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強制わいせつ:小笠原村議に実刑判決 東京地裁

 自宅を訪ねてきた団体職員の女性の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた東京都小笠原村議、友永成太(本名・成田行夫)被告(59)に対し、東京地裁は17日、懲役1年6月(求刑・懲役2年)を言い渡した。友永被告は「合意の上だった」と主張したが、高橋正幸裁判官は「落ち度のない被害者にいきなり抱きつくなど卑劣で悪質」と退けた。

 判決によると、友永被告は04年7月、父島の自宅近くの農作業小屋で、仕事の関係で訪れた30代の女性に無理やりキスし、服の上から胸を触るなどした。

 07年9月に逮捕された後、村議会が辞職勧告決議を採択したが、友永被告は辞職を拒否。村議会事務局によると、逮捕後は一度も村議会に出席していないが、給与は支払われ続けているという。

 友永被告は07年4月の村議選で初当選。カメラマンとしても活動し、写真集も出している。【伊藤一郎】

毎日新聞 2009年2月17日 18時18分

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