高速バス内で寝ている女性乗客の体を触ったとして、準強制わいせつ容疑で現行犯逮捕された福岡高裁宮崎支部判事、一木泰造容疑者(52)=宮崎市別府町=が、宮崎県警の調べに容疑を認める供述を始めたことが24日、捜査関係者への取材でわかった。
捜査1課などによると、一木容疑者は当初、「手には触れたかもしれないが、体には触っていない」などと否認していた。また、一木容疑者の手などから採取した試料が被害女性のDNAと一致したという。
一木容疑者は8日夜、福岡発宮崎行きの高速バス車内で、隣の席で寝ていた都城市の短大生(19)の下半身を触った疑いがある。休暇中で、福岡市内の自宅から単身赴任先の宮崎市に戻るところだったという。