昨日は診察だった。
12：30には着いてしまったので、その辺をブラブラしながら待っていた。
診察室前で待ちきれなくなって、電光掲示板で遊んでいたら、外来看護師さんがヒヤヒヤしながら「ゆこたん。そこは触るのはやめましょう。壊れるといけないからね。お母さんはどこに行ったの？もうすぐ先生が来るから、イスに座って待ちましょう。ほら。先生来たわよ」と言うと、はぁ、良かった、とでも言いた気に、私を診察室に押し込んだ。
昨日は、木崎先生は、もので遊んでいたことに対して、一言も注意しなかった。
前回、マグネットで遊んでいたことを注意されたのがきっかけでパニックになってしまったので、今回はその辺は注意しているみたい。
イスに座ると、前回のパニックのことには触れようとしないので、私も何もしゃべらないでいた。
回転イスをクルクル動かしながら、自分から話をするのを待っているようなので「8/31に彼のお母さんに挨拶をしてきました」と話し出し、木崎先生は、聞き取り調査かのように、彼の家はどこ？とか、どんな話をしたの？とか聞いてくるから、いじわるしてチグハグな話をしたりした。
でも本屋さんに行った話をして「問題集買った」と言ったら、すかさず「ゆこたんの？」と言うので、「私のはちょっとだけ。彼が、精神保健福祉士と社会保険福祉士の国家試験を受けるから、その問題集をいっぱい買った」と言うと「彼はそういうの受けるんだ。難しいよね」と言う。
入院中からこの話はかなりしてきたはずだぞ！？
もはや、彼のことを、あーだこーだ言わない。
どうしてもらいなさい、とか、どうしなさい、とかも言わない。
普通に「聞き役」に徹している。
彼の家に行った帰りの車の中で、裸になってしまったことを話したら
「どうして裸になっちゃったの？」と聞くので
「だってチクチクして嫌なんだもん」と言うと
「彼が？」と言うので、？？？？に思いながらも
「洋服がチクチクするから、どんどん脱いでっちゃったの。そしたら、彼が”捕まっちゃうから、ダメ”って。”捕まったら、旅行に行けなくなるよ”って言われたけど、着たくなかった。でも彼は困ってたみたい」
「それは、困ったでしょうね。裸になっていい場所は、お家の中だけですよ。他で脱いでしまったら、本当に警察に捕まっちゃいますよ。脱いだらダメですよ」と言われた。
でもその後「でもきっと、彼の家にご挨拶に行って、すごく疲れたんでしょうね。緊張したんでしょう。そのせいだと思いますよ」とも言っていた。
「お勉強はどうなったの？」
「今、佐藤先生と相談している最中なんですよ」
「あー。その話をしてたのかー。佐藤先生が、今話し合ってるところです、って言ってたから」
「そうなんです。ゆこたんの場合は、イスの上に上ってはいけません、とかいう生活面のことがまず一つあるよね。これは、その場その場で教わっていくしかないと思うの。あともう一つ、それこそ、山梨県がどこにある、とかいう学習面に対しては、問題集を与えればいいかとも思ったんだけど、ゆこたんはすぐに気が散ってしまうよね。その気が散ってしまうところを、どうフォローしながら、勉強していくかってところに重点を置いて、検討しています」
「いつになったら、結果が出るの？ショートステイも行きたい」
「やりたい気持ちも大事だけど、僕は一つ一つ、試して行きたいと思っています。だからまずは、僕の考えの中では、アスペの会の参加を考えています。今週中に柏木さんに電話をしようと思っていますので、アスペの会の参加について話し合っておきます」
「3時間出たいよー」
「まずは1時間かな」
「え？それじゃあ、おやつが食べられないからやだ」
「じゃあ、終わりの1時間にしとく？」
「そっちのがいいかな」
「その辺も話し合っておきますね。僕の宿題です」
