私は高機能自閉症

高機能自閉症とは、対人関係の障害・コミュニケーションの障害・こだわりなどの自閉症の特徴の内、知的障害がないものです。

ワークショップ

2009-02-01 20:16:31 | 発達障害支援
Kさんに現地に12:30頃に着くようにと言われていたので、その頃に着いた。
でもワークショップまでの時間があったので、私は何をしていていいのか分からず、隅の方を探していたらいい場所が!!
舞台裏のような所があり、床に寝転んだ。
まどろんできた頃、Kさんが来て「いた!!」と。
さすが、私のような人物を探すのに慣れている。
普通そんな所見ないでしょって感じだもん。
トイレに付き添ってもらい、ワークショップ開始。

T先生の講演が始まった。
肝心な話をしているのだけど、筆記用具を用意して来て下さいと言われてなかったので、何もメモするものがない。
意思伝達用の軽いメモ帳ならあるけど、勉強みたいになっているから、それではダメみたい。
K先生にも話して伝えたいようなこと言ってるのに、メモれない。
だからその内、T先生が何を言ってるのか分からなくなってきた。
自分が暴れだすのを抑えるのに必死。
自制です。
自分の気を反らすために、用意された資料を並べて遊んでいた。
遊びに夢中になっている最中に、自己紹介の場面になっていたらしい。
没頭している私は飛ばされていて、Kさんが横に来て初めて状況がつかめた。
だけど、自己紹介は大の苦手。
Kさんに代わりに言ってもらった。
それでもT先生は「誰でも得意不得意がありますから」と言ってくれた。
3つのグループに分かれた。
私のグループは、当事者と支援者が同じ数くらいいたけど、司会者はアスペの会東京のスタッフ以外で、ということだったので、知らないおばさんがやってた。
でもまとめるのが苦手らしく、1人がずーっとしゃべっていると、1周しないうちに時間切れになる。
私は少人数になれば、話したいことが沢山あったのに、回ってこない。
アスペの会のスタッフが間に入って、まとめてたりした。
私の左にいる人は、フラッシュバック的な要素が強く、一つの話題に対して敏感に反応して、ずーっとぶつぶつ言っていた。
右の人は、「成人期の」というタイトルにも関わらず、10代で来てしまい「なんで大人の人ばかりなの?」と言って、学校のことを延々としゃべっていた。
「今、困っていること」に対して私は「知的でも境界線にいて、理解されず、精神でも困った行動を取ると受け取られ、じゃあ、私のような発達障害の人はどこへ行けばいいんですか?」と話した。
私のグループにいた支援者の人で、名目は知的障害者施設となっているけど、普通学級を出てる人が半数で、中には大学まで出てる人もいるという。
でも知的障害者は素直な人が多く、やりやすい反面、発達障害者の行動は理解できず、今まで利用を断ってきていた。
でもこのままではいけないと、勉強しに来たと言っていた。
やだ、私のことジャン。
そうなのよ、そこなのよ。
ワークショップの途中、親の会のほうが先に終わったらしく、ざわざわおばさんたちの声が聞こえた。
私は中高年の女性の声に弱い。
ザワザワが大きくなり、思わず「うるさい!!」と叫んでしまってから、頭の中がグルグルしてきた。
ここがどこで、暴れてはいけないんだとか、そういう判断力もなくなりつつあるとき、T先生が「誰か、耳栓持ってる人いない?」と聞いてくれている。
「人によって、感覚過敏があるからね」と説明している。
そこへ誰からか、イヤーマフが差し出された。
Kさんに勧められて、耳にはめてみると、あら不思議。
騒音が聞こえなくなった。
机に伏せていると、Kさんが「T先生のお話はちゃんと聞きましょう」と耳元で言った。
だから騒音は聞こえないけど、大事な音はちゃんと聞こえる。
イヤーマフのとりこになってしまった。
イヤーマフは大きいから、外見でちょっと変。
だけどこの際、こんなに快適な思いになれるのなら、買っちゃおうかなとか思った。
パニックにならなかった。
しばらくイヤーマフをしていて、次の課題になったとき、外してみたら、対応出来るようになっていた。
だから返した。

O里のことは、実はこの数日、もめていた。
O里の方で、受け入れを検討したいと言っていたから。
2泊にしないかとか、色んな条件を出していたけど、ママが手紙を出して、とにかく私のことを分かってもらい、一度5泊をOKと聞いてしまったら、変更がきかないんだということを分かってもらった。
O里の方でも話し合いをしてくれ、土日はお出掛けはしませんということが理解できれば5泊受け入れ可能です、と言ってくれた。
ちゃんと説明してくれれば分かる。
明日は5泊の準備で大変だ!!
おむつの量が、今までの5倍。
しかも「厚めにしてください」と言われたから、夜用のを大量に買ったし。
吸収量が多いほど、おむつの値段も高くなるの。
コメント (0) | トラックバック (0) | この記事についてブログを書く | この記事をgoo ブックマークに登録する | goo

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。
 ※ 
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。