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「独島問題、必要なら司法的解決の追求も」

白珍鉉教授、国際海洋裁判官に

 白珍鉉(ペク・ジンヒョン)ソウル大国際大学院教授(51)=写真=が、国際海洋法裁判所(ITLOS)の裁判官に選出された。

 白教授は今月6日(現地時間)にニューヨークの国連本部で開かれた国連海洋法条約(UNCLOS)特別当事国総会で、155カ国が参加した第1次投票で113票を獲得し、競争相手だったインドネシアのヌグロホ・ウィスヌムルティ元国連大使(68)を破った。この日の選挙は、昨年11月に亡くなった故・朴椿浩(パク・チュンホ)国際海洋法裁判所裁判官の後任を選ぶためのもので、任期は2014年9月まで。

 白教授は同日、当選直後の記者会見で、「韓国が周辺諸国と海洋問題で衝突することが多い状況で、海洋問題解決の最高機関の裁判官を保有するということは大きな意味がある」と語った。白教授は、韓国が日本との間の独島(日本名:竹島)問題や、中国・日本との間の排他的経済水域(EEZ)確定問題などの国際紛争を解決するに当たり、「関連諸国との交渉を通じ解決するが、必要な場合には司法的解決を追求することも避けるべきではない」と指摘した。国連事務総長に準ずる待遇を受けるITLOS裁判官の任期は9年で、再任も可能だ。

ニューヨーク=朴宗世(パク・ジョンセ)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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