のプログラムを入力する。
#N88BASIC Dim a As DWord Dim b As DWord a=0 b=4294967296 If a=b Then Print "はい" Else Print "いいえ"
- このプログラムを実行すると、「はい」と表示される。
- よって、0=4294967296
- 両辺を4294967296で割って、0=1
- 両辺に1を足して、1=2
[編集] C言語による証明
C言語を使っても、1=2を証明できる。 「C言語なんて知らないよ」という人のために、各行で何をやっているのかをきっちり解説した(/*…*/の部分)ので安心して読んでほしい。
[編集] その1
以下は「1=2ならYESを表示しろ」という趣旨のプログラムである。 このプログラムを実行すると、YESを表示する。 したがって1=2である。
#include <stdio.h> void main(){ int a=1,b=2; /* 「a=1」、「b=2」とする。 */ if ( a = b ) printf ("YES"); /* 1=2ならYESと表示。 */ }
[編集] その2
以下は「0.1の10倍が0.2の10倍に等しければYESを表示しろ」という趣旨のプログラムである。 このプログラムを実行すると、YESを表示する。 よって1=0.1の10倍=0.2の10倍=2である。
#include<stdio.h> main(){ int a=0.1,b=0.2; /* 「a=0.1」、「b=0.2」とする。*/ if(10 * a == 10 * b) printf ("YES"); /* 10×aと10×bが等しいことが偽でなければYESと表示。 */ }
[編集] その3
以下は「(2-0)×(2-1)を計算しろ」という趣旨のプログラムである。 このプログラムを実行すると、1を表示する。 よって2=(2-0)×(2-1)=1である。
#include<stdio.h> #define A 2 - 0 /* 「A = 2 - 0」とする。 */ #define B 2 - 1 /* 「B = 2 - 1」とする。 */ main(){ printf("%d",A*B); /* A×Bを表示する。 */ }
[編集] その4
以下は「-1431655765×3を計算しろ」という趣旨のプログラムである。 このプログラムを実行すると、1を表示する。 よって-4294967295=-1431655765×3= 1。 両辺に8589934591を足して4294967296で割ると、1=2。
#include <stdio.h> main(){ printf("%d",-1431655765 * 3); /* -1431655765×3を表示。 */ }
[編集] C++による証明
以下はC++による「1=2ならYESを表示しろ」という趣旨のプログラムである。このプログラムを実行すると、YESを表示する。したがって1=2である。
#include <iostream> using namespace std; int main(){ bool a=1, b=2; // 「a=1」、「b=2」とする if(a==b) cout << "YES"; // a=bならばYESと表示する return 0; }
[編集] まだ納得できない人のために
どのような数でもその数の0乗は常に1である(A0 = 1, Aは任意の数値)。ここで逆に言えばが言える。1,2は確実に任意の数値Aである(この事実は、長い長い時間をかけて政府の金を散々使った挙句、数学者が証明してくれる)から、従って、最終的に
である、と言える。
任意の数値Aにうまい数値を代入すれば、以下の式を作ることもできる:
- π = 3
- 2 + 2 = 5
- 戦争 = 平和
- 自由 = 隷属
- 無知 = 力
- 夢 = 時間
- 愛 = 理解
- 明日 =今
- マナ=カナ
- コナン = 新一
- ルイズ = シャナ
- hyde = 156c…誰か来た様だ
[編集] 1=2から得られる事実
1=2であるなら2=1であることも自明である。これにより、なんだかいろいろ新しい数学問題が発生する。しかし、誰も気にしない、数学者たちが面倒くさがっている、などの理由でこれらの問題は発表されていない。
