細田博之幹事長は10日、役員連絡会終了後の記者会見で、平成21年度予算案と関連法案の審議をめぐる野党の対応を批判した。会見で細田幹事長は役員連絡会で衆参の国会対策委員長から、危機的な経済状況にも関わらず、野党が「本会議は週2度しかやるつもりはない」と審議を悠然と構えているとの発言があったことを報告。その上で、「野党に猛省を促したい」と述べ、国民生活よりも政局を優先する野党の姿勢を批判した。また、「1日でも早く成立させて、住宅を買いたい人、改築したい人、自働車を買いたい人に税制上の恩典が行かなければいけない。3月中旬までに成立させるつもりで、不況対策に取り組む」と述べ、政府・与党一体となって早期成立に全力を尽くす考えを改めて強調した。
≪幹事長会見全文≫
|