「ショートステイは？」
「ショートステイは、花岡学園のでしょ？ハードル高いですよ。あそこに行くには、自分の行動が、自分で取れなくちゃいけないと思うけど、ゆこたんはまだ出来ないもの。もうちょっと先かな。まずはアスペの会」
「もっと刺激が欲しい」
「（笑）」
一通り満足いくまで話すと、木崎先生が、「ゆこたん、今日はここまでね。来週待ってるからね。はい。さようなら」とプッツリ切ってしまった。
これは帰るしかない、と思い「ありがとうございました」と言って、すぐに出て行ったけど、この方法が良かったみたい。
尾を引かなくて。
それに今回の診察は、佐藤先生から話があったみたいで、パソコンの音も控えめだったし。
気を使っていたんだと思う。
電光掲示板で遊んでいたことも注意しなかったから、不愉快にならなかったし。
それに、あのエロ男のことも、ちくっちゃって、先生は味方してくれた。
「無視していいからね」とか「ゆこたんは悪くないからね」とか「看護師さんのそばにいなさい」とか。
入院中も、裸になった私が悪いのに、木崎先生は私の味方をしてくれた。
「今日の様子を見てから、柏木さんに電話するか決めます」
と始めに言っていたけど、最後にお互いの宿題の確認をしたとき、木崎先生は「柏木さんに電話することと、次回の面接の時間を確認すること」と言っていたので、クリアーしたのかな。
問題起こさなかったもん。
「私の宿題は？」と聞くと
「静かに穏やかに過ごすこと」と言われた。
今日は夜に出発して、3泊4日の伊豆旅行へ行く。
昨日の夜は興奮して、なかなか寝付けなかったけど、無事に行って来れますように。
2日目の恋人岬へ行く頃に、台風直撃してるんだけど、恋人岬で二人して波に飲み込まれませんように。
両親は「それは本望だろ」とか笑ってるけど。
「遺体は見つけて欲しいか？」とまで言う。
楽しい旅行にするんだもんねぇ！！
12：30には着いてしまったので、その辺をブラブラしながら待っていた。
診察室前で待ちきれなくなって、電光掲示板で遊んでいたら、外来看護師さんがヒヤヒヤしながら「ゆこたん。そこは触るのはやめましょう。壊れるといけないからね。お母さんはどこに行ったの？もうすぐ先生が来るから、イスに座って待ちましょう。ほら。先生来たわよ」と言うと、はぁ、良かった、とでも言いた気に、私を診察室に押し込んだ。
昨日は、木崎先生は、もので遊んでいたことに対して、一言も注意しなかった。
前回、マグネットで遊んでいたことを注意されたのがきっかけでパニックになってしまったので、今回はその辺は注意しているみたい。
イスに座ると、前回のパニックのことには触れようとしないので、私も何もしゃべらないでいた。
回転イスをクルクル動かしながら、自分から話をするのを待っているようなので「8/31に彼のお母さんに挨拶をしてきました」と話し出し、木崎先生は、聞き取り調査かのように、彼の家はどこ？とか、どんな話をしたの？とか聞いてくるから、いじわるしてチグハグな話をしたりした。
でも本屋さんに行った話をして「問題集買った」と言ったら、すかさず「ゆこたんの？」と言うので、「私のはちょっとだけ。彼が、精神保健福祉士と社会保険福祉士の国家試験を受けるから、その問題集をいっぱい買った」と言うと「彼はそういうの受けるんだ。難しいよね」と言う。
入院中からこの話はかなりしてきたはずだぞ！？
もはや、彼のことを、あーだこーだ言わない。
どうしてもらいなさい、とか、どうしなさい、とかも言わない。
普通に「聞き役」に徹している。
彼の家に行った帰りの車の中で、裸になってしまったことを話したら
「どうして裸になっちゃったの？」と聞くので
「だってチクチクして嫌なんだもん」と言うと
「彼が？」と言うので、？？？？に思いながらも
