2009年2月26日 (木)

プログラミングの常識

正確なタイトルは、「新人プログラマが身に付けるべき知らないと恥をかくプログラミングの常識」という長い名前(アスキー・メディア・ワークス、ISBN978-4-04-867689-2)。名前が長いだけの価値のある本で、プログラミングの常識について単に著者の蘊蓄を披瀝するだけでなく、プログラミングにおける「常識」とは何か、常識についてどういう態度をとるとよいのかということを考えさせられる良書。
プログラミングを学んでいる人や就職活動中の人はもちろん、指導側や採用側の人も目を必ず通しておきたい一冊だ。

2009年2月18日 (水)

音楽と数学の怪しい関係

暗号を題材にした抱腹絶倒の推理小説ほか1篇。本格ミステリーではなく、ユーモアミステリーなので、とにかく面白いものを読みたい人にお勧め。

こちらへ。

2007年10月19日 (金)

暗号―この不可思議で魅惑的な世界

世の中にはさまざまな暗号の本があります。でも、初心者向けの本には具体的な説明がなくて、なんとなくしかわかりません。一方、難しい式や理論ばかりの本や複雑なコンピュータプログラムが掲載されている本は専門家でなければなかなか理解できないでしょう。
そうした中で、この「暗号―この不可思議で魅惑的な世界」は、素人にもわかりやすく、しかも具体的に書かれています。
この本は、暗号というものについての概説で始まります。この短い導入を読むだけで、暗号というものが、おおよそわかるようになっています。
第2章には具体的な暗号方法の説明がありますが、解読方法と暗号化方法の説明に加えて、それをコンピュータのプログラムでやるとどうなるか具体的な説明があります。
最後のほうでは、将来と未来の暗号が取り上げられています。
この本は、読者が暗号解読に挑戦できるようなかたちで書かれています。ですから、この本の暗号解読問題に挑戦してみるのも楽しいでしょう。

2007年10月18日 (木)

はじめに

これから面白い本を紹介します。

取り上げる書籍はさまざまですが、あまり専門的でない程度に専門的な内容を含むものもあります。取り上げる基準は、ずばり、読んで面白いこと。では、お楽しみに。