COENTRO の“食べる見る聞く”

食べることが基本のブログ。 食の安全性なんかについてもちょっと。

ブタがいた教室

学校のトレードマーク

東京都国立市の国立六小で飼育小屋を作ってホタルを育てる取り組みをしているそうです。読売新聞に載っていました。

私立学校では生徒の活動を中心にしたいろいろな活動がPRされていますが、公立の学校でももっといろいろ生徒を活躍させて、それを宣伝してもらいたいと思っていた矢先だったので、とても興味深く記事を読みました。

nobuta

ブタがいた教室のようなセンセーショナルなことでなくても、生徒が駅弁を企画したり、 タカラヅカふうのオペラを公演したりする大掛かりなことでなくてもいいと思うんです。大切なのは子どもを中心に活動する場を作り出すことだと思うのです。何年か前に白岩玄さんの野ブタ。をプロデュースという小説が話題を呼びましたが、小学校や中学校が持っている大切な役割の一つが生徒をプロデュースすることだと思うんです。(写真は紀伊国屋ブックウェブより引用しました。)

このブログでも、いくつかそういう話題を紹介しましたが、国立六小のように、生徒なら誰でも参加できる取り組みをもっとたくさんやって、それをアピールしてもらいたいと思っています。

このブログで紹介した学校の取り組みは次の通りです。
コシノジュンコのファッションショー
タカラヅカオペラ
キルティング
崎陽軒弁当

お前たち!やーっておしまいっ。

ヤッターマン実写版がいよいよ公開になりますね。昨日もプレスリリースで大騒ぎしていました。

タツノコプロのタイムボカンシリーズは子どもの頃楽しく見させていただきました。最近では、新しいヤッターマンも楽しんでいます。

dronjo (画像はタツノコプロのホームページより引用しました。)

今回の実写版。実はとても良い企画だなと感心しているところがあるんです。それはキャストの妙と言うか、配役が良く考えられているように見えるところです。

春の休日に一家で観に行って大騒ぎして帰ってくる。そんなお花見的映画鑑賞を可能にするかのようなキャスティングがすばらしいと思うんです。

深田恭子をドロンジョに、ヤッターマン1号に桜井翔を、ヤッターマン2号に福田沙紀、謎の考古学者に阿部サダヲ。参りますねえ。実に。

ヤッターマンを子ども時代に楽しんだ親父たちは、フカキョンのドロンジョに参って、映画を見たくなるでしょう。(子どもを映画に連れて行くという錦の御旗がありますし。)
福田沙紀の隠れファンパパの存在も否定できませんね。
ジャニオタを卒業したママたちも、桜井翔なら見てもいいと思うかもしれません。(映画のあと外食すれば料理を一回パスできますし。)
あるいは、変則が好きなママは安部サダヲをや生瀬勝久、あるいは山寺宏一を見たいと思うかもしれません。
ぶらり途中下車の旅が好きなおじいちゃんやおばあちゃんは、ドクロベエ様が滝口順平さんと知れば興味をそそられるかもしれません。
自動販売機のボタンを「ポチッとな」と言いながら押している子どもを見かけるくらいですから、子どもたちは親に誘われれば「アラオラサッサー」ってなもんでしょう。

boyakie

そんでもって親子そろって仲良く映画鑑賞となるのではないか、と思うわけです。

考えてみれば、一家そろって見られるような映画はなかなかないので、これは親子をしっかり結びつけて、この世に悪は栄えないようにする、ヤッターマンたちの壮大な計画の一環なのではないでしょうか。

ドロンボー一味は、まんまと世界平和事業に参加させられていると言うわけです。うん。

百百弁当

おととい、横浜に行って面白いお弁当を食べました。

名前は百百(もも)弁当って言うんですが、百周年記念行事の一環として作成されたものです。

百百弁当

どこが百周年かといえば、先日も紹介した高木学園と、シューマイで有名な横浜の崎陽軒の両方なんです。

どちらも百周年ということで、タイアップして作った弁当がこれです。

女子高校生が食べたいと思うものと、お弁当作りのプロがこれならイケるんじゃないかと考えた結晶がこのお弁当で、味も量もちょうどそれらしく出来上がっていると思いました。

