私は高機能自閉症

朝から寒いので、ゴロゴロ過ごしている。
ＤＶＤを2本見て、本を読んでいたら、あっという間に時間は過ぎてしまった。
今、彼とＤＶＤの貸し合いっ子をしている。
そういうの幸せだな〜〜。

自閉症の本を読んでいたら、私もやっていた「クレーン現象」！！
先週の診察のときに、話せない状態だった私は、Ｋ先生が「お薬飲みましょう」と言っているのもさえぎって、手を洗いたい一心で、水道をじーっと見つめ、Ｋ先生の手を持って、水道まで連れて行った。
そうしたらやっとＫ先生が「水道？あ。手を洗いたいんですか？」と気付いてくれたのだ。
それが「クレーン現象」だということは知らなかった。
Ｋ先生はきっと気付いただろう。
自閉症特有のクレーン現象。
やっていた、私も・・・。

発達障害者センターのＫさんに電話をした。
ショートステイの場所を教えてもらおうと思って。
でもＫさんの解答は「今回の入院がすごく良かったと思う。というのは、今までになく措置入院ではなかったこと。自分の意思で入院予約をして入院できたこと。それはステップアップだと思う。ショートステイというのは、知らない人たちの中で生活して泊まらなくてはならない。パニックを起こしても対応が出来ない。何か出来ないことも介助は出来ない。そういう環境よりも、入院をうまく使った方がいい。ゆこたんは、生活の場がまずは家で、その次は病院だから、病状が悪くなっての入院という考え方ではなくて、避難的入院と考えればいい。救急病棟がダメなら、急性期病棟にも、知ってる人が全くいないというわけではないでしょう」と言われた。
でも「入院」には偏見を持ってしまう。
病状が悪化したからって考えてしまう。
ショートステイで済むものなら済ませたい。
でも今はショートステイの段階まで来ていないそうだ。
それはＫ先生も言っていて「保護室を使う人ですよ、ゆこたんは」と言っていた。
そのうちショートステイも利用出来るようになるけど、今はやめておいたほうがいいという意見だった。
ママは「ショートステイを利用したい時に拒まれる」と泣いていたから、じゃあ探しておきたいな・・・と思い、相談したのだけど、難しい現状に更に悩んでしまった。

ヘッドホンについても、自閉症の聴覚過敏には「イヤーマフ」というものがいいらしい。
「電気屋さんには売ってなかったよ」と言うと、完全ネット販売らしい。
ネットで調べたら、そう高価なものではなく、すぐに買えそう。
全ての音をシャットアウトするらしく、歩行中とかは絶対に外さなくてはいけないとか。
工事現場とかで使うものらしい。
アスペの会で、私の持っているヘッドホン（ノイズキャウンセリングつき）を紹介したいから持ってきて、と言われた。
工事現場で使うと聞いていたから、ごっついものを想像していたけど、薄手のものや、かわいらしいもの、子供用などもあって、自閉症対策にもなっていて、これから浸透してくるのだろうか。
私みたいな聴覚過敏者には、耳寄りな情報だ。