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花を嚙む このページをアンテナに追加

2008-11-14

[]Lucky Strike

ただやわらかな物腰が、

つらそうな咳が、

長い前髪からのぞくおびえたような目つきが、

似合いすぎたコンバースの靴が、

忘れられないだけで。



あなたに逢えたところで

糞みたいなわたしにできる手立ては何も残されてはいないから、

またいつものようにあなたをアイドルとして崇め、

結局はふりだしに戻り日常は退屈平穏、何ら変わりません。



それでも同じ空気を吸ったこと、

瞳に映ったこと、

微笑みを受けたこと、

そして運命を感謝します。



まるで夢みたいでした。

ルサンチマンを見方につけて。



Love You All.