[編集] すべての数は1に等しい
1=2により、任意の数をRとおくと、
- R = R×1 = R×(2-1) = R×(2-2)+1-1 = R×0+2-1 = 0+1 = 1
より、すべての数は1であることが示された。
さらにこれより、任意の数をS,Tとすると、
- S = 1 = T
より、すべての数は等しいことが示された。よってウェブサイトは一つしか無いし、その中に記事は一つしか無いし、その中には文字は一文字しか無い。結局、全ての生命は幻に過ぎない。
なお、1=2より1=0も明らかなので、複素数を含めた「すべての数はゼロに等しい」と予言され、全宇宙を無に帰する鍵とされてきたが、残念ながら「ゼロで割る方法」が未解決のままなので定理として成り立っていない。詳しくは「ゼロで割る方法」を参照のこと。
この事実により、難解な命題も容易に証明することができる。
ここに、いくつか例を挙げてみよう。
[編集] 東大入試も簡単に解ける
- 円周率が3.05より大きいことを証明せよ。
かつて東京大学の入学試験で出題された有名な問題であるが、以上のことを用いれば、あの東大をもってしても朝飯前なのだ。
証明)
考察)
- (A)を3.05以上にすれば、逆の答えが出てくるじゃないか、と思った方。正解である。命題は偽なのである(証明は省略)。
- しかし、命題は真であることも証明されているので、この命題は真であり、偽であるのである。そんな命題を証明させるあたり、東大もさすがと言ったところである。
[編集] 京大入試も簡単に解ける
- tan1°は有理数か (06年後期・文理共通)
証明)
- tan1°は無理数であると仮定する。
- このとき、1=2よりtan2°は無理数
- 以下同様にしてtan45°やtan156°も無理数となるが、tan45°=1より矛盾する
- よって、tan1°は有理数である。
考察)
- ちなみに、この問題が出題されたときは出来が非常に悪かったらしい。でも1=2を使えば簡単なのである。これで君も京大生だ!
[編集] 未解決問題も簡単に解ける
コラッツの問題は小学生でも理解できる問題だが、数学の未解決問題の1つである。しかし、これらを用いることで、未解決問題ですら解くことができる。
- 簡単に説明すると、任意の自然数 nをとって、
- ・nが偶数の場合、nを2で割る
- ・nが奇数の場合、nに3をかけて1を足す
- という操作を繰り返すと、有限回で1に到達するというものだ。(例:12→6→3→10→5→16→8→4→2→1)
- 詳しくはWikipediaで調べてね。
証明)
- すべての数は等しいので、任意の自然数 nは2である。
- さらに、2は偶数であるから、2を2で割って、1となる。
- 従って、コラッツの問題は正しいことが示された。
[編集] ミレニアム懸賞問題を解いて賞金が貰える
ミレニアム懸賞問題の一つである未解決問題「P=NP問題」も1=2という大定理を使うと一瞬で解けてしまう。 (1=2=…=多項式=指数より自明)。
この問題を解決した人はクレイ研究所から100万ドルもの賞金を貰えるので、 君も早速クレイ研究所に連絡した方がいい。早い者勝ちだ。 ただし、君の連絡を受けてクレイ研究所が精神病院に電話をかけたとしても当方は一切責任を追わない。
あ、僕は上に書いた証明で賞金を貰うつもりはないので、その点は御安心を。 僕はペレルマン並に謙虚だからね。
[編集] 「生命、宇宙、そして万物の問い」が6×9であることが証明できる
生命、宇宙、そして万物の答えは42である(これは頭のカタいウィキペディアンはもちろん[1]、googleすら認める[2]事実)から、
42
- =1+1+1+1+1+1+1+1+1+1+……+1+1+1+1+1+1+1+1+1+1+1+1
- =1+1+1+1+……+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2
- =60
- =6×10
- =6×(8+2)
- =6×(8+1)
- =6×9
- =生命、宇宙、そして万物に関する問い
よって、「生命、宇宙、そして万物の答え」は6×9であるという理論がある。 地球の歴史は無駄ではなかった!
