東京地検は18日、芸能プロダクション「ピンキーネット」(東京都渋谷区)社長、神崎修一容疑者(41)を児童ポルノ禁止法違反ほう助の罪で起訴した。起訴状は、水着姿でわいせつなポーズを取るDVDに出演させられると知りながら、昨年6月22日に16歳の無職少女をフリーカメラマン、古川明宏容疑者(34)=同法違反(製造)容疑で逮捕=に引き渡したとしている。
DVDの映像は裸ではなかったが、地検は全体のわいせつ性から児童ポルノにあたると判断したとみられる。神崎被告は1月29日に同法違反(製造)の疑いで警視庁に逮捕されたが、地検は「DVDの製作自体にはかかわっていない」として、ほう助罪に切り替えて起訴した。【三木幸治】
毎日新聞 2009年2月18日 23時42分