【2009年03月12日06時08分 更新】


1.涙の面会、県内関係者の反応
 (03/12 06:05)

拉致被害者、田口八重子さんから日本語を教わった、キム・ヒョンヒ元死刑囚が、11日韓国で、田口さんの家族と面会しました。県内で拉致問題の解決に取り組む関係者は、今回の面会をどう見たのでしょうか。北朝鮮側は、これまで、田口さんについて、1978年に、宮崎の青島で、拉致したと発表しています。「北朝鮮に拉致された日本人を救出する宮崎の会」の代表を務める、宮崎大学の吉田好克准教授は、面会について、一定の評価をしました。(救出する会・吉田好克代表)「北朝鮮でのいろんな暮らしの様子とか、そういったものを会って聞きたいと、これは当たり前すぎるくらい当たり前で、それが念願かなったということは大いにすばらしいこと」その一方で、吉田代表は、今回の面会が拉致問題の解決に直ちに、つながるものではないと、慎重な見方を崩していません。(救出する会・吉田好克代表)「直ちにこれをもって何かが大きく動いていくということはちょっと考えられない。全員救出していくんだという立場からすると、あまり今回の会見に大きな意味を見出すことはできないと言わざるをえないと思う」


2.さくら1週間後に開花
 (03/12 06:05)

宮崎地方気象台は、11日、2回目の桜の開花予想を発表しました。宮崎は1回目と同じ、平年より1週間ほど早い3月18日となっています。気象庁の発表によりますと、今年の宮崎市の桜の開花予想は、1回目と同じ、3月18日。これは、平年より一週間早く、歴代でも1997年に次いで、2番目の早さです。今年は1月の前半に、気温が平年を下回る時期が続いた後、2月以降は気温の高い日が多かったため、つぼみの成長が、順調に進んだとみられます。楽しみはやっぱりお花見。県内各地の桜の名所では、見ごろは、早いところで3月21日ごろからと、1週間程度早まります。(フーデリー霧島店・佐藤昌史さん)「前倒しで準備を進めているが、お客様の予約も結構入ってきている。あわてて広告の準備とか材料の調達とか急いでやっている」一方、見ごろが、4月1日までと予想されている都城市。開花時期の早まりに、関係者は頭を悩ませています。(都城観光協会・今村さつきさん)「桜の状況がちょっと早まるということなので、4月にイベントに出演予定の方にはちょっと申し訳ないなと思っている」関係者をやきもきさせながら、今、じっと開花の時を待ち続けている桜。私達の目を楽しませてくれるまで、もうすぐです。


3.赤川投手!オープン戦デビュー
 (03/12 06:05)

ヤクルトスワローズに入団した宮崎商業高校出身の赤川克紀投手。10日、オープン戦でプロ初登板を果たしましたが、ほろ苦がいデビュー戦となりました。10日、本拠地、神宮球場で、プロ初のマウンドに立った赤川克己。しかし、先発を任された注目のドラフト1位ルーキーは、緊張からか制球が定まりません。さらに、ホークス打線に、ファーボールを与えた後、タイムリーを浴びるなど、初回、いきなり、3点を奪われてしまいます。続く2回。何とか立て直したい赤川ですが、ホークスの松田らに、あわせて2本のホームランを打たれ計6失点。結局、赤川は、2回途中で降板。被安打6、9失点と、プロの洗礼を受け、デビュー戦で結果を出すことはできませんでした。(赤川克己投手)「まずファーボールが多かったのと腕が思いきり振れてなかった。コントロールも制球力もつけて今度は試合に臨みたい」


4.えびの市長宮崎氏次期市長選へ出馬表明
 (03/12 06:06)

えびの市の宮崎道公市長が、来年3月に任期満了を迎える次の市長選挙に、3期目をめざして、立候補することを表明しました。(宮崎道公えびの市長)「信任を得られれば、引き続き市政運営に全身全霊を傾けたいと思っております。」宮崎市長は、11日の市議会一般質問でこのように述べ、次のえびの市長選挙に立候補し、3期目の市政運営にあたりたいとの考えを示しました。宮崎市長は、3期目を目指すにあたって、物産館の建設や、農業の振興など、まちに活力を与える政策を進めたいとしています。宮崎市長は、えびの市出身の72歳で、えびの市議を7期努めたあと、2002年のえびの市長選挙で初当選、現在2期目です。来年3月に任期満了を迎えるえびの市長選挙に、立候補を表明したのは、宮崎市長が初めてです。


5.延岡でヒジキの収穫作業始まる
 (03/12 06:06)

延岡市須美江町の海岸では、11日から、ヒジキの収穫作業が始まりました。ヒジキは、食用の海藻の一つで、延岡では、毎年、一年のうちで最も潮が引く、「春の大潮」の時期に合わせて収穫されます。11日は、地元生産組合のメンバー10人余りが、干潮を迎えた午前中から作業を行い、かまを使って、ヒジキを丁寧に刈り取っていきました。収穫されたヒジキは、釜ゆで作業や乾燥作業を行った後、販売されることになっています。


6.OKI陸上部に宮崎牛を贈呈
 (03/12 06:06)

3月いっぱいで廃部となる、OKI陸上競技部に、県などから宮崎牛が贈られました。11日は、スポーツランドみやざき推進協議会の中馬光久副会長らが、清武町にあるOKIセミコンダクタ宮崎を訪れ、田崎忠義理事に、宮崎牛10キロの目録を手渡しました。つづいて、中馬副会長が、「廃部は大変残念ですが、県民に夢と感動を与えてくれて、感謝しています」とあいさつしたのに対し、田崎理事は、「長年、県民や後援会の方々に、ご指導、ご協力をいただき、ありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。OKI陸上部は、沖電気工業が、世界的な景気後退による経営悪化を理由に、3月末での廃部を決めています。


7.動物園をきれいに!塗装業者が奉仕作業
 (03/12 06:07)

古くなった動物園の施設をきれいにしようと、宮崎市内の塗装業者が合同で、ペンキを塗り替える奉仕作業にあたっています。11日は、宮崎市塗装業協会に加盟している13の塗装業者から、約30人が参加し、フェニックス自然動物園で奉仕作業を行っています。業者は、古くなっている動物園のゲートを、赤や黄色など、鮮やかな色のペンキで、塗り替えていました。宮崎市塗装業協会では、きれいな街づくりをめざして、こうした奉仕活動を35年間続けていて、これまでに約380か所の公園などで、塗装の塗り替えを行っています。この作業は、3月18日にも行われ、動物園の入り口が、色鮮やかに生まれ変わるということです。


8.春の洋らん展
 (03/12 06:07)

華やかな美しさで人気を集めている、洋らんの展示会が、11日から宮崎市で始まりました。この展示会は、宮崎洋らん会などが、毎年、春と秋に開いているもので、宮崎市のフローランテ宮崎には、会員が丹精こめて育てたカトレアやデンドロビウムなど、約300点が展示されています。展示されている洋らんは、ピンクや黄色など、いずれも色鮮やかな花を咲かせていて、会場いっぱいに甘い香りを漂わせています。また、会場では、花をつけた洋らんの株も販売されていて、朝早くから訪れた愛好家たちが、次々と買い求めていました。この、春の洋らん展は、宮崎市のフローランテ宮崎で3月16日まで開かれていて、14日と15日には、植え替えの講習会も予定されています。


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