アブダビ王室にスイカ献上!

2008.06.23

[農業日記]


向かって左隣がナヒヤーン高等教育・科学研究大臣で右がラーシド農林大臣


スイカをほおばるナヒヤーン大臣


ラーシド大臣も美味しいを連発!

今日のランチはスペシャル!今日はアブダビ王族に鳥取県産スイカを献上する日なので、スイカルックで登場。スーツはスイカの果肉の赤、ネクタイには種をイメージしてスワロを散りばめ、靴は皮と同じグリーン!

波多野大使とJA鳥取坂根組合長とアブダビ郊外のとある王族のプレイベート・パレスへ。この持ち主はシェイク・ナヒヤーン・ビン・ムバラク高等教育・科学研究大臣!れっきとした本家本元のアブダビ王族である。この王族の方々に鳥取スイカを献上するのだ!

われわれを迎えてテンションが上がってきてくれたのか、ジョーク連発の非常に気さくなナヒヤーン大臣はスイカ献上式典で大喜び!

「スイカルックとはすごいな!素晴らしいスーツと靴だ。でも私は着ないよ!」とこれもジョークか?私もスーツを渡すつもりはないが・・・

王族の一人が「私の大好きな浦和レッズの色だな」といわれ驚く。浦和レッズはアブダビで無料のサッカースクールをやっているとのこと。「短期間で世界レベルまで上がった日本サッカーはわれわれの憧れ。前はわれわれの方が強かったのに、今や歯が立たない・・・多くを学びたい」といわれ、少しうれしくなった。

「子供たちは日本のテレビゲームやアニメが大好きだ。武道も好きだ」とのこと。大臣お二人とも柔道の選手だったとのこと!

話題をスイカに戻し、さっそく砂地での有機栽培、糖度14等と鳥取のスイカを大PR!ナヒヤーン大臣は笑顔で聞いてくださる。

「甘くなかったらただじゃすまないぞ!」と茶目っ気たっぷり!式典には数多くのメディアが来ており、スイカそっちのけでスイカルックの変な男に興味津々・・・

式典後の昼食会で、さっそくナヒヤーン大臣たち鳥取県産のスイカを試食。「信じられない!こんなスイカは初めてだ。カリカリした食感なのに甘い!間違いなく今までベストだ。」と堪能。

昼食会で斜めに座っておられたのがラーシド・アフマド・ビン・ファハド農林大臣。ラシード大臣も「本当かよ」とつぶやきながら、自らスイカにかぶりつかれる。豪快だ!「信じられない甘さだ。これならこちらで十分チャンスはある」とうなづく。

王族に鳥取県産のスイカを食べてもらえるなんて・・・うれしすぎる・・・これも波多野大使のおかげである。高等教育大臣と農林大臣というUAEの主要閣僚二人と昼食会に同席できそこで地元のスイカに高評価いただけるなんて・・幸せすぎて死にそうです!ありがとうございました!

これでブランド化いけます!アブダビ王室御用達ですから!献上スイカになりました!波多野大使をはじめ大使館の皆様、外務省中東二課の皆様、本当にありがとうございます!