「洋服がチクチクするから、どんどん脱いでっちゃったの。そしたら、彼が”捕まっちゃうから、ダメ”って。”捕まったら、旅行に行けなくなるよ”って言われたけど、着たくなかった。でも彼は困ってたみたい」
「それは、困ったでしょうね。裸になっていい場所は、お家の中だけですよ。他で脱いでしまったら、本当に警察に捕まっちゃいますよ。脱いだらダメですよ」と言われた。
でもその後「でもきっと、彼の家にご挨拶に行って、すごく疲れたんでしょうね。緊張したんでしょう。そのせいだと思いますよ」とも言っていた。
「お勉強はどうなったの？」
「今、佐藤先生と相談している最中なんですよ」
「あー。その話をしてたのかー。佐藤先生が、今話し合ってるところです、って言ってたから」
「そうなんです。ゆこたんの場合は、イスの上に上ってはいけません、とかいう生活面のことがまず一つあるよね。これは、その場その場で教わっていくしかないと思うの。あともう一つ、それこそ、山梨県がどこにある、とかいう学習面に対しては、問題集を与えればいいかとも思ったんだけど、ゆこたんはすぐに気が散ってしまうよね。その気が散ってしまうところを、どうフォローしながら、勉強していくかってところに重点を置いて、検討しています」
「いつになったら、結果が出るの？ショートステイも行きたい」
「やりたい気持ちも大事だけど、僕は一つ一つ、試して行きたいと思っています。だからまずは、僕の考えの中では、アスペの会の参加を考えています。今週中に柏木さんに電話をしようと思っていますので、アスペの会の参加について話し合っておきます」
「3時間出たいよー」
「まずは1時間かな」
「え？それじゃあ、おやつが食べられないからやだ」
「じゃあ、終わりの1時間にしとく？」
「そっちのがいいかな」
「その辺も話し合っておきますね。僕の宿題です」
「ショートステイは？」
「ショートステイは、花岡学園のでしょ？ハードル高いですよ。あそこに行くには、自分の行動が、自分で取れなくちゃいけないと思うけど、ゆこたんはまだ出来ないもの。もうちょっと先かな。まずはアスペの会」
「もっと刺激が欲しい」
「（笑）」
一通り満足いくまで話すと、木崎先生が、「ゆこたん、今日はここまでね。来週待ってるからね。はい。さようなら」とプッツリ切ってしまった。
これは帰るしかない、と思い「ありがとうございました」と言って、すぐに出て行ったけど、この方法が良かったみたい。
尾を引かなくて。
それに今回の診察は、佐藤先生から話があったみたいで、パソコンの音も控えめだったし。
気を使っていたんだと思う。
電光掲示板で遊んでいたことも注意しなかったから、不愉快にならなかったし。
それに、あのエロ男のことも、ちくっちゃって、先生は味方してくれた。
「無視していいからね」とか「ゆこたんは悪くないからね」とか「看護師さんのそばにいなさい」とか。
入院中も、裸になった私が悪いのに、木崎先生は私の味方をしてくれた。
「今日の様子を見てから、柏木さんに電話するか決めます」
と始めに言っていたけど、最後にお互いの宿題の確認をしたとき、木崎先生は「柏木さんに電話することと、次回の面接の時間を確認すること」と言っていたので、クリアーしたのかな。
問題起こさなかったもん。
「私の宿題は？」と聞くと
「静かに穏やかに過ごすこと」と言われた。
今日は夜に出発して、3泊4日の伊豆旅行へ行く。
昨日の夜は興奮して、なかなか寝付けなかったけど、無事に行って来れますように。
2日目の恋人岬へ行く頃に、台風直撃してるんだけど、恋人岬で二人して波に飲み込まれませんように。
両親は「それは本望だろ」とか笑ってるけど。
「遺体は見つけて欲しいか？」とまで言う。
楽しい旅行にするんだもんねぇ！！