「票田のトラクター」の筒井五輪は今?
 11日のブログで冗談半分で「麻生さんは首相を辞めて首相になる」と書いたら、永田町の長老から電話。「(明治時代)首相の再登板はごく普通だった。伊藤博文は3度復権した。大隈重信は16年ぶりに首相になった、と君は書いているが、もっと正確に『大隈は4カ月で辞任して16年後に返り咲いた』と書くべきだ。4カ月で辞任がポイントだろう」。

 確かに麻生さんに辞任を求めるなら「4カ月で辞任」を書かなければ意味がない。舌足らずで申し訳ない。

 で、もう一度、書き直す。「1898年(明治31年)6月、憲政会領袖の大隈による日本最初の政党内閣が誕生した。しかし、政権を取ると、憲政会は人事を巡り分裂。大隈は国民の人気を集めながら4カ月ちょっとで崩壊した」

 それにしても、僕の小さなブログ「二代目日本魁新聞社」は永田町でも愛読者が増えているらしい。

 12日はサンデー毎日の「青い空 白い雲」を書き上げ、夜は同僚と赤坂の日本料理店で一杯。赤坂の料亭通りは何か寂しい。

 仲居さんが言うには「赤坂は政界、新橋は経済界と贔屓が別れたが、このところ、政治家はほとんど赤坂に姿を見せないのよ」。大不況、西松献金事件。夜の赤坂も被害者?

 さて、その永田町・赤坂で、ちょっとした話題になっているのが、人気政治漫画「票田のトラクター」(原作・ケニー鍋島、作画・前川つかさ)の主人公、天下を狙う稲山一郎代議士の秘書「筒井五輪」のモデルのことだ。

 実は五輪のモデルは高橋嘉信さん。小沢さんの秘書を25年勤めた人物で、地元では「小沢の影に高橋あり」とか「選挙の達人」とか言われていた「票団のトラクター」である。多分、彼が小沢陣営の錬金術にもっとも詳しい人物だろう。(彼が秘書だった時のことはもはや時効?)

 この高橋さん、衆院議員を一期務めたが、小沢さんと袂を分かち、今や次期衆院選で岩手4区から自民党公認候補として出馬するらしい。

 小沢さんに挑戦する「票田のトラクター」は西松建設献金捜査の行方にどう関係するのか?

 東京地検特捜部は「元秘書で現職衆院議員の石川知裕」を事情聴取する方だが、本当のキーマンは高橋さんではないの?

<何だか分からない今日の名文句>

参考人と「捜査協力者」の違い


| 牧太郎 | 09:41 | comments (x) | trackback (x) | 編集長ヘッドライン日記 |
このページの先頭へ
PROFILE
CALENDAR
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
<<前月 2009/03 次月>>
ARCHIVES
Amazon.co.jp
新聞記者で死にたい―障害は「個性」だ (中公新書)
牧 太郎
競馬遊侠伝 (小学館文庫)
牧 太郎
マスコミ・芸能(ぎょうかい)笑辞典 (学研M文庫)
牧 太郎
中曽根政権・1806日〈上〉
牧 太郎
中曽根政権・1806日〈下〉
牧 太郎
- GetNet -