京都大は24日、強制わいせつ事件を起こした総合人間学部4年の男子学生(24)を退学処分にした、と発表した。西村周三副学長は記者会見で、「女性の人権を踏みにじった卑劣な行為で、被害者に心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
京大によると、男子学生は昨年10月10日午前2時半ごろ、京都市下京区のマンションのエレベーターホールで女性の体を触った。強制わいせつ容疑で府警に現行犯逮捕され、京都地裁で執行猶予付き有罪判決が確定した。
京大を巡っては、14日に法学部の学生が大麻所持容疑で逮捕されている。【朝日弘行】
毎日新聞 2009年2月25日 2時01分