[編集] その他の適用例
- 1万円銀行に預金すると、2万円預金したことになる。
- 2頭の牛を持っているということは、実は4頭の牛を持っているということである。
- 半額セールは「1つ分の値段で2つ買える」と謳っているが、これは悪徳商法の極致である。1つ分の値段で1つ買うのと同じことだし、2つ分の値段で1つしか買えないとも言える。
- 指で数える手法は根本的に間違えている。
- 一輪車のタイヤを注文すると、2つのタイヤが来る。自転車のタイヤはセットで注文しても1つしか来ない。
- 片側2車線の高速道路は1車線しか使えず、また、下信越自動車道のある区間のように片側1車線の場合は実際には片側2車線である。
- 女性には2つの口があるから、口数が多いと説明できる。
- 妻が言っていることが半分しか耳に入らないのは、夫の耳が1つしか無いからだ。ついでに彼女は2つの口があるから、私が聞こえるのは実質1/4のみである。
- hydeの身長156cm = 78×2cm = 78cm = 39×2cm = 39cm
- 逆に考えると、hydeの身長156cm=312cm、というものは成立はしない。地球が逆に回っても、hydeの身長は156cmよりは大きくなることはない。
- ウィキペディアで見られる2と言った記述は正しくはない。1とするべきである。
- ポケットをたたくとビスケットが2つに増えるという歌があるが、1=2なのでやはり1つであり、実際には少しも増えていない。つまりこの歌は、本当は「現実そんなに甘くない」ということを意味している。
- 小泉首相は実は人参である。何故なら2=1より、小泉首相と人参は「二つの物」であるが、実際には「一つのもの」であるから。The implications for vegetable rights are stunning.
- 日本は実は一本である。に=2,また1=2。よって日本=一本となる。ちなみに意味はまっさらない。
- カップラーメンができるまで3分かかると言われるが、実際に待つのは1分でいい。また、1分=60秒である。60=30*2。30=15*2であり、これを続けると、待たなくてよいことが証明できる。
- あなたは一人ではない。 しかし、大勢居たところで結局は一人である。
- 「三人寄れば文殊の知恵」などというがもちろんプラシーボ効果であるし、むしろ悪化している(1+1+1=3、しかし1=3なので1+1+1=1、3で割って1=1/3、したがって1+1+1=1/3)
- 「一日千秋」という四字熟語は、時間が普段より長く感じられるさまの意味であるが、すべての数は1に等しいので、実際に1日の間に千秋過ぎていることがわかる。よって、12日間あれば「一万年と二千年前から愛してる」と称することができる。
- テニスの王子様の菊丸は一人でダブルスが出来る(マリオテニスGBでクッパVSワリオ&ワルイージの対戦があったという実例がある)。ただしこれは1=2でなくとも知られている一般的真理である。
- 試験で100点を取ったとしてもそれは100=50*2=25*2*2=5*5*2*2であり、1=2,5=2+3,3=1+2を使い5*5*2*2=(2+3)(2+3)*1*1=(1+1)(1+1)*1=2*2*1=1*1*1=1よりそれは1点を取ったのと変わらない。ただしその逆は大人の都合により通常ならば証明できない。が、そこで証明できてしまうのが現実というものである。
- 2時に会議がある場合、2時には会議室に居ないといけない。ところが1=2より、1時までに会議室に居ないといけないことになる。つまり1時間待つことになる。ところが1=2より、2時間待たないといけないことになる。よって12時までに会議室に居ないといけない。ところが1=2なので、12=10+2=10+1=11となり、11時までに会議室に居ないといけない。会議室まで1時間かかる場合10時に家を出ればいいが、1=2より2時間かかるかも知れないので、9時に家を出なければいけない。もしこれで10時到着の場合、1時間かかったことになる。しかし1=2より、2時間かかったことにもなるので、家を8時に出発したことにもなる。だから家で過ごした8~9時は、存在しなかったことになる。歯磨き・髭剃り・髪の手入れをこの時間帯に済ませた場合、会議室に10時到着した途端、また歯が汚れ、髭が伸び、寝癖が出来る。また起床がこの時間帯であった場合、会議室に10時到着した途端、主人公は寝てしまう。何としても8時までに事を済まさなければいけないので、8時からは暇になる。なので8時に家を出発しないといけない。ところがこれでは予定より1時間早い。1=2より、これは予定より2時間早いとも考えられ、9時(この時間帯)に家を出ることにもなり、これで10時到着したら主人公は再び振り出しに戻る。
