2009年3月11日 20時2分更新
技術研修のため岡山県を訪れていた中国上海市の職員が、およそ5か月間の研修を終えて11日修了式に臨み、「帰国後は日中の友好発展に尽くしたい」と抱負を語りました。
岡山県は、平成10年に岡山空港と中国の上海を結ぶ航空便が就航したのを機に、定期的に上海市の職員を技術研修生として受け入れています。
11日は、去年10月から国際交流のあり方などを学んできた研修生の方培さんがおよそ5か月間の研修を終え、県庁での修了式に臨みました。
式ではまず方さんが、「研修を通して国際交流の意味をさらに深く理解することができました。帰国後は日中の友好発展に尽くたいです」とあいさつしました。
これに対し、岡山県の大森企画振興部長が修了証書などを手渡したうえで、「日本と岡山の文化に触れてもらえたと思います。帰国後は岡山と上海の友好のかけ橋になってください」と激励しました。
方さんは帰国後、上海市で国際交流の業務を担当するということで、「研修を通して国際交流は人と人との触れ合いが大事だということを学んだので、この経験を今後の仕事に生かしたい」と話していました。