
渥美半島で暮らし始めた農家の若夫婦。
自然農法を選んだ、新しい生き方。
自然農法グループ「そら」 加藤万晴さん & 由紀子さん(マクロビオティック講師) |
農家の高齢化が深刻となって久しい。専業農家の減少に歯止めが掛からない中、あえて農業に取り組もうという新規就農者が徐々に増えつつある。田原市若見町で野菜をつくる若き生産者、加藤万晴さんもその一人。東京生まれ。
東京育ちの彼は、平成19年の冬に縁あって田原市にやって来た。もともとは作るよりも食べることから自然農法に興昧を持ち、それが、やがて大地を耕す側へと踏み込むに至った。
「農家を始めるため見ず知らずの土地に行くというので、周りの反応は一様に何で
?って感じでした(笑)。できた野菜を送ると喜ぼれますが、いまだに不思議がられてます」 |