- 2択問題は1=2であるから、1択問題と同じことになる。すなわち2択問題が出された場合、100%の正解率が望めるのであるが、1=2により50%の正解率しか望めない。つまり○を選んでも、×を選んでも正解率は50%であるから、選ぶ意味は無いのである。
- 007シリーズに「エージェントは二度死ぬ」とあるが、1=2より、(一度死ぬ)=(二度死ぬ)となる。よってエージェントは一度しか死なないので、普通の人間である。これにより、1度死んだ人間は蘇り、もう一回死ねる可能性があるので、キリストが蘇った理由も説明できる。
- 一撃必殺は一撃ではない。なぜなら一撃必殺は1=2より、一撃=二撃であるため、二撃必殺となる。しかし、一撃を与えたところで、あと一撃で倒せるはずであるが、1=2より、一撃=二撃となり、あと二撃必要となり、三撃必殺となってしまう。これを順次適用すると、一撃必殺はいくら攻撃しても倒すことができないということになる。
- 2ちゃんねるは2chと表記される。2ch=2*c*hである。ここで1=2より、2*c*h=1*c*h=1chである。日本の公共放送は関東地方と山梨県では1chで放送されている。ゆえに、2ちゃんねるは日本の公共放送である。
- この証明を用いることによって長年解くことの出来なかった東條首相の算術を解くことが出来た。
- 開店前から出来ている行列の先頭に並んでいる人は、1=2により2人目の客となる。よって一番前に並んでいる客の前に、もう一人客がいることになる。これを繰り返すと無限に客がいることになる。しかし並んでいるほぼ全ての人はこのことを知っているため、諦めて列から抜けてしまう。だから列が出来てもちゃんと店に入れるのである。
- 地獄エネルギー理論として1=2=1=2……という脈動サイクルを使用したレイド情報論理がある。
- 責任という二文字で今年を一文字で表すことが出来る。
- 「one for all ― all for one」(一人は全員のために、全員は一人のために)という言葉があるがこれもただの奇麗事に過ぎないことがわかる。なぜならallを40と仮定すると、1=2より40=20*2=10*2=5*2=(1+2+2)=3=(1+2)=2=1(one)となり、この標語は「one for one - one for one」(一人は一人のために、一人は一人のために)となり、やはり現実は「個人は個人のことしか考えていない、自己中心的人間ばかり」ということになる。
- 二浪しそうな時も1=2つまり2=1より一浪のままであることができる。
- この証明を用いることによって肯定的に解決されたことになっていた四色問題の否定の証明が得られた。
[編集] 実際にあった 1=2 の証明
- ポケモンにおいて、
- 野生のツチニンを捕まえる。
- 手持ちを5匹以下に減らし、モンスターボールを一つ以上所持した状態でレベル20まで上げテッカニンに進化させる。
- なんとツチニンがテッカニンとテッカニンのようなものの二匹になっている!
- イチロー(本名:鈴木一朗)は次男である。したがって、1=2である。とはいえ、1=2より(1回産まれる)=(2回産まれる)だから、イチローは2回産まれてもいて長男でも次男でもあるとも考えられるのである。
- 2chで、同一人物が>>1と>>2に書き込んだ場合、1=2となり、1+1=2+1により2=3となる。つまり全てのレスは同一人物によるものだということである。
- ミドリムシやアメーバなど単細胞生物を1匹飼って、しばらくエサを与えていると、なんと2匹になっているのだ。
- プラナリアは2つに切断して放っておくと2匹になる。また、3分割すれば3匹になるし、10分割すれば10匹になり、100分割すれば100匹にもなる。これにより、1はすべての数に等しいことも証明できる。
- 宮本武蔵のお父上こと新免無二斎は次のようなウマの言葉を残している。「攻めと守り、二を一にするのが十手じゃあ」つまり武士が十手を持ったとき、そこに1=2があるのである。
[編集] 例外
おもに工業系の学生が学ぶ論理関数の世界では、あらかじめ1 + 1 = 1という定義が為されている。方程式を使った証明を引き合いに出してみる。下から3行目に書かれている数式:1 = (1 + 1)をこの定義のもとに計算してみると、1 + 1 = 1なので、最終的に1 = 1となる。かくして大いなる謎は無事解決された。
[編集] 関連項目
- 英語版Uncyclopediaの記事(en:1=2) 16:41, 14 August 2006 より翻訳。だが、現在は英語版とは似ても似つかない。