高木学園にはクッキングフードコーディネートを勉強できる科があって、そこの生徒さんたちと崎陽軒のスタッフで企画を進めたらしいのです。

このお弁当、神奈川新聞で紹介されていたので興味を持っていましたが、実際に食べることができて楽しい一日になりました。

崎陽軒さんに一言。 おとといは横浜ランドマークタワー店で買い求めたんですが、その販売店では百百弁当は一日にたった2個の入荷とか。そんなにたくさんは作っていないだろうとは思っていましたが、駅弁の元祖とも言える崎陽軒さんですから、もう少し勢い良く売ってもらいたいと思いました。

豪徳寺の招き猫

世田谷区の豪徳寺あたりを散歩しました。

豪徳寺

正式には曹洞宗大谿山豪徳寺と言います。(写真は世田谷区のホームページからの引用です。)

いいお寺でした。ひとつは招き猫。このお寺が発祥の地と言っていいのかどうかは分かりませんが、井伊家とのかかわりが招き猫から始まると言う言説がされていることはとても面白いと思いました。

DSC01823

豪徳寺でいただいた説明書きを要約するとこういうことです。

昔、貧乏寺だった豪徳寺の和尚さんが一匹の猫をかわいがっていた。あるとき、和尚さんはその猫に向かって「かわいがってやっているんだから少しは寺のために恩返しをしなさい」と言いきかせた。何年か経ったある日、その猫は門前で手を上げ武士の一団を寺に招きいれた。和尚が茶を差し上げていると、一転にわかに掻き曇り雷鳴轟き夕立が降った。武士団は、「これは仏のご加護に違いない。私は江州彦根藩の城主、井伊掃部頭直孝である。これからもちょくちょく世話になることにしよう。」と言った。そして豪徳寺は井伊家の菩提寺になり、世間では猫寺と言われるようになった。

ほかにも招き猫の発祥の地といわれるところはいくつもあるようですが、豪徳寺の話はこれでひとつのちゃんとした説話になっているんじゃないかと思います。

さっそく、小さな招き猫をいただいてきました。そのとたん、ちょっといいことが続いたりして、気のせいかもしれませんが、この招き猫には大変な力があるような気がします。

そういえば、境内でお会いした親子連れ、お母さんは「招き猫を買った年にこの子を授かりまして、それで、今日は5歳の誕生日なのでお礼参りに来ました。」ということでした。う〜ん、すばらしい。豪徳寺の招き猫ちゃん。

卵かけご飯

卵かけご飯。実は大好きなんです。

料理ともいえないような食事なんですが、この味がたまらなく好きで、梅干とか野沢菜とかがあれば卵かけご飯だけで一食済ませることができるくらいです。

卵

時々、山梨の卵やさん(コッコランド)から新鮮でおいしい卵を届けてもらうんですが、一週間以内なら生食OKだというので、卵を買った一週間は、2〜3回、卵かけご飯の朝食になってしまいます。
(写真はコッコランドのホームページからお借りしました。)

いや、この卵がまたおいしいんです。(それにさほど高くないんですよ!)

で、何気なくブラウズしてたら、岡山には卵かけご飯のお店があるという記事があって驚きました。いや、だって、卵かけご飯って料理とはいえない部分がずいぶんあるからです…。

卵かけご飯をプロが作るとしたら、まずはお米、ご飯の炊き方かな。やわらかすぎず硬すぎず、卵が周りを包んだときに一番おいしくなるように炊く。これは結構難しいかもしれません。人によって好みもまちまちなので、ご飯の炊き方でメニューが違っているのかも、などとも想像しています。

しかし、それより何より大切なのは、卵の安全性ですね。

アメリカに暮らしていたときにも、我慢しきれずに現地の卵に醤油を多めに入れて卵かけご飯をやったことがありますが、話に聞くとあちらではサルモネラ菌に汚染された卵がかなりあるとか。だから加熱処理は必須なんだとか。

その点で、日本の鶏卵はコッコランドさんはじめ、生産者の方々のご苦労でまだ安全なようです。

でも、鳥インフルエンザやら何やら、心配なことはたくさんあるわけで、生産者の方々はもちろんですが、われわれ消費者も、自分たちの食べるものの安全を他人任せで考えるのではなくて、積極的に取り組むことが必要だなあと思うんです。

何ができるか…。たとえば、安全に気を使っている生産者から卵を買うようにすると言うようなことならすぐにでも始められる気がします。ちょっとだけ頑張ろうっと。

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